ヤマダは有名人らしい
大気圏を突入して、やんわり落下。
今は板中の家の屋根でクモに擬態して、次の行動を考えている。
さくっと探ったところ、家の中には板中の生前の写真があった。
妻も息子も失い、一人暮らしであった板中。親類が事後処理をしてくれたのであろう。
やはり、退職金が気になる。でたのか、ごまかされたのか気になる。
シャララーン:「やっぱ、名乗り出る。
わたしが板中です。っと」
ガウス:「それ、無理でしょ。だれも信用しないよ。
しかも、人魚だしー。
身長20mでしょ。無理だよ。
怪獣大作戦になるよ。自衛隊も米軍も来るよ」
と作戦会議は続くのであった。
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金星周辺の戦争
牙:「フムフム・・・。
政府軍対反政府軍でやっているのか、まだ互角、戦況はあまり変わっていない。
偵察に行ってくるか・・・」
どこから入手したのか反政府軍の服装を取り出し、ガウスから借りたピチョン砲で身体を小さくする。
反政府軍制服、マスク、サングラス、手袋、マントで尻尾を隠して完璧。
変装が似合う男だ、どうみてもバレバレである。
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全宇宙武道格闘技大会の決勝
ハンス: (豚の鼻息でフン)
実況: 「おおーっと、決勝戦も大詰め。
これで決まったかーと思われましたが、
乱入です。乱入。
今のスローで再生しますと、青帯の選手の前に突然現れ、青い炎を跳ね返しています」
ハンス: 「大丈夫か。ここは我に任せよ」
赤帯: 「えとー」
ヤマダ: 「くっそー。決定打だったのに・・・」
あっという間に、青帯の前へ走って行ってしまった
実況: 「青帯選手の方にも乱入者がいます。
ファンでしょうか?
ファンでは無いようです。
数十人で取り囲んだ警備員があっという間に倒さされています」
ヤマダ: 「きさまー。卑怯だぞ」
ハンス: 「なんだと。そのままその言葉を返してやるわ」
実況: 「えっと、今は言った情報によりますと、青帯の前に出てきた不審者ですが、
大魔王シャダーンという情報です。
繰り返します、大魔王シャダーンという情報が入ってきました」
ヤマダは有名人らしい。
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コンリン:「久しぶりだねー。コソリソ」
コソリソ:「うん。久しぶりコンリン」
アマゾン川周辺で、まったりする二人であった。




