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シャララーン。海の支配者・勇者達を従える者  作者: 伝説の男前
第一章 チーム結成
27/73

作戦失敗

決行前夜


シャララーン:「飛行ロボットで飛行したけど、めちゃめちゃ怖いよ。

  空はヤバイ」


ジョイ:「怖すぎ。全然飛べん。1m浮いて、ガタブル」


天子:「慣れだよ、慣れ」


ジョイ:「オレ、この作戦成功したら里に帰って結婚するんだ」


シャララーン:「いきなり、キターーーー、死亡フラグ。

で、婚約者は何て言ってるの?」


ジョイ:「婚約者も彼女も居ないよ」


シャララーン:「そっちの(結婚できない)フラグか」


ジョイ:「一回言ってみたかっただけっす。

死ぬ気で嫁候補を探す」


シャララーン:「面倒なやつだな。三回、死んどけ」


そんなこんなで下らない話をした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


決行当日


シャララーン:「天子、ジョイは受付嬢の補佐」


ジョイ・天子:「はーい!」


シャララーン:「ジョイ、随分元気だな。

  それに擦り傷、怪我だらけ。

  どうして、こうなった?」


天子:「ジョイは飛行ロボットで自殺を三回したそうだ」


ジョイ:「そしたら、飛行が上手くなった」


シャララーン:「棚ぼただね。

  今日は本番。

  12時キッカリにダイナマイトを点火する。

  それまでは空担当は火口周辺で待機」


ジョイ・天子・受付嬢:「はい」


シャララーン:「危険を感じたら海に向かってロケットで離脱する様に、

  海面ではタコ族が衝撃を吸収するように受け止めてくれる」


ジョイ・天子・受付嬢:「はい」


シャララーン:「マグマが柔らかい場合はこの袋に入れて海に投げ入れること。

  マグマが硬い場合はこのホームランバットで打って、海に落としてくれ」


ジョイ・天子・受付嬢:「はい」


シャララーン:「消火は私が塩の雨を降らして対処します。

  不測の事態が発生した場合、全員、海に隠れること」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


11時57, 58, 59, … 12時キッカリ


ドッカーーーーーン


物凄い音でダイナマイトが発火。

ダイナマイトとマグマが触れ、噴火活動が激しくなってきた。


ゴゴゴゴ...


地震だ!


ドドドドッカーーーーーン


火口から巨大な物がひとつ出て来た。


ジョイ・天子・受付嬢が涙目で『そんなの聞いて無いよ』という顔で海に向かってくる。


作戦失敗。


巨大な物が方向を変えてこっちに飛んでる。

生き物のようだ。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


エビッち:「却下」


その頃、5327人目の面談が終わった。


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