地球観光自由行動編14
総理:「あ、大統領?オレ、オレ・・」
米国大統領:「あー、そうだが」
総理:「これから、その宇宙船の知り合いを送るから、静観してください。
決して軍を動かさないようにしてください」
米国大統領:「わかった。様子を見よう」
・・・
米国TV放送局:「UFOのお知り合いが来るそうです。
米国民は落ち着いてください。
もうしばらく、大統領の談話が発表される予定です」
・・・
シャララーン:「これからアメリカに行く。
天子、ジニェネ、ミーシャ、受付嬢はここに残って、総理大臣とTV局の相手をしておいて」
天子・からくり人形・受付嬢:「わかった」
ガウス:「出発するよ。みんな乗って」
UFOが突然消えた。1cmになっただけです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
数十分後、ホワイトハウス上空に突然、120mもある恐竜型UFOが出没した。
金星軍宇宙戦艦に向かっていく。
シャララーン:(拡声器で)「牙ー、いるー?」
牙:「お、いたいた。すぐにでてきたな?
すぐに出てこなかったら、暴れるところだったよ」
金星軍宇宙戦艦の上に35mの牙が出てきた。
米軍戦闘機隊長:「なにかでてきましたー」
米軍管制室:「わかった。コピー。しばらく静観しろ」
米軍戦闘機隊長:「らじゃー。コピー」
牙:「後のことは頼んだ。全軍、一旦、金星に戻れ」
牙の部下:「了」
牙がそのまま上空300mから飛び降りて、ホワイトハウスの中庭に着地。
宇宙大戦艦と20機の宇宙戦闘機が突然、消えてしまった。
シャララーン機が牙の前に着陸する。
すべて、ホワイトハウスにある監視カメラで全米にリアルタイム放送されている。
米軍戦闘機はまだぐるぐる周っている。
シャララーン:「おそーい。牙」
牙:「ごめんごめん。ちょっと、金星近辺を征服するのに手間取っただけだよ」
シャララーン:「なるほどー。でも時間は守ってね」
牙:「わかったよ」
シャララーン:「さっさと乗って。ホワイトハウス住居不法侵入で捕まっちゃうよー」
とりあえず、浮上し、大西洋上空にいる。
米軍機も付いてきているが、ほとんどは燃料補給で戻っている。
米軍機・米軍ヘリが減ると、報道ヘリが増えてきた。
・・・
総理:「もしもし、シャララーンさん?
総理大臣だけど、アメリカ大統領に感謝を言われたよ。
今度、一杯、行かないかと誘われた。
シャララーンさんも誘われている」
シャララーン:「とりあえず、事態収拾できたと思います。
いろいろ、お騒がせしました」
おいおい、森と宗教は収拾してないよ。そんなこと知らんしな、シャララーン。
あれ、ジョイはどうなった?




