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即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。(書籍準拠版)  作者: 藤孝剛志
5章 ACT2

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第13話 憎まれるために創意工夫をお願いいたします

 見るからにゴロツキという風体の連中だった。

 体躯に物を言わせ、肩で風を切って歩くような無頼の輩だ。

 大柄で、筋骨隆々であり、似たような顔つきの男たちが十名、街に向かって歩いている。

 それを率いているのは、折れてしまいそうなほどに細身の女だった。

 女は、街の前まで来ると歩みを止め、男たちへと振り向いた。


「新メンバーもいることですので、念のために確認いたします」


 女は淡々と、事務的に話しかけた。


「そこのあなた。我々の目的は何ですか?」

「憎まれること、だろ? そのためなら何したっていいんだよな?」


 新しくこの集団に加わった男は、にやついた笑みを見せた。


「はい。全ての責任はライザ様にあります。あなた方の行いは、ライザ様の行いでもあるのです。ライザ様の名のもとにありとあらゆる行為が許されています。ですが、同時に制限があることも忘れないでください」

「制限だぁ? 何したっていいって言ったばかりだろうがよぉ!」

「はい。何をしてもいいですが、殺害人数には上限を設けさせていただいています。これは我々の目的からすれば当然のこと、憎まれるためには憎む人間が必要なのです。規定の人数以上を殺した場合、厳罰に処しますのでご注意ください」

「めんどくせぇなぁ、おい」

「まあ、そういうなよ。慣れてくりゃなんてことねぇぜ。なんたって、殺す以外ならなんでもありなんだからよ」


 不満そうに言う新人を、古株の男がなだめた。


「殺す場合は、家族単位での絶滅も避けてください。子を殺すなら親を残し、親を殺すなら子を残してください。なお、その場合はそれらの行為を見せつけて憎しみを買うようにするのが推奨されています。憎まれるために創意工夫をお願いいたします」

「女はどうなんだよ? そっちも制限人数があんのか?」


 そう訊く男は、それが目的だと言わんばかりだった。

「いえ。それに関して制限はありません。子作りは推奨されておりますのでぜひともお励みください。あなた方はライザ様の遺伝子を受け継いでいながら、ろくな力を発揮できなかった不良品ですが、隔世遺伝の可能性があります。ライザ様の遺伝子を拡散するご協力をお願いいたします」

「誰が不良品だこらぁ!」


 癇に障ったのか男が叫ぶ。苛立ち任せに手近の樹を殴りつけると、いとも簡単にへし折れた。

 不良品と呼ばれようが、その膂力は常人の域を超えているのだ。


「落ち着けよ。適当に暴れるだけで、金がもらえるんだ。しかも、これは賢者様のお墨付きだ。こんな美味しい仕事が他にあると思ってるのか?」

「金ね……そういや、金目のものは奪ってもいいんだよな?」

「手荷物の範囲であれば問題ありません」

「……手荷物ってのは、そのリュックのことか?」


 新人の男は手ぶらだったが、他の者たちは、大きなリュックを背負っていた。


「次からは用意しとくんだな」

「我々の最終目的は、ライザ様の好敵手たる復讐者を生み出すことです。そのためには街の方々にはそれなりの余力が必要であり、そのための略奪制限です」

「くそっ! そんなことは先に言っとけよ!」

「さて。あなた方に複雑なことを伝えても覚えきれないでしょうから、最低限のルールを再度お伝えします。一つ。殺していいのは一人あたり十人までです。二つ。略奪は手荷物の範囲で。三つ。首筋にマークがついている獲物は、予約済みです。手出ししてはいけません」

「マーク?」

「皆様にお渡ししているスティックを、獲物の首筋に押し当てるとマーキングを行えるのです。気に入った獲物がいた場合にお使いください。継続的にいたぶることで、より憎悪を掻き立てることができるでしょう」


