ヒューマノイドの葛藤
今よりももう少しだけ先の時代、科学技術が進歩し不完全ながらもヒューマノイドを完成させ、その普及が始まっていた。
そんな折、世界で初めて感情プログラムを搭載したヒューマノイドが使用者を殺してしまった。
本来はメーカーに回収されるべきはずが、様々な手違いで「人間」として裁判にかけられることになってしまう。
歴史上初めての裁判に、ベテラン検事と新米弁護士が挑むことになるのだが…。
プロローグ:平成五十二年十二月二十四日 如月邸にて
2010/04/22 16:10