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怪力２
怪力自慢のパート２
あれはまだボクシングジムに通っていた頃のこと。
コロナ直前までは頑張っていた。
コロナ禍になり、会社から名指しでジム禁止され、
泣く泣く休止したら筋肉が落ちてしまって再開しづらくなり、
今に至る。
なので現在ではなく昔。週に２、３回ほど練習していた頃のこと。
まじめに練習している生徒さんたちはドリンクにアミノ酸とか飲んでたが、
私は不真面目なので、家から持参のコーヒー飲んでた。
金属製の、よくある水筒。
カバンの中でこぼれたら染みになるから嫌だなと思い、
きつめに蓋をしめたら、水筒が割れた。
ボキッ、と嫌な音たてて。
まわりにひしめく若いマッチョマンたちが、
砕けた金属を見て、ドン引きしていた。
２年も使ってた古い水筒なので経年劣化と思うが、
思いたいんだが、誰にも同意してもらえなかった。
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