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シャララーン。海の支配者・勇者達を従える者  作者: 伝説の男前
地球への長い旅
46/73

地球へ帰還

それから数日後、月の裏で待機中、MMORPGも飽きてきたころ、


シャララーン:「牙、ヤマダ、豚は遅刻か

  おいていこう」


エビッち:「了解」


ガウス:「月の裏に書置きを残しておきましょう」

  『先に行っているね。ついたら、地球に来ること』


月の裏に直書きする、落書きだった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


金星周辺の戦争


牙:「しばらく様子を見てきた、もうすぐ双方とも疲弊する。

  両方とも弱り切ったところで、双方の首領の首を刎ねる。

  そして我が最終勝者になる」


時間の事はすっかり忘れた戦略家であった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


全宇宙武道格闘技大会の決勝


ガウス: 「青帯魔族、なかなかやるが、魔法がまだあまいな」

  (こっそり魔法で加勢してやろう)


ハンス: 「豚族の誇りにかけて、絶対勝てー!

  むっ、突然、赤帯が倒れたぞ、それに青帯があんなに離れて、膝をついてるのに・・・」


ガウス: (これでとどめだー)


青い炎が青帯の前にでたと思うと高速に赤帯ブタに降りかかった。

もちろん、青帯は膝をついて下を向いてハァハア言っている。


ハンス: 「むっ、おのれ。この魔法は・・・」


あっという間に、闘技会場に乱入してしまったのであった・・・。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


シャララーン:「まずは、ピチョン砲で1cmになり、日本に直行します。

  以上で、機内販売は終了します。

  現地時間、午前0時、気温摂氏2度。快晴でございます。

  近い将来、また会える日を楽しみにしております」


航空会社のCAのセリフは、全宇宙観光攻略本で勉強した。舌をかまずに、完璧に言えた。

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