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北海道一周

作者: まったり

金が貯まったので前からしたかった北海道1周をすることにした。

時期はそこまで寒くも暑くもなさそうで値段も安い6月ごろに1~2週間を予定していたが詳しい日程は全く決めていなかった。どう回るか、交通手段は何がいいか、何処に重点を置くかなど細かいところを全く決めていなかった。過去も何回か行っていて、行きたいところも十勝・知床くらいしかなかった。そこだけ行くのもわざわざ北海道まで来たのに、って感があったので、お金が倍近くかかっても1周することにし、行くまでにかなりの時間がかかる稚内(利尻、礼文も)・知床に重点を置くことにした。交通手段はいつも通り高速バスにしようと思ったが調べてみたらJRの北海道フリーパスのほうがかなりお得だったのでそちらにしホテルもなるべく安くゲストハウスなどもとり、できるだけ観光のためのお金を増やした。

そんなこんなで出発当日、着替え3日分とその他もろもろをいれたキャリーバッグと共に家を出た。新幹線を始発にしてよかった。少しでも遅ければ通勤客で邪魔になったと思う。移動時間は銀英伝を見て時間をつぶした。長万部・俱知安経由で約10時間かけ、1日目の宿泊先の小樽についた。ホテルはとてもきれいで、冷蔵庫が樽の形をしていて印象的だった。夕飯は牡蠣飯弁当を食べた。夜の小樽運河を少し散策して、初日は終わった。明日から移動手段はフリーパスなので、交通費を気にせず何処へでも行けるのはうれしい。

2日目、小樽を観光した。運河・鉄道記念館・中央市場・北一硝子など色々見た。快晴だったので気持ちがよかった。お土産に小さいグラスを買い、札幌に向かった。ゲストハウスチェックインの時間には早い時間だったので予定にはなかったが数時間で往復できる苫小牧に行った。行っただけで駅の写真を撮っただけ。午後に入って急に天気が怪しくなった。

ゲストハウスに泊まるのは初めてだった。いろいろ不安だったが自分が思ってたよりは居心地が良かった。夕飯は前の長期旅行で世話になったカロリーメイト・おにぎり・ウィダーインのセットを食べた。安くてそれなりにお腹もたまるので自分の中で旅行中の食に困ったらこれだった。

周りの宿泊客に迷惑かけたくないし明日は稚内に行くので寝坊したくないので、早めに寝た。

3日目、6時半頃にゲストハウスを出て札幌駅に向かった。朝食は駅でサンドイッチとおにぎりを買った。平日にもかかわらず稚内に向かう人はそれなりにいた。この時も移動時も銀英伝を見た。車窓からは晴れていて景色が良かったが着いたら曇っていた。1時間後にバスツアーを予約していたのでホテルに荷物を預けに行った。南稚内駅に近かったのでそこもでキャリーバッグを転がしながら歩くのはそこそこ疲れた。バスツアーは曇っていたので景色は残念だったが鹿が見れた。今日も夕飯はいつものセットだった。明日はついに利尻・礼文島に行く。フェリーとバスツアーの移動時間がキツキツだがその分いい思い出になるだろう。天気も今は怪しいが朝になれば晴れる気がする。観光を思う存分してそのあとは美味い凧しゃぶを食おう。これこそ旅の楽しみだ!と気持ちをウキウキさせながら寝た。

そんな1日で上手いこと天気が回復するなんてことはなく、フェリーが運航中止となったため、ツアーもなし、予定がすべて崩れた。天気予報を見たら稚内にいるときだけピンポイントに雨だった。何もすることもなく(というか悪天候で外に行けず)部屋で動画を見て過ごしていた。昼になり、腹も減ったので回転寿司に行くことにした。雨はそこまでだったが風がとても強かった。最北地の田舎だからかなりの距離があり、何度も風に飛ばされかけた。苦労した分寿司は美味しく感じた。コンビニで明日の軽食などを買いホテルに1度戻った。夕飯は稚内でタコザンギという名物みたいなやつを食べた。明日は稚内~旭川、旭川~札幌、札幌~釧路の大移動なので、この日も乗り遅れぬように早めに寝た。