 新人の男は事前に渡されていた鉛筆サイズのスティックを見た。マーキングした獲物が近くにいると震えるとのことだった。


「四つ。放火は禁じられています。五つ。時間が来たら撤収です。一時間後に笛を吹きますので十分以内にこの門まで戻ってきてください。それではスタートです」


 男たちが我先にと、街へ駆けていく。

 女はその後をゆっくりと歩いていった。


  *****


 知千佳と夜霧とエウフェミアは、ウェイトレスの少女、オリエと向かい合っていた。

 テーブルに着き、話を聞いているのだ。

 もう一人の店員、オリエの弟であるダルフは壁に背をあずけて腕を組んでいた。その腰には剣を帯びている。雰囲気から察するに、用心棒のつもりなのだろう。


 「……この世界に来て、一番むかついたんだけど……」


 知千佳は憤慨していた。

 ここに来るまでにろくでもない奴らを散々に見てきた知千佳だが、これは度がすぎている。人の所業とは思えなかった。


「ずいぶんと胸くその悪い話だな」


 夜霧も眉を顰めていた。


「半魔の処遇は最悪ものだと思っていましたが、ここも負けず劣らずの環境ですね」


 エウフェミアも沈んだ様子だった。半魔も非道な扱いを受けているが、それは道具としてのものだ。わざわざその精神を貶めることまではされていない。

 だが、この国では、憎悪を掻き立てるためだけに精神を抉り、弄んでいる。それは、邪悪と呼ぶしかない行いだった。


「ライザは、復讐者を作ろうとしているんです。……そんなことのために……私のお父さんは……」


 この街がターゲットになったことにたいした理由はないのだろう。

 そして、一度選ばれたなら際限なく弄ばれ続けるのだ。

 助けを求めようにも、この非道を行っているのがこの国の支配者なのだからどうしようもない。

 最終手段は反乱を起こすことだが、それこそがライザの待ち望んでいることだった。


「普通に考えるなら、こんなことをやってる国がまともに運営できるとは思えないんだけど?」


 時が経つほどに街が滅びていき、最終的に国も滅ぶのは自明だった。


「あいつは、国が滅びようがどうだっていいんだよ」


 吐き捨てるように言うのはダルフだった。


「……私はライザを見たことがあります……。あんなのどうしようもない……私たちはできもしない復讐を望まれているんです……。こんな地獄が、他にありますか……」

「逃げられないんですか?」


 疑問に思い知千佳は訊いた。ここまでされてこの街に留まり続ける理由がないと思ったのだ。


「どこに逃げても無駄なんです」


 少女が首筋を見せた。そこには、二本の黒い線が走っていた。


「これは、私がどこにいてもわかる目印です。奴らはどこまでも、ただいたぶるためだけに追ってくるんです」

「ほんとになんなのそいつ! 俺を倒せる奴を探してる? ばっかじゃないの!」


 知千佳は腹に据えかねていた。弱肉強食は世の常なのかもしれないが、それならそれで、弱者の上に君臨してふんぞり返っていればいい。

 敵がいないほど強いというなら、それで満足していればいいのだ。


「そんな奴らが来るのに、閉じこもってるだけでどうにかなるの?」

「ちょっと! そんなこと訊かなくても」

「どうにもなりませんが、目に付かなければ襲われないかもしれませんし、鍵をかけていれば諦めてくれるかもしれませんし……」


 無駄なことはわかっているのだろう。それでも、わずかな可能性にすがりたいのだ。


「あの、早く逃げてください。今ならまだ間に合うかもしれません」


 だが、それは少しばかり遅かった。

 外が騒がしくなってきたのだ。

 そして、何者かの気配はこのレストランにも近づいてきていた。

 ドアの前で立ち止まり、一拍遅れてドアが吹き飛んだ。鍵などなんの役にも立っていなかった。

 あらわれたのは、大柄な男だった。


「よお、久しぶりだな!」


 男の言葉と同時に、ドアの陰に隠れていたダルフが男に斬りかかった。

 男は完全に油断していた。いきなり攻撃されるとは思っていなかったのだろう。

 剣は男の頭部に直撃した。だがそれだけだった。

 剣は、男の髪の一筋すら斬り裂いてはいないのだ。


「ずいぶんとイキがいいなぁ、おい!」

「姉ちゃん、逃げろ!」

「さーて、どーすっかなぁ」


 そう言って、男はダルフの腕を掴んだ。


「しかしよぉ。こんな程度じゃ困るんだよなぁ。もっと憎んでもらわないと。あ、俺を憎めってことじゃないぜ? これはぜーんぶライザ様の命令でやってることだから。文句はライザ様に言ってくれ」

「弟を離して! どうせ私が目当てなんでしょ!」


 オリエが立ち上がり、叫んだ。


「麗しい家族愛ってかぁ? いやあ、けどさあ、あんたちょっと憎しみが足りなくない? 身体を差し出せば丸くおさまるって? もしかして、満更でもなかったんじゃねーの?」


