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ゲームブック「夏」  作者: 岡倉桜紅
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072

「馬鹿馬鹿しい」

 アオネは踵を返した。

「いくら永遠に遊べるからってそれは虚しいよ」

「俺は今まで頑張って繰り返しを終わらせる方法を模索してきた。人を殺すことまでやったんだぜ。もうあんたもあきらめて遊ぼうよ」

「たとえ永遠の時間を手に入れたとしても、私はこんな薄暗い賭博場で、くだらないゲームをして永遠を過ごしたくはない」

「くだらない?これをくだらないと言うけれど、あんたがこれからやることも、世界の出来事もほとんどの事はくだらないと思うぜ」

 アオネはドアを閉めて、早足で家に戻った。


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