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星落とし(メテオ)発動!?

 「それではマスター!惑星作り頑張るのです!」


 「ちょっと待ってよ!?頑張るったって何すればいいの!?」


 「まずはパパが言ってた時代まで進めてみましょう!タブレットのスキップボタンを押すのです!」


 それから俺は言われた通りスキップボタンを押した。すると丸い石がクルクル周り出し青色から徐々に茶色っぽい天気予報で見るような雲が流れ陸地みたいなのが隆起して行くのを眺めてた


 「クァー・・・・」


 「マスターはお眠なのですか?」


 「仕事終わりだからな。お腹も空いたし眠くもなってきたよ。このスキップは後どのくらいかかるの?それと君は名前とかあるの?」


 「良くぞ言ってくれたのです!私に名前はないのです!マスターが付けて欲しいのです!それとこのスキップはそうですね・・・地球の時間で言えば12時間くらいかかるのです」


 「無理だ。とりあえず君に任せて良いかい?俺は明日も仕事なんだ。それと名前つけるんだよな・・・こんな時思い浮かばないんだよな」


 本当にどうしよう・・・思い浮かばねーぞ!?もうタマとかコロとかでいいかな?


 「私の名前は何でも良いのです♪」


 「なら君の名前はタマだ!」


 「チッ」


 え!?舌打ちした!?めっちゃ顔が怒ってるんだが!?何でも良いって言ったよね!?


 「もう少し可愛い名前が嬉しいのです♪」


 この変わり様・・・見た目小さい女の子の精霊だがやはり女は魔性だ。


 「ごめんごめん。そうだな・・・なんか身体の背後が常に後光してるように見えるから後ろが光る・・・蛍!?蛍なんてどうかな!?」


 「蛍なのです!今日から私は蛍なのです!では私は惑星の管理しておきますのでマスターは明日に備えて寝てくださいなのです」


 「お、おう。飯食って寝るよ。後俺の事は八太郎とか沖田と呼んでくれないか?マスターとかむず痒い感じがするんだ」


 「分かりましたです!八太郎様と呼ぶのです!」


 「様も要らないけどな。それで蛍は何も食べなくて良いのか?なんなら簡単にだけど作るぞ?」


 「基本精霊は何も食べなくてもいいのです!空気中に含まれるマナを食べるだけで活動できるのです!けど八太郎様が食べる物を一緒に食べてみたいのです♪」


 そう言われ作ると言ったが結局は男の一人暮らし。肉だけ炒めと白ご飯だ。味付けはこれぞ男飯!塩だけだ!


 「なんか八太郎様のご飯は華やかじゃないです・・・」


 なんだよ!?この精霊!嫌なら食うんじゃねーよ!!


 「悪いな。所詮は男の一人暮らしだ。いつもこんな感じだ」


 「こんな物ばかりじゃ身体が悪くなるのです!それにこれからは二人暮らしになるのです!」


 「二人暮らし?あぁ〜、蛍が居るからか?」


 「ピンポン♪なのです!私はこの部屋から出ると八太郎様でも見えなくなるから出れないのですが私が八太郎様の健康も見張るのです!だから今日はもう寝た方がいいのです!歯磨きもちゃんとするのです!グチュグチュペッは最低6回はするのです!」


 あんたは、うちのオカンか!?俺が子供の時でもそこまで言われんかったわ!


