『妊娠の怖さ』
「妊娠しちゃった」その言葉で焦る学生は多いだろう。いや、学生だけではないだろう。成人した男性でもその思いを持つ者はいるだろう。そして、その言葉を聞いて音信不通になる男性もいるだろう。
何故そう思うのか。何故逃げてしまうのか。 それは『責任を取る』ことが出来ないからだ。
僕が一番最初に疑問に思ったのは責任を取るということはどういうことをすることなのかだ。
妊娠が発覚するのは最長で4ヶ月だそうだ。
中絶という残酷な方法があるらしいが、21週までしか出来ないときいた。つまり、最短で約2ヶ月くらい女性は妊娠したと気づいてからパートナーと話し合える期間がある。その話し合った結果が責任の取り方だと僕は考える。僕の中では二択だ。
『産んでもらい育てるor中絶してもらう』だ。
しかしどちらにしても多額の金額が必要となる。そう、つまり妊娠を聞いて焦る男性はパートナーの女性と過ごすであろう幸せな時間ではなく、現実的な金銭問題を考えるのである。そんな多額の金銭を払えると笑っていられるのはほんのひと握りの者達だ。一般男性なら逃げてしまいまいと考える者もいるだろう。いや、実際に逃げてしまうからこそ音信不通になるのだろう。逃げる男性を見て幻滅する女性はいるだろう。しかし、男性が中絶を選べば自分の中にある小さな命の灯火が消えることに辛さを感じる女性もいるだろう。もし、産んだとして金銭的に辛い生活で2人が頑張らぬ限り男性はどれを選んでも不正解なのだ。つまり、望まぬ妊娠させてしまった時点で2人の幸せは壊れてしまうのだ。
壊れてしまえば2人は別々の道を歩め始めるであろう。そして1人になる。1人になり、今まで当然のように傍にあった人がいなくなったことに苦痛を感じ、そして笑顔は絶える。そんな生活を想像すると僕は恐怖さえ感じる。たった一度の快楽の為にそんな人生を歩むのは愚かだと僕は考える。愛し合うことと性行為することを一緒にすることは間違っていると胸に刻み、僕は愛を誓う。
もし、ここまで読んでくださったのならば、1度深く調べることをおすすめする。この文が全て正しいとは僕は思っていない。この文は僕の偏見で出来ている。どんな時も冷静にそして幸せな未来を考えて行動をすることこそが僕の伝えたいことだ。
~Fin~