地球へ帰還
それから数日後、月の裏で待機中、MMORPGも飽きてきたころ、
シャララーン:「牙、ヤマダ、豚は遅刻か
おいていこう」
エビッち:「了解」
ガウス:「月の裏に書置きを残しておきましょう」
『先に行っているね。ついたら、地球に来ること』
月の裏に直書きする、落書きだった。
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金星周辺の戦争
牙:「しばらく様子を見てきた、もうすぐ双方とも疲弊する。
両方とも弱り切ったところで、双方の首領の首を刎ねる。
そして我が最終勝者になる」
時間の事はすっかり忘れた戦略家であった。
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全宇宙武道格闘技大会の決勝
ガウス: 「青帯魔族、なかなかやるが、魔法がまだあまいな」
(こっそり魔法で加勢してやろう)
ハンス: 「豚族の誇りにかけて、絶対勝てー!
むっ、突然、赤帯が倒れたぞ、それに青帯があんなに離れて、膝をついてるのに・・・」
ガウス: (これでとどめだー)
青い炎が青帯の前にでたと思うと高速に赤帯ブタに降りかかった。
もちろん、青帯は膝をついて下を向いてハァハア言っている。
ハンス: 「むっ、おのれ。この魔法は・・・」
あっという間に、闘技会場に乱入してしまったのであった・・・。
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シャララーン:「まずは、ピチョン砲で1cmになり、日本に直行します。
以上で、機内販売は終了します。
現地時間、午前0時、気温摂氏2度。快晴でございます。
近い将来、また会える日を楽しみにしております」
航空会社のCAのセリフは、全宇宙観光攻略本で勉強した。舌をかまずに、完璧に言えた。




