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12、登場人物紹介&これまでのお話①

登場人物紹介


【旅籠・矢橋屋(やはしや)


(みつ) 17歳 矢橋屋の女将

 蜘蛛に取り憑かれており、その力で「つきおんな」として町内の妖退治をしている。


藤鷹 鐙(ふじたか あぶみ) 17歳 武家の嫡男

 将軍家専属の祓い役を務める藤鷹家の嫡男。鞘から抜こうとする者を殺してしまう呪抜刀の呪いを解く為に世輪町にやって来た。


弦造(げんぞう) 矢橋屋の番頭

 蜜に代わって矢橋屋を切り盛りしている。ちょっと抜けていたり、詰めが甘かったりする。


弓兵衛(ゆみへえ) 年齢は40代後半位 矢橋屋の料理人

 妖を倒す祓いの心得がある。蜜にとって祖父のような存在。


◯お(ちょう) 年齢は30代位 矢橋屋の中居

 蜜にとって口うるさい母親のような存在。多分、矢橋屋で一番怖い。


足丸(あしまる) 見た目年齢は10代前半 矢橋屋の丁稚

 矢橋屋の雑務をこなす。まだまだ謎が多い。


◯お(ささ) 見た目年齢は10代前半 矢橋屋の奉公娘

 給仕や風呂準備をする。足丸と顔が似てる。まだまだ謎が多い。


小望(こもち) 雄の柴犬 元参詣犬

 央照からやって来た。妖に抵抗する力がある。養生の為、鐙が世話する条件でしばらく矢橋屋で飼うことになる


【大陽大社】


牛蒡(ごほう) 25歳 陽遣い(※大陽大社に仕える者。祓いの力を持つ)

 い抜け上境界地の警備を担当する大男。矢橋屋とつきおんなを嫌っている。


【世輪町その他】


三吉(さんきち) 農家の子ども

 牛太郎をとても大事に可愛がっていた。


牛太郎(ぎゅうたろう) 牛の精霊

 三吉の家で飼育されていた農耕用の若い雄牛。妖に取り憑かれたイタチに襲われ死んだが、三吉の願いが通じたのか、精霊となり三吉を守る存在になった。


【その他】


藤鷹鞍之助(ふじたかくらのすけ) 東灯藩の武士 鐙の父

 将軍家専属の祓い役を務める。


堀喜春蔵(ほりきしゅんぞう) 東灯藩の武士 祓い補佐役


勝牙朔周(しょうがさくちか) 陽潮藩の武士 祓い役兼祓い師


青一朗(せいいちろう) 16歳※初登場時 陽潮藩の武士 祓い役補佐



これまでのお話


大陽大社を参る人々の世話をする町、世輪町。蜜は参拝者に同行する使用人専用の旅籠・矢橋屋の女将として暮らしている。幼少の頃から蜘蛛の妖に取り憑かれている蜜は、その妖の力を使い、「つきおんな」として、世輪町に現れる危険な妖を退治していた。

ある日蜜は、猪の妖に襲われていた鐙を助ける。鐙は代々伝わる家宝の刀に憑いた呪いを解く方法を見つける為、世輪町にやって来た。鐙自身に妖や呪いを祓う力があると見抜いた蜜は、修行で力を高め自ら刀の呪いを解くよう鐙に提案する。修行を始めた鐙は、人の代わりに大陽参りをする参詣犬の小望と出会い、小望に憑いていた呪いを祓うことに成功したのだった。

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