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シャララーン。海の支配者・勇者達を従える者  作者: 伝説の男前
サラリーマン・シャララーン隊再起動編
63/73

日米作戦会議+α、準備

天子:(シャララーンから連絡があった。

  『今夜は板中の家に泊まっていいよ』だってさ)


なかなか、庶民的な宇宙人である。


ジニェネ・ミーシャ:(わかったよ)


受付嬢:「首相、それでは今日はこれでお暇させていただきます。

  飛べないのが二人いるので帰りは歩いていきます」


総理:「どこへ帰るの?」


受付嬢:「賢者の生前の家です。都内です。

  タクシーだと6000円くらいだけど現金は一切ありません」


総理:「そうか、じゃ、送っていこう。

  誰か、公用車で送って差し上げて」


受付嬢:「すいませんねー。

  こんなにお土産貰っちゃって」


総理:「また、遊びに来てね。

  でも宇宙船はダメだよ」


その後、宇宙人4人組は公用車で板中の家まで行った。白バイとパトカーに護衛されながら・・・。

もちろん、報道車両が列をなしてついてきた。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ガチャ・・・、プープープー (携帯電話を切る音)


ガウス:「それで、総理大臣は何て言っていた?」


シャララーン:「アメリカ大統領の提案で今度、賢者と16人の勇者、大統領、総理大臣で

  TV生放送で討論会をすることになった。

  世界各地にバラバラになった勇者を集めなきゃいけないから、三日後だよ。

  ガウスはその三日間で勇者を集めてきて、ジョイは私が見つけてくるよ。

  それと討論会の後は飲み会」


ガウス:「時間がないですねー。

  みんなあんまり勝手な行動はしないでね」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


それからガウスはシャララーン号に乗って、女王様に会いに行った。


ガウス:「女王ナターシャ、いるかー?

  今度、討論会することになった」


女王:「いるよ。討論会ってなに?」


ガウス:「シャララーンが地球に来た目的を世界中に発信するためにやるそうだ」


女王:「わかった。だけど、彼氏連れて行っていい?

  イイ感じで話が合っちゃてさー」


彼氏はもちろんゾンビである。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


女王と彼氏を乗せたシャララーン号は、コンリン、コソリソを探しに来た。

ちょうど、サハラ砂漠上空。森林が密集している地帯になってしまっている。


ガウス:「コンリン、いるかー?」


この一帯は事前情報と全然違うな


ガウス:「コソリソ、いるかー?」


コンリン:「いるよ。さっきから、私の中に居たじゃん」


コンリンは霧状態になって半径300kmの大きさになっていた。

コソリソも同じようなものだ。


ガウス:「今度、勇者と地球の指導者と討論会をすることになった。

  参加するよね」


コンリン・コソリソ:「わかった」


コンリンとコソリソは各1cmの大きさになってシャララーン号に搭乗した。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


1cmのシャララーン号はバチカンに来た。

そのまま、教会に侵入して司祭ルーマニュを探す。

十字架を背負った仏像にお経を唱えながら、讃美歌でノリノリの人は見なかったことにした。

いつものことである。


教会の入り口に何人もの病人・身体障碍者が並んでいる。

ルーマニュが対応しているようだ。

ルーマニュのやっていることは、神のお告げをしゃべるだけなのにね。


ガウス:「これは我々、恐竜、ゾンビが行くと大変なことになる。

  コンリン、行って、ルーマニュを連れてきて」


コンリン:「わかった」


ルーマニュが神のお告げをして、病人の足を生やしているとき、霧が湧いて出てきた。

その霧がそのままルーマニュをつまみ上げると、

ルーマニュの身体が浮き上がり、10m浮いたところで消えた。

ピチョン砲である。そのまま、シャララーン機に回収。


ガウス:「おかえりー、ルーマたん」


ルーマニュ:「え、なになに?」


ガウス:「今度討論会をすることになった。初仕事だよ」


ルーマニュ:「わかった。でも、もう一人連れていきたい」


ガウス:「構わないが・・。だれよ?彼氏?」


ルーマニュ:「ちがうよ。弟子。あそこでお経をあげている人」


ガウス:「どんな人?ゾンビとか?霧とか?」


ルーマニュ:「ローマ法王っていうんだって」


ルーマニュがローマ法王を説得しに行った。すぐに合意して、乗船。

ローマ法王はさっきから「おおー、神よ」としか言わないけど、大丈夫か?


・・・


ジョイと剣士三十郎はシャララーンが集めてきた。


剣士三十郎は日本全国修行していたとか、変な噂がなければいいのだが・・・

(あるよ、奇跡っぽいお造りがね)


ジョイはカツラの事で頭がいっぱいで、牢屋に入れられたのは気が付かなかったそうだ。


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