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魂の契り?結婚?

 ルールーラー?の街に到着した俺達はその広場で貰える地図を貰った。


 「へぇ〜手書きぽい地図だが地球で売ってるような機械で作った地図より手書きぽい方が見やすくていいな」


 「そうなのです!直線的な絵や文字より丸みがある字や絵の方が見やすいのです!」


 「てか俺は何でこの世界の文字や言葉が話せるの?」


 「それは八太郎様が創造神だからなのです」


 うん。蛍に聞いた俺が間違いだった。まあこれもラノベで良くある魔法のおかげだろう。気にしたら負けだ。

 

 「最初はどこに行こうか?いきなり神とか言っても信じてくれないだろう?」


 「行く所は決まっているのです!城に行くのです!」


 え?城ですか!?普通は冒険者ギルド的な所に行ってギルドカードみたいなの発行してスライムでも倒すのがデフォじゃないの!?いきなり城すか!?


 「さっ、八太郎様行きますよ〜♪」


 「ちょちょい待ってー!早い早い!」




 「空から敵襲!空から敵襲!黒髪の人間と精霊だぁぁぁ!!!!!」


 「いや蛍さん?敵と間違われてるよ?」


 「大丈夫なのです!安心するのです♪」


 いや何も安心できないんだが?なんならもう取り囲まれてるんだが?


 「おい!お前達!ここがどこか分かって攻めてきているのか!?おい!魔力が半端ないくらい強い!障壁を緩めるな!!!」


 バタンっ  バタンっ


 「なんか兵士の人達が倒れてるんだけど?」


 「当たり前なのです!神の魔力の前で人間は無力なのです!」


 また一人一人と相対してるだけで兵士が倒れていく中、隊長らしき人は辛うじて剣を杖代わりに意識を保っている。


 「何の・・・目的かは分からんが・・・生きては帰さんぞ・・・」


 「蛍さんや?会話もできないんだが?この魔力引っ込ませれないの?」


 「ユグドラシルの青色のボタンを押すといいのです!」


 「いや先に言ってくれよ!ポチッとな」


 「ハーッハーッハーッ・・・・どういう事だ!?」


 「えーとすいません。魔力?が出過ぎていたので引っ込めました。怪しい者じゃないので少しお待ちを」


 何で倒れてるか分からないけど・・・キュア?なになに?怪我じゃなく毒や呪い魔力酔いなどを回復させる。怪我などには効かない。うん。多分これだ。でもその横にエリアキュアがある・・・まあそのままの複数系のキュアだろう。


 「エリアキュア!まあなんとなく発声してしまうな」


 「なななんだ!?まさか!?エリアキュアだと!?」


 「俺は今どこに・・・」


 「今まで何してたんだ!?」


 「みなさん気がつきましたか?一応それらしき魔法で治しました。大丈夫ですか?」


 「おい!身体が軽いぞ!?」


 「そうだそうだ!肩凝りも治ってるぞ!?」


 「俺は昔エルダル草の毒にやられ右目が見えなかったんだが見える・・・見えるぞ!」


 「あ、あなた様は・・・・」


 「あ?俺?俺はこの世界作った神だけど?良ければ王様か偉い人に会わせてくれる?」


 「たたただ今お待ちをッ!!!!!!」


 

 「しっ失礼します!王様の前不敬ながらお許しください!ただ今神が現れました!!急いで広場にお越しください!!」


 「なんじゃ騒々しい。神だと?ふん。そんなの、まやかしだ。神を騙る痴れ者を引っ捕らえよ!近衛隊長!行け!」


 「はっ。畏まりました」


 「あぁ〜!ついでじゃ!其奴は王様の前で跪かず上奏した罪で死刑だ!其奴も牢に閉じ込めておけ!」


 「おっ王様!待ってください!本当なんです!!!」


 「ぴーぴー煩いのう。兵士もちゃんと教育しておけ!」


 「はっ。ピーター!そいつを牢へ。他3名を王様に残し後は着いてこい!」




 「遅いな。時間が勿体ないぞ」


 「しょうがないのです!八太郎様はお腹空いたのですか?だからイライラするのですか?甘い物食べますか?はい!どうぞ?チョコバーですよ♪」


 いや俺は子供か?蛍は少し抜けてる所があるけど良く見たら優しいし俺の事考えてくれてるよな。こんなお嫁さんなら結婚したいよな。


 「むむっ!今いやらしい事考えましたですよ!?」


 「なっ何で!?俺はそんな事考えていないってば!!結婚するなら蛍みたいな人が良いなって思っただけだよ!!」


 「結婚・・・・契り・・・。八太郎様・・・私はまだ大精霊じゃないのです!!まだ結婚はできないのです!!大精霊になってから結婚するですよ!!」


 え?もう結婚確定になってしまったの!?まだ付き合ってもないよ!?


 「ちなみに大精霊にはいつなるの?」


 「このままいけば?1億2千年後くらいにはなれそうなのです♪」


 「蛍さんや・・・俺そんな後ならヨボヨボ通り越して死んでしまってますよ」


 「大丈夫なのです♪魂の輪廻で八太郎様の魂を私が大事に大事に保管して時が来たら結婚するのです♪」


 魂の保管って・・・


 「あっ、ちゃんと魂の間は私がキレイキレイして歯磨きグチュグチュペッさせてあげるのです♪」


 魂でも歯磨きさせられるの!?


 「あ、うん。分かったよ。その時はよろしく頼むな」


 俺は適当に返事をしたら急に蛍の後光が強くなり蛍自身も発光しだした。


 「八太郎様!約束なのです!私と結婚してくれますか?」


 え!?なんかマジでヤバくないすか!?しかも断れる雰囲気じゃないんだけど!?けど蛍とならいいかな。色々リードしてくれそうだし。1億年後がどうなってるか知らんけど。


 「頼りないかもしれないけどよろしく頼むよ」


 (契約 光の中級精霊 蛍 地球 人間 沖田八太郎との盟約及び結婚及び魂の契りを承諾 魂の繋がり確認 確認終了 契約は結ばれました)


 いやいやいや!なんかマジで大事になったんだけど!?あの無機質な声ってマジの奴だよな!?


 「わーい♪わーい♪これで結婚できるのです♪」


 まっいいか。あんな蛍の笑顔見れたら俺も嬉しいし。俺と一緒に居てくれるって言うんだ。ん!?ちょっと待てよ!?俺は1億年後まで風俗も彼女も作れない・・・童貞ではないが女をもう抱けないのか!?・・・・・・やってしまった・・・俺のこの先の人生オワタ・・・



 「おい!精霊がいるぞぉ!!!」


 「精霊だ!!!光の中級精霊だぞ!!魔力障壁展開!落ち着いて精霊装具で捕獲しろッ!!照準合わせ!発射!!」


 「わーい♪わーい♪」


 バシャンッ


 「なんなのでありますか!?これは!?八太郎様!?動けないのであります!」


 「蛍!大丈夫か!?今外してやるからな!!」


 「黒髪の男を引っ捕らえよ!神を騙る痴れ者だ!魔力計には引っからないが魔法に気をつけろ!」


 「キャッ!!!!!痛い・・・」


 「蛍ッッッ!?」


 目の前で蛍が捕らえられ鞘で叩かれそれを見た瞬間俺は何かがキレた・・・


 

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