145/477
航空機事故
地震に絡んで起きた、ＪＡＬ機と海保の衝突事故。
航空機に乗せた犬と猫は逝去されたとのこと。
動物は手荷物扱いで貨物室に入れられ、
衝突事故がなくても気圧変化で亡くなられることがある。
そうなっても訴えないよう同意書を提出せねば搭乗できない。
保護屋時代に猫の搬送で青森や小倉に日帰りしたことがあるが、
これがあるから私は絶対に飛行機は使わなかった。
新幹線なら無事というわけではないが、
たとえば脱輪事故などの際は、身を盾にして猫を守れる。
人体程度のヤワな盾で守りきれるかどうかは別問題だが、
自分だけが生き残るという最悪の事態は避けられる。
かわりにおまえが死ねば良かったのに、この無能。
と自分を呪って老衰まで生きるくらいなら、
猫より先に死んでおきたい。
だからいつも、事前に保護屋仲間に便と座席は伝えておいて、
事故ったら猫だけ救出にきてくれるよう重々頼んでから出発した。
もしかしたら猫ゲージにしがみついてる私が
虫の息でまだ生きてるかもしれないが。
人間には人間用の救助隊があるから、ほっといていいのだ。
猫を手荷物扱いして貨物室へ閉じ込め、
死んでも文句をいうなと念書をとるような世の中だもの。
私は猫を守ることだけ考えてるんで丁度いいのだと、
昔も今も思っている。
今、犬猫の機内持ち込みと非常時の同伴を許可してくれるよう、
各マスコミや団体が、航空会社に申し入れをしているそうな。
神戸の震災がきっかけで避難所への犬猫同伴がＯＫになったように。
この事故をきっかけに航空会社が変わってくれたら良いな、と、
すこしだけ期待しつつ。
もし少しでも面白いと思っていただけたら、ブックマーク、評価をお願いします。
皆様からの反応が、明日の元気になってます。
