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シャララーン。海の支配者・勇者達を従える者  作者: 伝説の男前
第一章 チーム結成
29/73

伝説の聖獣

大量の海水が北の国の町からひいたら、塩漬けのゾンビ、若干錆びたロボット。

こいつら死なないから被害ゼロとみなす。


河口付近の潮溜まりには天然の食塩ができ、イイ感じに干された塩昆布はしばらくの間、町の名物に成った。


火山活動は若干小規模になったが、海底と繋がり海水が沸いている。ミネラル豊富の天然温泉、源泉かけ流しである。

温度が摂氏120度であり、熱湯風呂大好き芸人の保養地(ロケ現場)となった。

一般人はふもとの温泉街しか行きませんけどね。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


シャララーン:「なにー。もうマグマは採れないだと?

  あ゛ー?」


がらの悪いヤンキーなシャララーン


トカゲ:「はい。取りつくしました。

  これで許して下さい」


マグマに行く前は1m足らずのチビトカゲが泳いで行ったのに、40mに成って飛行して帰って来た。復讐にきたかと思ったがマグマの熱で膨らんだそうだ。

その為、運搬効率が上がり、あっという間にマグマが集まった。


シャララーン:「まだ、許さん」


どこまでもこきつかう鬼畜のシャララーンであった。

身体はでかいがチビトカゲはシオシオと従うのみである。


シャララーン:「トカゲ、名前を聞いてなかったな。

  私はシャララーン、ただのシャララーンだよ」


正確にはシャララーン・板中ですけど。


トカゲ:「セラフィムです」


シャララーン:「これから近所の地球と言う所に行くので同行してもらう。

  そうしたら許したる」


セラフィム:「えっ、本当ですか。わかりました」


シャララーン:「御主に『炎の勇者』の称号を与える」


伝説の聖獣『炎の勇者』セラフィムが誕生したのであった。心はチキンだけどね。

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