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蓮の逆襲
家の中で家事をする。
高いところで寝そべっている蓮が、
私をじっと目で追っている。
気のないそぶりで、視線だけで。
キッチンやリビングのすみ。
よく猫じゃらしをふるエリアに足を踏みいれたとたん、
すっとんでくる。
期待に満ち満ちたキラキラした目で。
しかし私は家事の途中。
洗濯ものなどを両手にかかえ、
ちょっと待っててね、と声かけて去る。
蓮はベッドに戻る。
私の姿を目で追う。
猫じゃらしエリアに足を踏み入れたとたんにまた飛んできて。
そして、がっかりして猫ベッドへ戻る。
待ちつづける蓮。
家の中をあちこち歩く私。
しだいに焦れていく蓮。
冷や汗かきはじめる私。
そして蓮の実力行使が始まる。
いつものエリアじゃなくてもかまうもんか、と。
後ろから忍び寄ってきて。
歩く私の脛を、おもいっきり容赦なくガッブリと噛む。
ごめんなさい私が悪かったです。
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