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シャララーン。海の支配者・勇者達を従える者  作者: 伝説の男前
地球観光自由行動編
57/73

地球観光自由行動編9

ルーマたん:「はい。ラーメンです。ラーメンがでてきましたー」


TVディレクタ:「それが奇跡ですかぁ?もっとすごいのを希望します」


ルーマたん:「はい。腕が生えましたー」


ローマ法王:「お、欠損していた腕が生えた」


TVディレクタ:「動かしてみてください」


身体障害者:「腕が動きますー。

  ちょっと触れただけなのに・・・。

  これが奇跡と言わず何というでしょう」


ローマ法王:「あなはは神ですか?」


ルーマたん:「いえ、(都合の良い)神の声が聞こえるだけです。

  そのためには・・」


ローマ法王:「そのためには?」


バチカンの寺院という寺院をすべて、ルーマたん色に染めるのであった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ジヨンタン:「通信室はどこかな?誰かいないかな?」


大将の部屋の隅にガタガタ震えている上官が居た。


ジョンタン:「戦争は終わりだ!すぐに放送しろ。

  『殺牙王勇者』であるジヨンタンがこの二つの国を統治する」


軍曹:「はっはい。わかりましたー」


ジョンタン:「すぐに戻る。放送をしておけ」


牙はそのまま、牢屋のあった国に戻り、同様に軍司令部を目指した。

戦況の状況を知らない軍幹部。


両国の首領の首を見せ。


ジョンタン:「戦争は終わりだ!

  『殺牙王勇者』であるジヨンタンがこの二つの国を統治する。

  すぐに放送しろ」


幕僚長:「そんなこと信用でき・・・」


首が飛ばされた。


ジヨンタン:「すぐに放送しろ。

  このジヨンタンの統治に反対の奴は出てこい、首を刎ねてやる」


事務次官:「はっはい。すぐに放送します」


しばらくすると、両方の国民から歓声が上がった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


市民A:「渋谷106に怪獣がでたー」


市民B:「10mくらいある6本足の毛の長いティラノザウルスと人型の豚が空から降りてきた」


市民C:「とにかく、近寄らないほうがいい」


警官:「まずは市民を安全な場所に誘導を・・」


道路封鎖が始まった。


ヤマダ:(あれ?前来た時よりかなーり違うぞ)


ハンス(あのー、シャララーン知りません?)


当然、日本語は話せません。

上空にはTV局のヘリはいくつか飛んでいる。


都庁:「自衛隊出動を要請する」


首相官邸:「米軍に連絡をするように首相談話がありました」


ヤマダ:(これだけ、目立てばシャララーンが見つけてくれるだろう)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


TV司会者:「只今入った情報です。

  渋谷106周辺に恐竜と豚が空から降りてきたそうです。

  現場は騒然とした状態で、警察による道路封鎖が行われている模様です。

  危険なので不要不急の外出は行わないでください」


受付嬢:「ヤマダとハンスじゃないの。目立ちすぎー」


ミーシャ:(シャララーンと合流するのに探しているんじゃない?)


ジニェネ:(そうかもね)


TV司会者:「あれは仲間なのですか?」


受付嬢:「そだよ」


TV司会者:「続報です。

  渋谷106にさらに巨大ドラゴンと巨人が現れたそうです」


受付嬢:「あーあ、目立ちすぎだねー」


TV司会者:「あのー。あの巨人とドラゴンもお仲間ですか?」


受付嬢:「びんごー」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


社長:「わかった。わかった。板中くん。

  まずは社長室に戻ってくれ。

  警察は追い返すから」


シャララーン:「おっけー」


・・・


警察:「警察だ。すぐに開けなさい。

  公務執行妨害になりますよ」


社員:「わかりました」


社長:「お巡りさん、何かありました?」


警察:「不信物があるとの通報がありました」


社長:「ここにいるのはわが社の社員だけです。

  不審物もありません」


警察:「20mくらいの人魚らしきものを見たと複数の証言がありました。

  社長室に入ったとのこと」


社長:「みていませんね」


板中:「みてません」


ジョイ:(このカツラいいでしょ)←日本語が話せない


あ、鬼猫カツラ。とみんなが思ったとき。


警察:「任意同行をお願いします。

  日本語は話せますか?

  滞在ビザはありますか?」


社長:「それもうちの社員なんだが」


ジョイが連れていかれた。


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