支払いはカードで
コンコン(西支店のドアノックする)
シャララーン:「誰かいませんかー?」
反応がない。ゆっくりドアを開けて中を確認。異常なし
シャララーン:「誰かいませんかー?」
人気のある方に行ってみる。フルフェイスヘルメット型ガスマスクを被った人が隠れてた。
シャララーン:「あのー、お忙しいところ、
申し訳ないですが情報を教えて下さい。
どんな情報でもいいです。
美味しいお店とか、よく出るパチ台とか、西の国の情報でもいいです。
特に戦争情報なんかは嬉しいです」
慌てたようにヘルメットの人が出て来た。ヘルメットを着けたままなんか喋ってる。モゴモゴしてわかりません。
ヘルメットを取った。子供。。10歳くらいの女の子。
ヘルメットの人:「戦争の事は口に出したらダメー」
シャララーン:「なんで?」
ヘルメットの人:「戦争のことを話すと連れていかれる。
将軍様命令。あっ、オイラはバイトのジョイ、鬼猫族さ。
西支店の人は将軍様の部下に連れていかれた。
あれから三日帰ってきていない。生死は不明」
シャララーン:「なんと!わたしはシャララーン。ただのシャララーン」
ジョイ:「じゃー、美味しい店は支店を出て300mくらい北に豚肉アイスの店ができたよ」
シャララーン:「ありがとう。欲しい情報が入手できた」
ジョイ:「イエイエ。
それと将軍様が核ミサイルを発射して東の大魔王を殺すとか...、
恐くてみんな隠れてるよ」
シャララーン:「ふーん、あんまり興味ないな」
ジョイ:「それとよくでるパチ台は港近くパチスロ屋の入口入って右奥から三番目」
シャララーン:「おおー、ありがとう。
帰りに寄っていくよ。まずはアイス買ってきます。じゃ」
ジョイ:「じゃねー」
...
シャララーン:「豚肉アイス、くださーいな」
アイス屋店主:「へい。ラッシャイ。フレイバーはナニにします?」
シャララーン:「豚肉アイス抹茶タバスコ味、1つください。支払いはカードで」
アイス屋店主:「できたよー、タバスコ多めにサービスしておいたよ。
オッ、珍しい海の国のカードだね。
(シャララーンの)絵入りとはセレブな。
貴殿は貴族かなにか?いや、失礼しました」
シャララーン:「そう?そんなに珍しくもないとも思うけど...
なんならあげるよ。
たくさんあるから(原価ほぼタダ、支払いは海がするから無制限)」
アイス屋店主:「そんなもったいない。えっ、いいんですか?家宝にします」
その後、店主は郊外に巨大な邸宅をカードで購入した。そのカードには何らかの制限があるようだが、大抵のものは買えるらしい。
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さって、情報は充分に集まったから、本拠地に乗り込みますか。




