地球観光自由行動編9
ルーマたん:「はい。ラーメンです。ラーメンがでてきましたー」
TVディレクタ:「それが奇跡ですかぁ?もっとすごいのを希望します」
ルーマたん:「はい。腕が生えましたー」
ローマ法王:「お、欠損していた腕が生えた」
TVディレクタ:「動かしてみてください」
身体障害者:「腕が動きますー。
ちょっと触れただけなのに・・・。
これが奇跡と言わず何というでしょう」
ローマ法王:「あなはは神ですか?」
ルーマたん:「いえ、(都合の良い)神の声が聞こえるだけです。
そのためには・・」
ローマ法王:「そのためには?」
バチカンの寺院という寺院をすべて、ルーマたん色に染めるのであった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ジヨンタン:「通信室はどこかな?誰かいないかな?」
大将の部屋の隅にガタガタ震えている上官が居た。
ジョンタン:「戦争は終わりだ!すぐに放送しろ。
『殺牙王勇者』であるジヨンタンがこの二つの国を統治する」
軍曹:「はっはい。わかりましたー」
ジョンタン:「すぐに戻る。放送をしておけ」
牙はそのまま、牢屋のあった国に戻り、同様に軍司令部を目指した。
戦況の状況を知らない軍幹部。
両国の首領の首を見せ。
ジョンタン:「戦争は終わりだ!
『殺牙王勇者』であるジヨンタンがこの二つの国を統治する。
すぐに放送しろ」
幕僚長:「そんなこと信用でき・・・」
首が飛ばされた。
ジヨンタン:「すぐに放送しろ。
このジヨンタンの統治に反対の奴は出てこい、首を刎ねてやる」
事務次官:「はっはい。すぐに放送します」
しばらくすると、両方の国民から歓声が上がった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
市民A:「渋谷106に怪獣がでたー」
市民B:「10mくらいある6本足の毛の長いティラノザウルスと人型の豚が空から降りてきた」
市民C:「とにかく、近寄らないほうがいい」
警官:「まずは市民を安全な場所に誘導を・・」
道路封鎖が始まった。
ヤマダ:(あれ?前来た時よりかなーり違うぞ)
ハンス(あのー、シャララーン知りません?)
当然、日本語は話せません。
上空にはTV局のヘリはいくつか飛んでいる。
都庁:「自衛隊出動を要請する」
首相官邸:「米軍に連絡をするように首相談話がありました」
ヤマダ:(これだけ、目立てばシャララーンが見つけてくれるだろう)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
TV司会者:「只今入った情報です。
渋谷106周辺に恐竜と豚が空から降りてきたそうです。
現場は騒然とした状態で、警察による道路封鎖が行われている模様です。
危険なので不要不急の外出は行わないでください」
受付嬢:「ヤマダとハンスじゃないの。目立ちすぎー」
ミーシャ:(シャララーンと合流するのに探しているんじゃない?)
ジニェネ:(そうかもね)
TV司会者:「あれは仲間なのですか?」
受付嬢:「そだよ」
TV司会者:「続報です。
渋谷106にさらに巨大ドラゴンと巨人が現れたそうです」
受付嬢:「あーあ、目立ちすぎだねー」
TV司会者:「あのー。あの巨人とドラゴンもお仲間ですか?」
受付嬢:「びんごー」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
社長:「わかった。わかった。板中くん。
まずは社長室に戻ってくれ。
警察は追い返すから」
シャララーン:「おっけー」
・・・
警察:「警察だ。すぐに開けなさい。
公務執行妨害になりますよ」
社員:「わかりました」
社長:「お巡りさん、何かありました?」
警察:「不信物があるとの通報がありました」
社長:「ここにいるのはわが社の社員だけです。
不審物もありません」
警察:「20mくらいの人魚らしきものを見たと複数の証言がありました。
社長室に入ったとのこと」
社長:「みていませんね」
板中:「みてません」
ジョイ:(このカツラいいでしょ)←日本語が話せない
あ、鬼猫カツラ。とみんなが思ったとき。
警察:「任意同行をお願いします。
日本語は話せますか?
滞在ビザはありますか?」
社長:「それもうちの社員なんだが」
ジョイが連れていかれた。




