表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シャララーン。海の支配者・勇者達を従える者  作者: 伝説の男前
地球への長い旅
37/73

海底宴会

宴会が始まりました。ああ、悪夢と呼ぶべき宴会が…


シャララーンの海底城は複合型エンターテイメント宴会施設でである。

海底温泉もあり、温泉後の卓球・ビリヤードはもちろんのこと。

スロット、カード、ダイスなどのカジノ。


舞台ではタイやヒラメの踊りが始まった。

舞台前のテーブルには日本食が運ばれている。

イワシの刺身、マグロの刺身、刺身ばかりである。焼き物はないみたいである。

それを見た「剣聖」、刀っぽい牛刀を持って厨房に入っていった。なにかうずいたのだろう。


宴会場の後ろの方はバイキング形式で取り放題になっている。

東の国料理、南の国料理、西の国料理、日本食、中華まである。

北の国料理はカンニバル(人食)なのでありません。

デザートはシャララーンお気に入りの海鮮アイスみたいだ。


人間の食い物は興味がないそうで、ゾンビ女王様は深海に行ったままである。ガウスが調査と言って同行している。

二人とも、身体が圧縮されて80cmくらいの身長になっていた。


精霊コンリンと聖獣トカゲは勝手に泳ぎに行った。こいつらも人間の料理もエンターテイメントも興味がないそうだ。


将軍様ハンスと大魔王ヤマダは将棋をやっている。

「王手飛車核、ICBM落とし」

「爆裂魔法カウンタ・ト金成り」

若干リアルにアレンジしてあるようだ!

なんかルール無視っぽい。


牙ジヨンタンはガシガシ飯を食ってばかりだ。

テーブルごと食っている。


人形キューレマと受付嬢は、深海3000mの出来事を話している。

「海底は寒いし暗いし」

「突然サメが出てきたり」

「そう、怖い怖い。

遠くにあるボンヤリした光りに寄ってみると噛まれた」

「それ、アンコウ。旨いよ」

それを解説しているエビッちであった。


ジョイは舞台に乱入して物まねを始めた。

アイドル系物真似である。

歌が下手な所や声が裏返っている所が激似である。

昭和っぽい音痴歌手である、どれだけ疑似(サクラ)ファンがいたのだろうか疑問である。


ジニェネとミーシャは幼稚園部時代の事に話の花が咲いている。

お互い、追撃された回数を自慢している。


天子はビリヤードをやっている。ヤツデの葉っぱで球を操作をしている。ずるーい。


最高司祭ルーマたんは日本酒をガンガン飲んでいる。酒癖の悪い女(中身オッサン)だ!

ああ、神よ・・・


宴会が一段落して、みんな帰った。


シャララーン:「さあ、これから掃除だよ。

  エビッち、よろ」


面倒な事はいつもエビッちに丸投げのシャララーンである。


...エビッちの悪夢が始まったのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