 「わ分かったよ。じゃあおやすみ」


 「おやすみなのです」


 

 次の日の朝いつもと同じように起きてスーツに着替え出勤するのだが心なしか気分が軽い感じがする。行く前にチラッと例の惑星を見たが緑や茶色見た事ないエメラルドグリーンみたいな所が出来上がっていた。 蛍はその横で寝ているみたいだったから小さいタオルを掛けてあげた。仕事はいつもと変わらず、昨日纏めた商談の契約書を作り先方にハンコ貰いに行って、部長にもハンコもらって工期の日程作りや人の振り分けなどを作成して終業とした。

 帰りは蛍に言われた事もあったので少し健康に気遣い弁当屋さんの唐揚げ弁当と野菜の盛り合わせ小を購入して帰宅した。


 「ただいま」


 「おかえりなさいです♪お仕事どうでしたか?」


 「うん?いつもと変わらずだよ。とりあえず風呂に入ってくるから少し待っててくれ。あ、腹空いてるなら唐揚げ弁当だけど食べていいぞ」


 「ありがとうなのです」



 何か今まで一人暮らしだったけど「ただいま」「おかえり」があるだけで気分が違うもんだな。

それから風呂を出て二人で弁当を食べて野菜が少ないとか食べるの早いとかオカンより口煩く言われやっと例の惑星の事になった。


 「見て欲しいのです♪蛍は頑張ったのです♪」


 「おっ、なんか地球よりは色が暗いけど地球ぽくなってるんだな!てか太陽とか月はどうなってるの?」


 「よくぞ聞いてくれたのです♪太陽と月はこれです!」


 と見せられたのはまんま手の平サイズの光ってる丸い石とぼんやり光る石がこの惑星の周りをゆっくり軌道していた


 「パパが作るの忘れてたから蛍が作ったのです♪」


 「そ、そうか。よく頑張ったな」


 「わーい♪わーい♪八太郎様が褒めてくれたのです♪」


 なんかこう見ると羽が生えて小さいけど幼女だな。なんかいけない気持ちになりそうだ。


 「さっ、八太郎様!惑星の名前を決めるのです!」


 「また名前かよ・・・」


 「名前のヒントは5文字または、8文字が良いのです!」


 おい!急に難易度上がったぞ!?何で5文字か8文字限定になるの!?もう地球の神の名前でも借りるか?それくらいしかカッコイイ名前思い付かないんだけど・・・


 「アマテラスとかどうですか?」


 「あっ、ぱぱと同格の神の名前ですか!?良いと思いますよ♪どうせあのあまは引き篭もりな性格なので文句言ってこないでしょう」


 いやいや毒吐き過ぎじゃねぇ!?


 (認証しました 惑星 アマテラス承認 登録完了 続いて所有者確認 沖田八太郎 承認しました 登録完了 続いて 創造神 沖田八太郎 承認 登録完了しました)


 無機質な声が聞こえ惑星の名前がアマテラスになり俺が創造神になったらしい。


 「さっ!このユグドラシルの杖を持ち、惑星誕生初の神様降臨しましょう♪大丈夫ですよ♪今日までアマテラスで使われてる全魔法はアップデート インストール済みです♪」


 「降臨するのは良いんだけど魔法はどうやって使うの?それに初めて降臨するって・・・誰も神様なんて信じてないんじゃない!?」


 「魔法はこの杖を持つと項目が見えるのです!それを手で押すと発動するのです♪横に魔法の説明も出てるのです!」


 「本当だ!あっ!よくゲームで見る星落とし(メテオ)とかもあるんだ説明はーー」


 「八太郎様!!?それは発動ボタンでーー」


 "星落とし(メテオ)発動します 3 2 1



 ドゴォォォォォォーーーーーンッッッ!!!!!




 「「・・・・・・・・・・」」




 なんか急に隕石みたいなのが出てきてこの惑星アマテラスは大陸が4つ程あるけど1つが直撃して海に沈んでいった・・・もしかして俺・・・やっちゃった!?

惑星 アマテラスの巨大カルデラ


 惑星アマテラスの巨大カルデラはその昔神様が降臨した時に降り立った証拠だと言われている。魔力に非常に長け、長命な森の守護者エルフ族の番人が巨大な魔力痕をその当時見つけそこから神の存在が記されるようになった。神とは黒髪の人間種 年齢は30歳前後と書かれているがその姿と断定する証拠は今のところ見つかっていない

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