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シャララーン。海の支配者・勇者達を従える者  作者: 伝説の男前
地球への長い旅
32/73

作戦会議

東の国にシャララーンおよび勇者が勢ぞろいした。


シャララーン:「それでは、これから『みんなで地球に行こうよ』会議を開きます」


シャララーンの住居は海底にあり、狭いので、東の国で会議を行っている。


シャララーン:「まずは、チームシャララーンのルールを説明する。

  1.チーム内での喧嘩は禁止。

    特にヤマダとハンス、仲良くね。

  2.チーム内では平等であること。

    上下関係はありません。特に同じ国から来た人は心得ること。

  3.チーム内では差別は禁止。

    魔王だろうが、精霊だろうが、動物だろうが同じ立場。蔑まないこと。

以上だ。質問ある?」


ハンス:「破った場合のペナルティは?」


シャララーン:「チームから即刻外します。

  宇宙空間で移動中の場合は、移動機の外に放り出します。

  それと、差別しないように受付嬢に勇者の称号をあたえました。

  『観光の勇者』です」


パチパチパチ…


受付嬢:「ども、どもです」


・・・


シャララーン:「他に質問が無いようなので、これからのスケジュールをガウスから説明してもらいます」


ガウス:「移動機ですが、マグマ原産の特殊塗料の塗り付け完了には一カ月間かかります。

  その間、マニュアル3冊分の講義。宇宙空間での訓練を受けてもらいます。

  出発10日前は準備が完了しますので、

  一時帰郷して家族と(永遠の)別れを惜しんでください」


みんな:「はーい」


ガウス:「移動機の機内はそれほど大きくないので、

  図体のでかい『セラフィム』、『シャララーン』、

  『エビッち』、『ヤマダ』、『ジヨンタン』、『受付嬢』は小さくなるように。

  小さくなれない人は、物質圧縮機『ピチョン砲』で小さくします」


みんな:「はーい」


シャララーン:「提案ですが・・・

  親交を深めるためにほぼ同じサイズになってピクニックでも行きたいです。

  その後、居酒屋か旅館で宴会」


みんな:「いいかも」


シャララーン:「じゃぁ、明日、海底に招待するよ。

  呼吸が心配の人はクラゲの中に居れば呼吸ができるから心配は無用。

  明日朝9時に港に集合です」


ジョイ:「しつもーん。おやつはいくらまでOKですか?」


シャララーン:「(テンプレ質問キターーーー)ひとり五百円までです。

  事情のある人は500万円までOKです。

  では、本日の会議は終了。

  30分後に最初の講義を行う」



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