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シャララーン。海の支配者・勇者達を従える者  作者: 伝説の男前
第一章 チーム結成
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極秘事項は絶対にひ・み・つ

アイスを食べながらブラブラしていると、ふと、気がついた。人通りに人がほとんどいない。戦争ってこれ?


西の国の書記長官邸に到着。歩くと時間がかかる。

門兵に挨拶して、カードをかざす。ピンポーンと鳴って、巨大な門が開き、巨大なつり橋が降りてきた。

門兵も慣れたもので、ほぼ顔パス。


そのまま、書記長部屋へ直行。みんな道を空けてくれる。とりあえず礼儀として、ノックをする。


コンコン


ノックをする。


コンコン


ノックをする。


コンコン


返事がない。んもー、留守かな。門兵は何も言わなかったぞ。


シャララーン:「シャララーンだよ。入るよ」


パッ。


中には書記長と幕僚長、その他大勢の重鎮が会議をしていた。みんなシャララーンを凝視している。


シャララーン:「なにやってるのー。交ぜてー」


ハンス書記長:「あっ、これは、これは。ごぬずわ」


書記長以外の重鎮は黙っている。


シャララーン:「今、隠した地図みたいの見せてー」


ハンス書記長:「これはだめだ。

  単なる海。海しか描いてない」


シャララーン:「このバツ印のところ知ってるー。

  飛行物体が落下した場所でしょ」


シャララーンは海には詳しい。海に関しては緯度・経度・深度単位で記憶している。


ハンス書記長:「何で知っている?」


シャララーン:「(やっぱり。吹っ掛けてみたけど、図星のようだ) 

  全部見てたもん」


ハンス書記長:「なんと! (シャララーンは海の代表。

  中立地域なので東の国のスパイではないはず)」


シャララーン:「ハンスとヤマダの絵が書いてあったよ」


ハンス書記長:「(ギクッ、ヤバイ。バレたかな) 奇遇ですね(汗汗)」


シャララーン:「ヤマダの絵が違うよ。

  今のヤマダは尻尾が無いよ」


ハンス書記長:「なんと。(聞いたか?みんな?)」


フィデル幕僚長:(おおー。

  作戦が失敗したのはこれが原因か。

  これで作戦は実施できる)


シャララーン:「それと、秘密だけど、ヤマダ くんから偵察に来るように言われている。

  秘密だよ」


ハンス書記長:「わかった。みんなー、偵察にきたことは秘密にしておけ」


その他重鎮:「御意」


シャララーン:「他にも極秘事項あるけど、聞きたい?」


ハンス書記長:「ぜひぜひ」


シャララーン:「港近くパチスロ屋の入口入って右奥から三番目が良く出るパチ台だよ」


ハンス書記長:「マジですか!」


シャララーン:「他にも超絶極秘情報を手に入れたけど、ひ・み・つ」


ハンス書記長:「教えてほしい」


シャララーン:「極秘事項は絶対にひ・み・つ。ダメだよ

  (アイス屋の事は極秘、だれにも教えなーい)

  ところで、東の国・西支店の職員は?」


ハンス書記長:「ああ、全員(3人)とも地下牢にいる」


シャララーン:「あいよー。行ってみるよ。じゃね」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


地下牢へ来た。


シャララーン:「迎えにきたよ。

  帰れるー?」


東の国・西支店 A:「無理です。

  生地獄だ。殺してくれ」


東の国・西支店 B:「鎖につながれているような気分だ」


東の国・西支店 C:「ぼろ負けだ」


地下牢の前で、東の国・西支店の職員3人と監守がマージャンをやっていた。


シャララーン:「帰るよ」


東の国・西支店 A:「勝つまで帰れない。

  三日三晩ゲームをやっているけど、ぼろ負け」


シャララーン:「わかったよ!ふー」


その後、シャララーンはパチ屋に寄ったことは言うまでもない。

また、戦乱の世をさらに泥沼化させた張本人がシャララーンであったことは、本人は知らない。


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