表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法執事の変態日記でございます。  作者: あうすれーぜ
お嬢様の小学生時代でございます
81/150

第81回 造園の軌跡でございます


 お庭の木々も色づいて参りました。

 葉っぱもちらほら落ちてゆきます。


 つい1週間ほど前に植えたばかりと思っておりましたが、時の経つのは早いものでございます。

 風が吹きますと葉っぱがぶわっと舞い上がりまして、わたくしの身体をほどよく覆い隠してくれます。

 なにしろ、わたくしの葉っぱの服も、まさに散りかけでございますので。


 しみじみ。


 と、わたくし感慨に耽っておりましたが、お仕事の手を抜くわけには参りません。

 この物寂しさをも活用いたしまして、お庭を次の段階に改造いたしましょう。


 ちょうど、お庭の秋景色に対しまして、物足りなさを感じておりました。

 地面に積もる分にはよろしいのでございますが、水面に浮かぶ風景がございません。


 というわけで、川を引くことにいたしました。


 まず、両足を開きます。

 続きまして、地面にパンチいたします。


「そいやっさ。でございます」


 そこが大地の目、いわゆる龍脈になっております。

 わたくしの足元を起点に、地面がバリバリっと裂けました。

 そういたしますと、裂け目にどこからともなく水がざんぶと流れ込んで参りまして、川の誕生でございます。

 これぞ執事魔法――


執事しつじ乾坤クリエイション≫!!


 後は岩を並べまして岸を補強しつつ、幅を調整いたします。


 侘び寂びがたっぷりの小川、完成いたしました。


 木の葉もゆるりと流れますし、川魚も泳いでおります。


 今度のお休みは、お嬢様に魚釣りをお楽しみいただけそうでございます。

今回、文字数が600字少々と、やや控えめとなっております。

その分、余白はやや多めになります。

日本庭園における引き算の美学というものでございますね。


決して文字をケチったとかそういうわけではございません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