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シャララーン。海の支配者・勇者達を従える者  作者: 伝説の男前
第一章 チーム結成
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七変化の勇者「ジョイ」

シャララーン:「だれか、いるー?」


所は変わって、東の国・西支店。『逃げの勇者』こと七三伊勢海老は歩くのが遅いので、港近くのパチ屋にいる。もちろん、シャララーンに教えてもらった台で絶賛大フィーバー中だ!


鬼猫族ジョイ:「あっ、いるよ。

  城から帰ってこれたんだね。

  もう、会えないかと思った」


シャララーン:「普通に帰ってきたよ。

  西支店の職員は半殺しだったけど、まだ息があったよ」


ジョイ:「ところで、なんでまたこの戦争の国にきたの?」


シャララーン:「事情は言えないが、勇者を探しに来た。

  勇者をみなかった?」


ジョイ:「勇者なんて見たことないよ。

  そんなの伝説というか、中二病患者の妄想でしょ?」


シャララーン:「ごめん。

  今試しただけだ、本当の勇者なんていなんだよ。

  職業=勇者ってのはスポンサーがいないと成り立たない。

  ところで、ジョイ、あなた何か特技ある?」


ジョイ:「変身できるよ。

  鬼猫の子孫に化け猫ってのがいるらしい。

  なんにでも変身できる。

  衣装とズラ・被り物とメイク・着替えの時間さえあれば、なんでもだ!」


シャララーン:「それって、コスプレって呼ばない?

  少なくとも化け猫とはチョット違う」


ジョイ:「最近は、城門の石にも変身したよ」


シャララーン:「それは仮装。何かに変身して」


ジョイ:「元気ですか?」「元気があれば○○もできる」「イチ、ニ、サン、ダー!」


シャララーン:「それ物真似。クオリティが凄いな。

  (全力の顔芸だ)

  わかった。ジョイを勇者に任命する」


ジョイ:「えっ?!」


シャララーン:「『七変化の勇者』と命名する。

  時給1000円+消費税の好待遇だ。よいか?」


ジョイ:「その前に6人の勇者の召集の理由を聞かせてほしい」


シャララーン:「遠い惑星、地球というところに同行してもらう」


ジョイ:「わかりました。

  勇者をやらせてください」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


港近くのパチ屋


シャララーン:「こちら、新しく勇者になったジョイだよ。

  相変わらず出玉はいいね。この台」


七変化の勇者:「よろしくお願いいたします。先輩」


逃げの勇者:「よろしく。逃げの勇者の『海老っち』だ」


七変化の勇者:「逃げの勇者。よわそー。あっ!」


逃げの勇者:「ガーーーン。ショック。

  他の称号がいいよー」


シャララーン:「しょうがないなー。

  次の三択から選びなさい。

   1)回避の勇者

   2)退避の勇者

   3)とんずらの勇者

  どれが良いでしょうか?多数決」


逃げの勇者:「回避の勇者」


七変化の勇者:「とんずらの勇者」


シャララーン:「とんずらの勇者」


逃げの勇者:(ガーーン)「人の称号で遊んでない?もしかして」


シャララーン:「決定。とんずらの勇者で決定。アハハハハハハ」


とんずらの勇者:「ショボーン」


賢者シャララーン、とんずらの勇者エビッち、七変化の勇者ジョイ、知の勇者ガウス、残り3人の勇者を探す旅は続くのであった。


ちなみに、海老っちの脱け殻はアイス屋にお土産として持っていき、海鮮アイスとして販売された。その海鮮アイスを食べた者は能力・スキル・体力・知力が異常にはね上がり。突然、魔法とか精霊召喚できる者もいたとか、不治の病が治るなどなど。その後、伝説のアイス屋と呼ばれ事になった。

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