地球観光自由行動編8
ルーマたん:「バチカンに来て、教会の偉い人っぽいと仲良くなった」
ローマ法王:「お、ルーマたん、ここにいたか。また、奇跡を見せてくれない?
人を生き返せるのでもいいし。不治の病を治すのでも、食べ物を作り出すのでもいいよ。
TV局呼んでおいたから」
ルーマたん:「オッケー」
奇跡には弱いローマ法王であった。
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ジヨンタン:「やっと戦争の対戦国の領地に入った。
さてと、まずはこの首が腐る前に、もう一個(対戦国大将)の首を刈る」
35mの巨体で、移動を始める。対戦国は厳戒態勢で、すぐに牙の場所を見つける。
一方的に大砲、戦車、機関銃で攻撃をしてくる。
牙に対しては、大した攻撃にもなっていない。
分厚い毛で覆われた身体には対戦車砲バズーカが当たっても、傷一つ、焦げ目も付かない。
ジヨンタン:「うぜーな」
と、威嚇の咆哮。半径500mに響き渡り、失神者、失禁者、逃亡者が続出。
そのまま、すんなりと対戦国の軍司令部へ到着。
軍司令部の建物の中に入り、大将の部屋を案内図で確認。
ジヨンタン:「最上階か・・」
牙はそのまま外に出て、一気に最上階まで飛び上がり、窓をけり破って侵入。
ジヨンタン:「はい。いました。おりました」
先ほど刈ったばかりの首を敵大将の前に放り投げると、
ジヨンタン:「この国をもらうぞ。いいか?」
と言って、対戦国大将の首を刎ねた。
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ゾンビ女王は墓場で親交を深めているのであった。
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ヤマダとハンスが自由に飛来しているのにやっと気が付いた移動機の待機組である。
ガウス:「外が騒がしいと思ったら、ヤマダとハンスか。
こっちをどうやら探しているみたいだ。
こっちも目立たないと、見つけてくれないと思う。
トガゲは元のサイズ(40m)になって、ヤマダを見つけてくれ。
からくり人形キューレマはトカゲの上に乗って、操縦している振りをしてくれ、
そうしないと襲われる可能性がある。人型が乗っていると、人間は安心すると思う」
キューレマ:「らじゃー」
トカゲ:「おっけー」
・・・
TVニュース:「今、入ったニュースです。
人型の未確認飛行物体以外にも飛行物体が確認されました。
赤く燃えている羽の生えたドラゴンのように見えます」
TV局ヘリ:「こちら中継ヘリからです。かなり大きい飛行体です。
動物のように見えます。40mくらいあり、近寄ると高温度になります。
燃えている動物でしょうか?
あ、今、ちらっと移りましたが、人が乗っているようです」
TVニュース:「今のスロー再生ですが、2~3mもあるような巨人が乗っているようです」
TV局ヘリ:「飛行体は未確認物体ですがここでは動物と言っておきましょう。
移動方向を変えました。何かを探すように移動しているようです」
トカゲは高度3000m位を移動。ヤマダ&ハンスは高度50mを移動。
両方とも音もなしに飛べるので、なかなか見つからない。
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放送車両は首相官邸に到着した。
TV司会者:「え、今、なんとおっしゃった?大魔王と豚?
なんでしょうか、それは?」
天子:(仲間だよ。遅刻した仲間)
ヘブライ語権威:「『仲間だよ。遅刻した仲間』だそうです」
TV司会者:「その辺を詳しく」
アシスタントディレクタ:(玄関に天子に会いたいという三人組がきています)
ディレクタ:(ファンでしょ。追い払うように)
アシスタントディレクタ:(その内の一人がどうも人間じゃないみたいなんです)
ディレクタ:(すぐにお通しするように)
ディレクタがTV司会者に近寄り何か話している。
TV司会者:「えと、今入った新しい情報です。天子の知り合いが来ているそうです」
数分後、凍り付くる和尚、TV司会者、ディレクタなどなど。
ひとりは人サイズのロボットである。それが、流ちょうに日本語を話している。
ミーシャ:(おひさー、天子)
ジニュネ:(何やってんのよ、天子)
受付嬢:「天子、何やってるのの?変なことされなかった。
帰るよ」
天子:(このポテチ、うまいよ)
TV司会者:「あ・・・、もう少し質問の回答をお願いします」
ジニュネ:(どれどれ、このポテチか?)
ミーシャ:(確かにうまい)
TV司会者:「あなた方は何者で?どこから来たのでしょうか?
宇宙から来たと聞きましたが、目的は何でしょうか?侵略でしょうか?」
受付嬢:「わたしは『観光の勇者』受付嬢、
こっちが『蒼空の勇者』ミーシャと『滑空の勇者』ジニュネ。
ポテチを一番食ったのが『暴風の勇者』天子。
目的は侵略じゃないよ。観光かな。詳しい事は賢者のシャララーンに聞いて」
(一部、宗教と砂漠を侵略しているやからもいますが・・・)
受付嬢:「地球以外から来ました。とても遠いところ、3週間もかかりましたよ。
それと私は自称観光ロボットです」
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地球に到着した魔王と豚
魔王:「地上に降りてみるか」
ハンス:「人が多いところがいいかもね」
魔王:「106って書いてあるアパレルショップに降りてみるか」
大魔王降臨、将軍様降臨である。
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社員:「なんかパトカーが来てるって話だぜ」
社長:「とりあえず、目立ちすぎるから・・小さくなって。秘密が漏れるよ」
シャララーン:「あそか」
シャララーンはピチョン砲で170cmに圧縮したのであった。
ジョイはカツラを社員に見せびらかせに行っているようだ。