 男が下卑た笑みを見せた。


「あー、けど、そーだーなー。復讐者ってことなら弟くんのほうが向いてるよな?」


 男がダルフを掴んだ手に力をこめた。

 鈍い音が響き、ダルフがその場にうずくまる。

 男がダルフの首筋に棒状のものを当てると、そこに黒い線が浮かび上がった。


「じゃあ、弟くんはそこで見とけよ。姉ちゃんがお前のためにがんばってる姿をなぁ」


 男が近づいてきた。


「ん? 俺が言うのもなんだが、こんな時に客が来てんのかよ? へぇ、楽しむんならこっちのほうがいいな」


 男が知千佳とエウフェミアを見ていた。何を考えているのかは丸わかりだった。


「じゃあ、姉ちゃんのほうは別の遊び方をするか。おい。弟くんを殺されたくなかったら、自分の指を全部食え」

「な、なにを……」


 オリエが呆然とする。

 知千佳も、男が何を言ったのか咄嗟に理解できなかった。


「できねぇってのかよ? おめえの親父は、娘のお前のために食い切ったってのによぉ」

「ふ、ふざけないで! どうせ約束なんて守らないくせに!」

「お前の命は助けてやったろうがよ? おまけに孫まで仕込んでやったんだ。喜びむせびながら天国にいったんじゃねーの?」


 オリエが唇を噛みしめた。

 この男は、憎しみを煽るために実に効果的な手段を取っている。この連中はこんなことを、街中で、国中で行っているのだろう。


「ほ、本当に、それで弟は助けてくれるんですね?」

「さあねぇ。今のところは助けるつもりだけど、ぐずぐずしてっと気が変わっちまうかもなぁ」


 オリエが自分の指を見つめる。その指は小刻みに震えていた。

 指を食うなど、並大抵の覚悟でできるわけがない。

 知千佳は立ち上がると、オリエの指をそっと押さえた。


「大丈夫。そんなことしなくていいから」

「で、でも」


 知千佳は男に向き直る。

 本当に頭にきていた。人の心を弄ぶこの男を、こんなことを強いているライザという男を、許すことができなかった。


「もこもこさん……三十秒が限界って言ってたやつ、やれる?」

『任せておけ』


 剣で斬り付けて、髪の毛すら切ることができないというのは常軌を逸している。その現象には、ギフトを司るシステムが関与しているはずだった。

 ならば、もこもこが一時的に無効化することができる。


「なんだぁ? お前は大人しくしてろよ、めんどくせぇなぁ」

『ゆけ!』


 椅子が男目がけて飛んだ。先ほどまで知千佳が座っていた椅子だ。

 そして、テーブルが飛ぶ。

 カップが。皿が。水入れが。

 店の中の物が知千佳の移動に合わせて飛んでいくのだ。

 これが、壇ノ浦流弓術の基本戦術。壇ノ浦知千佳の本気だった。

 壇ノ浦は馬鹿正直に殴り合ったり、斬り付け合ったりはしない。遠距離から一方的に攻撃するのを常としている。それが故に弓術を名乗っているのだ。

 知千佳は物に触れただけで一瞬で重心を把握し、指先一つで投げつけることができる。

 周囲に物があふれているこの環境は、知千佳の独壇場だった。


「な、なんだてめぇ!?」


 男は混乱していた。

 椅子の直撃を喰らい、面食らっているのだろう。それは、攻撃が通じていることを意味していた。不意討ちで斬り付けられても微動だにしなかった男が、痛みに顔を歪めているのだ。

 男は、知千佳を見失っていた。次々に飛んでくる物に気を取られているうちに、知千佳から目を離してしまったのだ。


「がっ!」


 カップや水入れに交じって飛んできた剣が、男の背に突き刺さった。

 それは、ダルフの剣。先ほど床に落としていた剣だった。

 背後からの攻撃に男が振り向く。

 だがすでに知千佳はそこにはいない。

 知千佳は男の真正面に立っていた。

 そして股間を蹴りつける。

 そこにある空隙。睾丸の奥から、内臓へねじこむようにとつま先を蹴り入れたのだ。

 男が悶え、前のめりになる。

 知千佳は蹴った足で踏み込み、両掌を突き出した。以前、もこもこが城ヶ崎ろみ子に憑依した際に披露した技だ。

 男は吹き飛び、壁に激突する。

 そして動かなくなった。


『三十秒もあれば余裕だな』

「えっと、あの……」


 オリエが呆然となっていた。


「なんで、壇ノ浦流はいつも股間を蹴り上げるんだよ……」


 少しばかり怯えたように夜霧は言った。


  *****


「ついかっとなってやったんだけど、どうしよう!?」

『あそこまでやっておいて、ついと言われてもな』


 知千佳が今さらのようにとまどっていた。


「かっとなると、あんな目に遭うんだ……」


 夜霧は呆れたように言った。


「あの、ありがとうございます。ありがとうございますではあるんですけど、その、ただですむとは思えないんですが……」


 オリエもとまどっていた。


「あいつらは、徒党を組んでやってくる。一人倒したところで、次の奴が……」


 ダルフが立ち上がって近づいてきた。


「腕を見せてもらってもいいですか?」


 エウフェミアがダルフの腕に触れる。


「痛みがおさまった!?」


 骨折していたはずだが、腕は元どおりになっていた。


「ちょっとした回復魔法です」

「エウフェミアさん、ほんとなんでもありだよね!」


 知千佳は、先ほどの戦いもエウフェミアに任せておけばよかったとでも言いたげだった。


「いえ。ギフトを無効化するというのは私にはとても真似ができません。あの男に攻撃が通用するかもやってみないことには」

「そういや、もこもこさん。さっきのやつって、また使えるの?」

『あれは結構力技でな。計算資源を使い切ってしまうのだ。そして、あれを使っている間は、他のことができぬ。つまり、バトルスーツを変形させるだとか、筋力補正だとかそういったことができぬのだ』