南稚内駅には始発駅でもなく、発車30分前にもかかわらず、学校の生徒、ツアー客などで人であふれかえっていた。なんとか座れたが今度来るときは稚内駅近くのホテルを取り、確実に座りたいと思った。電車が少し遅れたため、旭川で乗り換える時間が3分もなかった。

札幌でラーメンを食った。美味かった。電車の時間まで少しあったので、時計台に行った。

釧路までの移動中も銀英伝を見た。夕飯は釧路駅で鮭弁当を買った。ホテルは前泊まったルートインだった。

翌日は移動ばかりだった。釧路から最東端の根室へ行き、また釧路へ戻り次は知床斜里へ向かった。銀英伝はもうすぐ終わりそう。ホテルは知床斜里駅前のルートインを取った。かなり部屋が大きく快適だった。移動ばかりで昼飯も食わないうちに夕方になってしまったのでコンビニでカロリーメイトと親子丼を買って食べた。服のストックがなくなったため、コインランドリーを使い、待っている間に人生初のマッサージチェアを使ってみた。気持ちよかった。

知床観光に便利なホテルより、知床脱出に便利なルートインを取ったので、朝早くにバス移動をしなければいけなかった。稚内のように悪天候ではなく真逆の快晴で観光日和でよかった。銀英伝はあと2話なので今日で終わりそうだ。この日は観光フェリーに乗った。良い写真がたくさん撮れた。時間が思ったより余ったので少し散策をしたら道路脇で草を食べている野生のシカに出会った。帰りのバスで銀英伝は見終わった。次はヒロイック・エイジという作品を見ることにした。

観光最終日。この日も快晴だった。観光バスツアーは客が自分1人だったので時間をあまり気にせずゆっくり観光できた(写真を撮り、少し観たら戻る感じだったので、時間は予定よりかなり短縮した)知床五湖で鹿肉バーガーを食べた。帰りにバスガイドの人からはまなすキャンディをもらった。お土産に昆布とクッキーを買った。これで観光は終わった。あとは電車とバスの大移動。今日は小樽経由で帯広までむかった。小樽で乗り換え時間がなく駅弁を買い忘れた。帯広についたころには真っ暗で店もあまりやっていなかったため露店で豚とん弁当なるものをかった。ホテルは1泊2万もする高いホテルを最後だから選んだのだが実情は修学旅行生が泊まるようなホテルだった。大浴場もそいつらが占拠していてのんびり入れなかったし、最悪だった。これからは予約サイトだけではちゃんとそのホテルのサイトも観ようと強く決めた。(この旅でルートインの株は爆上がりになった)

最終日。どうしても長く風呂に入りたかったので朝食バイキングの後、朝風呂をした。貸し切り状態だったので気分がよかった。六花亭でお土産にアイスバターサンドを持って帰ろたうとしたがすぐ溶けるらしくその場でしか食べれないらしかった。家族には普通のバターサンドを買いアイスバターサンドはバスの待ち時間で食べることにした。とても美味かった。夏に食べたり、こたつの中で食べたらもっと美味く感じるだろうと思った。まず札幌まで4時間、それから新函館北斗駅までそこから6時間。天気も曇天で見てもあまり意味がないのでずっとヒロイック・エイジを見た。新函館北斗につくまでに全話見れた。平日夜のため、店もほぼ全部閉まり、人もいなかった。夕飯はわっぱ飯を新幹線内で食べた。青森駅からの深夜バスは4列満席でかなり辛かった。隣は若い女の人だった。以前上野から青森へ向かった時も4列だったので、次行くことがあれば3列の深夜マスにぜひ乗りたい。



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