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プロローグ

初めてですが気長にお楽しみください!!

 

「…様 …ください!!

  … お嬢様!!起きてください!!」


「…っ! メリー おはよう」


 はぁ、今日はなんでこんなにバタバタしているの?


 そんなことを思いながら辺りを見渡す。

 私を大きな声で起こしているのは専属メイドのメリー。


 1週間経っても見慣れないこの部屋はラクトリアン王国にある

 レクイレブ公爵家の長女、サーシャ・レクイレブ・ルクトの部屋だ。


「お嬢様!!今日はお客様がいらっしゃるのですから早く起きてください!準備致しますよ!」


 私が?と首を傾げるとメリーが当たり前かのように

「今日は王太子様でルーク様がいらっしゃるのですから!!」


(えぇぇえええ!今ルークって言った!?嘘でしょ、

 もう物語は始まろうとしているのね。何としても回避しなくちゃ!!)


 私が何に脅えているかって?そう、それはこの世界が

『キミコイ』のゲームの中の世界なのだから!!




 私の名前はサーシャ・レクイレブ・ルクト。

 いや、若夏(わかなつ) 日和(ひより)日本に住んでいた17歳、

 高校2年生だ。


 ある日、自分のやりたいことについて進路希望書を見ながら歩いていたらトラックが近づいてきて、、、。



 私の記憶はここまで。そして目が覚めたらキミコイの世界の中って事。


 ...ってどういうことよ!?


 私って死んだわけ!?これって今流行りの異世界転生みたいな!?

 と心の中で叫んだところで現状は何も変わらない。


 分かっていることはここがキミコイの世界で私はその主人公、サーシャになってしまったという事。そしてこの世界は地球とは違って魔法とか非科学的な事で溢れてるって事!!


 キミコイとは前世?の私の親友、マキがダダハマりしていたゲームだ。マキのおかげで無駄に詳しくなってしまったゲーム。


 これが普通の恋愛ゲームならまだしも、、、


 問題なのはこのゲームが”異世界メンヘラ系ゲーム”ってことよ!


 私の今世の目標はメンヘラになんか好かれず、モブのように慎ましく静かにやりたいことをやって生きていくことよ!!

 って決心したのがこの体に憑依した1週間前。


 そのためにどうしたらいいか考えようと思っていたのに!!


 とメリーや他のメイド達が私を楽しそうに着飾っている間、

 そんなことをもんもんと考えていると、


「お嬢様、ルーク様が応接室でお待ちです。」


 え、もう執事が迎えに来てしまった!?

 まだ何も考えていないのに、、、(泣)


 早速1人目の攻略者に会うの!?


 もう、どうしたらいいのよ!!(泣)

誤字、脱字等があったらすみません!!

精一杯楽しいお話を書こうと思います!

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