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スラさんの転生先こつこつ生活記  作者: 蒼和考雪
再来旅路神成活
119/132

119 実は方向音痴

こーこーどーこー! マジでどこだいここ!? 道に迷いましたー。

うん、まあ、しかたがないんじゃないかな?

地図がないと道に迷うタイプだし、そもそも地理わからんし。

この世界で自分わりと行き当たりばったりであちこちいってたもんなあ。

だから馬車に乗って移動、ということにしてたんだけども。残念ながらその馬車もアウトー。

そういうことなので森に来たのでそのまま森を進撃。どこに? 適当に! うん、そりゃ迷うな。

一応目的地の場所として覚えているのは、時計塔、でかい時計塔があるくらい。

問題はその場所が何処か、だよねえ。えっと、どこ? 確か近くにエルフの里があったよね。

っていうか、そのエルフの里もどこにあるのってはなし。その里から山越えしたような記憶もある。

えっと、神山? そこもあったような。

っていうか、もともとあそこも今回みたいに途中で離れてってパターンだったような?

こういうとなんだけど、なんかいろいろ適当に行ってるような気がする。もとからだね。

行き当たりばったりなのはおいといて。さて、本当にどこに行こう? 山を目指す?

でも、ここだと山って……もしかして竜迷宮のところになるのでは?

そうだよ、まだあんまり離れてないよ、治安悪くね?

まあ、とりあえず山を目指します。えっと、一番高い所はと。


うん、今更山を登ることに対して苦労はしないのだけれど。まじでここどこだよ!

やっぱり山はダメだな。鮪食いに行くか。あれ? 今のどうしてこうなった? 違う違う。

確か、前は海流に流されてどっか行ったわけだ。えっと、あの逆流ルートを流されて。

その先の海で流されて、海竜に出会って? えっと、そのあとはー……そうそう、沈没船。

そこででけー蛸に襲われたのをぶっちゃって、その後に人魚に遭って、人魚の里。

そっから地上に戻してもらう。んーと、その後に捕まったのよなあ、あの幼女に。

もうあの幼女もお年を召されていることでしょう。

っていうか死んでるっちゅーの。多分年齢的に年代的に。

まあ、そこまではっきり今の年代が分かってるわけではないけどさ。

十年に十年じゃきかぬ、百年くらい経ってるよね。もしくはそれ以上?

具体的な年代なんてわからぬ。

っていうか、それだけ経ってたら街の一つや二つは消えててもおかしくないのでは!?

いやいや、あの時計塔の街は目立つ時計塔がある。

それをむざむざ失くすわけにもいかないから多分大丈夫。

っていうか、この世界では戦争とかそういうのはどうなんだろう。

まあ、深く考えても仕方がないなあ。

んー? そもそも何処か何かを聞ける相手でもいれば……あてがねえ!

人間相手に聞き込むのは危険すぎる。

いや、念話を利用すれば神の声扱いにもできるか? でも神様が街がどこかってのを聞くのもなあ。

うーん、スライムって難しい。

知り合い……目的地クルシェさんは無理、エルフはそもそも近いので意味ない、魚なら?

一応人魚さん知り合いだけど、今も生きているのかねえ?

うーん、でも当てもないしとりあえず海の方に行く?

山に行ったり海に行ったり自分忙しいなー。まあ忙しくしてるのは自分なんだけどなー。


そういうことで海岸線にやってきました。

涙あり、笑いありの旅でした……という冗談は置いといて。

実際はただ川の流れに乗って来ただけだもんねー。途中、一度通ったところにまた通ったけど。

なんかわたわたした雰囲気だったので素通りがいい感じだったと思う。うん、直感的に。

そんなこんなで海。ただ、海に流されて切ると海流離岸流で遠くまで流されるのでその前に川から離脱よー。

川からあがって、そのまま海方面まで歩きで。

満潮干潮には気を付けないといけないど、とりあえず砂浜付近を……

崖になっていないのはいいね。岩場はちょっと不安あるけど、岩なら張り付けるし。

しっかし、海かあ……入りたいけど自由に泳げないからなあ。

スライムさんは水泳できるのですか? たぶんできません。

一応触手っぽく体伸ばしてばたばたやってみる?

まあ、それでだめなら流されるのでやらないけど。

だいたい海流の規模によっては本当に無理げーすぎるもん。

わっちできることしかやらない主義です。多分。


『ねーねー』


むお? 誰ですかな? っていうか、念話?


『そーそー。こっちー』


むい。そこには首だけお化けが!


『ちがうよー! わたしおばけじゃないよー!』


うむ、海面から顔を出しているおばけさんですね。


『ちがうってばー! わたしにんぎょ! にんぎょだよー! ほらっ!』


お、跳んだ。うん、ちゃんと下半身魚っすね。うん、人魚さんですね。懐かしい。


『なつかしい? やっぱりおばーちゃんにあったことあるの?』


おばーちゃん? まあ、誰かはわかりませんけど、人魚さんにはあったことあるですよ。


『そうなんだ! おばーちゃんかな? ね、ね、そのときのおはなししてよ!』


いいですよ。とりあえずさ、近くに寄らない? そんな遠くで念話で話せるにしてもさあ。


『うん、いーよ! でも、ちかづきすぎちゃうとおよげなくなるからあたまのうえにのって!』


ええー。まあ、海の中に入らないか、ぎゅーって掴んでもいいならいいですけどね…………

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