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猫ベッド

猫ベッドを二個買った。

気に入ったのが二個あって、どっちにしようか迷ったので、

いいや、どっちも買っちゃえ、と。

ひとつは通年用。ベージュの柔らかいアーガイル柄。

可愛い蓮に似合ってて、気に入って使ってくれている。

もうひとつはグレーのシャギー。冬用のモコモコ毛足。

手触りが最高で、まるで蓮の腹のような撫で心地である。

しかし気に入らないのか、まったく使ってもらえない。


数日前、自分の足が臭いと感じた。

納豆のような甘い匂い。

こんなこと初めてなんで、加齢のせいかとガッカリしつつ、

重曹などの召集方法を試した。

しかし匂いは消えなかった。


しつこい加齢だなぁと凹んでいた。

そしてついさっき気がついた。

私の足ではない。足の方向に放置してあった、

グレーのシャギーの猫ベッドが犯人だった。

冬用のモコモコ毛足に尿をまぶされ、

猫尿にしては妙に甘い匂いになって発酵していた。


現在グレーの猫ベッドは、洗って干してある。

乾いたら、使ってくれるのか。それともまたトイレにされるのか。

実験のように楽しみにしている。

もし少しでも面白いと思っていただけたら、ブックマーク、評価をお願いします。

皆様からの反応が、明日の元気になってます。

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