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荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。  作者: しばたろう


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エピローグ

父さんへ


 お元気ですか。

 お身体の具合はいかがでしょうか。


 私は今、貿易都市〈アルバトロッサ〉という、とても大きな街にいます。

 旅に出てから、初めて父さんに手紙を書きますね。


 この街で、アレクス様は――

 探していたリオ様に、無事お会いすることができました。

 そして、長い間胸に抱えていた想いを、きちんと伝え、

 リオ様もまた、その謝罪を受け入れてくださいました。


 その日の夕食は、本当に楽しくて、

 あたたかくて、

 まるで昔からの家族が集まったような、不思議な時間でした。


 アレクス様のこれまでの冒険の話を聞いたリオ様は、

 とても感銘を受けられたご様子で、

 「自分も、また旅に出る」と言い出され、

 仲間の皆さんを少し困らせておられました。

 ……でも、その表情は、とても楽しそうでした。


 そうそう、父さん。

 言い忘れていましたが――


 私は旅の途中で成人を迎え、

 正式に冒険者登録を済ませました。


 これで、ようやく一人前のレンジャーです。

 まだまだ未熟ですが、

 教えていただいたことを胸に、

 一歩ずつ前へ進んでいます。


 私たちは、これから父さんの待つ村へ帰ります。

 ここへ辿り着くまで、駆け足で通り過ぎてしまった街や村を、

 今度はゆっくり巡りながら。

 旅の途中で出会った、素敵な人たちとの再会を楽しみながら。


 ですから、父さんのもとへ戻るころには、

 季節が、もうひとつ進んでしまっているかもしれません。


 それまで、どうか無理をなさらず、

 お身体を大切になさってください。


 帰ったら、旅の話を、たくさん聞いてくださいね。


                         アヤメ

最後まで読んで頂いた方、

本当に、ありがとうございました。

楽しんで頂けたのなら、幸いです。


次回作、

「悪役令嬢の私が姫に転生した件

 ――それはいいのですが、なぜ魔王城に幽閉から始まるのですか? 」

を明日公開予定です。

こちらも、読んで頂ければ、幸いです。

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