「何を言ってるかはわかんないけど、使えないんだね」


 知千佳たちはのんびりと話をしているが、敵はまだ他にもいるはずだ。早急に移動したほうがいいと考えて、夜霧は立ち上がった。


「ずっとぼんやり座ってたけど、今さらどうしたの?」


 若干の嫌みを交ぜて知千佳が言ってくる。


「さっさと移動したほうがいいだろ。あんだけ暴れたら気付かれるだろうし」

「そうかな? 離れてたらわからないんじゃ――」

「こんにちは。ヘイト査定がありますから、職員の行動は全て把握できるようになっております」


 細身の女が、蹴破られた扉から入ってきた。

 その背後には九名の大男が付き従っている。

 ライザの子供たちと呼ばれている連中だ。

 実際、ライザとは血縁関係にあり、どの大男も似たような容貌をしている。ライザが手当たり次第に産ませた子供という噂だった。


「査定ってなんなんだ?」


 夜霧が女に訊いた。唐突でこの場にそぐわない単語を疑問に思ったのだろう。


「それはもちろん、彼らの働きぶりを調べ、評価することです。働きぶりに応じた正確な評価による適切な報酬の支払いをモットーとしております」

「じゃあ、こいつは最低評価だな。給料もらえないんじゃないの?」


 夜霧は倒れている男を指差した。


「そこまで横暴ではありません。今がダメでも次にがんばってもらえばいいだけのことです」

「で、何しにきたんだよ」

「我々の仕事はライザ様への憎悪を掻き立てることです。なのに、獲物に反撃されているようでは今後の職務に差し障りがあります。そこで、皆様には、死んでいただくことにしました」


 男たちが前へと出てくる。

 いくら強かろうが、多勢に無勢。どうにでもなると踏んでいるのだろう。


「脅迫じゃなくて、決定事項って感じだな」


 むかつく程度で殺しはしないと夜霧は決めている。なので、こいつらがどれほど非道であろうと、自分や知千佳に関わりがないなら手出しはできない。

 だが、相手が殺そうとしてくるのなら話は別だ。

 それは未熟さ故なのか、人間らしさのあらわれなのか。

 夜霧は殺意を向けられて、都合がいいと考えていた。


「死ね」


 ライザの子供たちが一斉に倒れ、動かなくなった。


「……はい?」


 女が固まった。何が起こったのか、よくわからなかったのだろう。


「みなさん? こんなところで職務放棄ですか? いくらあなたたちが暴れるしかできない役立たずのゴロツキだったとしても、さすがにこれは想定外ですよ」


 女は見当外れのことを言っていた。


「死んだんだよ。俺がやった」


 正確には、知千佳が気絶させた男が生きている。

 そちらはどうしたものかと考えていると、エウフェミアが気絶している男の所に移動し、頭部を踏みつぶしていた。


「うっかり踏んでしまいました」


 知千佳は殺すまではしないだろうし、夜霧は気絶している相手に力を使うことはない。

 だが、この男が目覚めれば、けっきょく選択を迫られる。

 なのでエウフェミアは、汚れ役を買って出たのだ。

 あっさり問題が解決したので、夜霧はあらためて女を見た。

 状況が理解できたのか、女は冷静さを取り戻していた。


「なるほど。私には何が起こったのかわからないほどにお強いのですね。ですが、返り討ちに遭う程度のことは想定の範囲内です。多少の希望を抱いたところで、さらなる絶望が――」


 すると、話をしていることなどお構いなく、エウフェミアが女の首筋に牙を突き立てていた。


「エウフェミアさん?」


 唐突なエウフェミアの行動に知千佳がとまどっていた。


魅了(チャーム)抵抗を持っているようでしたので、吸血鬼化による永続支配を試みてみました。うまくいったようですね」


 女が、エウフェミアに跪いた。


「吸血鬼チートすぎだな!」

「まあ、助かったかな? 俺の力だと脅迫しづらいし」

「たいていのこと、エウフェミアさんで解決できそうな気がする……」

「じゃあ、話を聞かせてもらおうか。ライザについてはいろいろと知りたいことがある」


 ライザの関係者のようだからちょうどいいと、夜霧は考えた。

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