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シャララーン。海の支配者・勇者達を従える者  作者: 伝説の男前
地球への長い旅
47/73

ヤマダは有名人らしい

大気圏を突入して、やんわり落下。

今は板中の家の屋根でクモに擬態して、次の行動を考えている。

さくっと探ったところ、家の中には板中の生前の写真があった。

妻も息子も失い、一人暮らしであった板中。親類が事後処理をしてくれたのであろう。

やはり、退職金が気になる。でたのか、ごまかされたのか気になる。


シャララーン:「やっぱ、名乗り出る。

  わたしが板中です。っと」


ガウス:「それ、無理でしょ。だれも信用しないよ。

  しかも、人魚だしー。

  身長20mでしょ。無理だよ。

  怪獣大作戦になるよ。自衛隊も米軍も来るよ」


と作戦会議は続くのであった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


金星周辺の戦争


牙:「フムフム・・・。

  政府軍対反政府軍でやっているのか、まだ互角、戦況はあまり変わっていない。

  偵察に行ってくるか・・・」


どこから入手したのか反政府軍の服装を取り出し、ガウスから借りたピチョン砲で身体を小さくする。

反政府軍制服、マスク、サングラス、手袋、マントで尻尾を隠して完璧。

変装が似合う男だ、どうみてもバレバレである。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


全宇宙武道格闘技大会の決勝


ハンス: (豚の鼻息でフン)


実況: 「おおーっと、決勝戦も大詰め。

  これで決まったかーと思われましたが、

  乱入です。乱入。

  今のスローで再生しますと、青帯の選手の前に突然現れ、青い炎を跳ね返しています」


ハンス: 「大丈夫か。ここは我に任せよ」


赤帯: 「えとー」


ヤマダ: 「くっそー。決定打だったのに・・・」


あっという間に、青帯の前へ走って行ってしまった


実況: 「青帯選手の方にも乱入者がいます。

  ファンでしょうか?

  ファンでは無いようです。

  数十人で取り囲んだ警備員があっという間に倒さされています」


ヤマダ: 「きさまー。卑怯だぞ」


ハンス: 「なんだと。そのままその言葉を返してやるわ」


実況: 「えっと、今は言った情報によりますと、青帯の前に出てきた不審者ですが、

  大魔王シャダーンという情報です。

  繰り返します、大魔王シャダーンという情報が入ってきました」


ヤマダは有名人らしい。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


コンリン:「久しぶりだねー。コソリソ」


コソリソ:「うん。久しぶりコンリン」


アマゾン川周辺で、まったりする二人であった。

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