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第18節:ごめんな…そしてありがとう

今回は今までとは違います。

 「えと…なんすか?いきなり呼び出して。」


 俺はアメリカから帰還した次の日、去蝶に呼び出され社長室に来ていた。

 帰ってきた日、俺は時差ボケと疲労で泥のように眠ってしまったのだ。

 まだ眠い…。頭をかきながら欠伸をする。


 「うん。いきなり呼び出したってのはね、あんた昨日テレビ見たかってこと。」


 去蝶はお茶を淹れながら俺の質問に答える。

 湯をいれ、香気を出してお茶を差し出すと俺は去蝶の向かい側の座布団で硬そうに正座してお茶を飲む。


 「別にいいわよ、堅苦しいのは。あぐらかいててもいいわ。でも話は聞いてね。」


 俺は去蝶にそういわれ軽くうなずき足を解いて座り方をあぐらに変える。


 「んで?テレビっすよね?昨日は見てねぇっすわ。眠かったし。なんかあったンすか?」


 俺はお茶を置いて去蝶に質問し返す。

 去蝶は無言で、深刻な顔でうなずくと龍兵を呼び出した。

 既に来ていたのか、それともさっき呼んだのか龍兵がドアを開けて中へ入ってきた。


 「陽介…俺昨日…だな。ウァラウァラから伝言があるって言ったの覚えてるか?」


 龍兵は顔を暗く、いつも見せないような深刻な顔で聞いてきた。

 俺は何もわからずにただ訝しげな顔でうなずいた。


 「えって…『日本に帰ったらサプライズがある』ていってたやつか?それがどうした?」


 「あぁ…それなんだが…」


 龍兵は言いにくそうに口を開くと去蝶は手を出して静止する。


 「ここからは…私が話すわ……。」


 そういって一枚の紙を取り出した。

 書類だろうか、俺は去蝶が無言で取り出した書類に興味を示した。


 「単刀直入に言うわ。回りくどい言い方は意味がないし。」



 「なんスか?勿体ぶらないで言ってくださいよ。」


 俺は急かすように続きを求める。

 去蝶は躊躇いながらも重い口を動かした。それは俺がこの世に生を受けて初めて聞く言葉だった。今生で初めて聞いた、そして二度と聞くことのない言葉だろう。




 「陽介…あなたの家族は…皆殺しにされたわ。」



 「……は?」



 一瞬、俺の体の中身が突然ぽっかりと無くなってしまったような感覚になった。誰も喋らず静かで耳にはキー…ンという静寂をあらわす音のようなものが聞こえる。

 その静寂が永遠に俺は感じられた。


 「…な…っあ……ン…」


 情けなくも俺は声が出なかった。

 唇が軽く震え胸のところも熱い。

 次第に身体中が小刻みに震え、汗も出てくる。


 「おい…大丈夫か…!?」


 龍兵は俺の身体を倒れないように俺の身体を両腕で支える。


 ―もし、俺が組織に入ってもなくウァラウァラの『サプライズ』ということを聞いていなければこの言葉は唯の冗談に思えただろう。

 だが今の俺には去蝶の言葉が嘘には思えない。『この世界』に身をおいて初めて『死』というものをリアルに受け止めるようになっていたのだ。


 「…っ……いつだ…。いつ……殺された…。誰…に。」


 囁くよう声で去蝶に質問をする。既に俺の脚には力が入らない。

 もしここで去蝶が『冗談よっ!』っと言ってくれればどんなに気が楽だろう。


 「殺されたのはつい最近。4日ほど前かな。詳しいことは…これにかいてある。」


 そういって先ほど取り出した書類を差し出すと俺は震える手でソレを受け取った。

 ゆっくりと目を閉じ息を整え、もう一度眼を開けて無言で羅列された文字を読んだ。







 ―御守地一家殺害事件調査書―


 西暦2007年○月×日

 御守地家一家の惨殺死体が発見された。

 夫の御守地蒼賢さんは右腕がもがれ、鋭利な刃物で目をえぐられた後に頭部に銃弾を2発発砲された死体で発見された。

 また妻の御守地舞さんは頭部に1発、御守地蒼賢さんを殺害した銃と同じもので発砲され即死。

 その娘である――


 ―ドクン


 ここまで読んで俺は吐き気を催した。


 手には無意識の内に力が入り、書類の端はくしゃくしゃに折れ目が付く。


 …加奈が…加奈が……。

 


 俺は深く呼吸をし続きを読む。



 ―その娘である長女の御守地加奈さんは加害者に暴行された模様。レイプされた後、胸部を撃たれて即死であった。

 また息子である長男の御守地陽介さんは現在服役中。次男の御守地誠也さんは現在行方不明である。



 読み終わった俺は力なくうなだれ、うつむき、ぶつぶつと呟いた。

 

 「そん…な…。加奈が…加奈……」


 「陽介……落ち着いて。」

 

 去蝶はなだめるように心配そうに言う。

 俺にはもうナニがなんだかわからない気分だった。


 「ついでに…な。壁にはこんな文字が書いてあったよ……。お前に隠し事は嫌だしな。」


 そういって龍兵は一枚の写真を取り出して俺に見せてくれた。

 虚ろな表情で俺は写真を受け取る。血で壁に書かれた文字を撮った写真にはこう書かれていた。



 『お前の家族は俺がブッ殺しました。妹さんはイイ具合だったよ!ぎゃっはははは!!これは見せしめだ。追伸―弟さんはこっちでもらったぜ。まぁ加奈ちゃんは俺が殺したんじゃねぇけどね!!by4』


 「…4…!?…ウァラウァラッ…か!!」


 俺は写真をべしべしと折り曲げ、怒りをあらわにする。

 ギリギリと強く噛み締めた唇からは裂けて血が出ていた。

 

 「なんで…!!なんで護ってくれなかった!!なんで加奈を…!!去蝶!!なんで助けてくれなかった…!!なぁおい…!なんで…」


 去蝶にキレるのはお門違いだろう。しかし器に水を注ぎ続けるように怒りがこみ上げ、溢れ出てくる。

 俺は立ち上がりお茶を零すがそんなことを気にしない。だが俺がキレているのにもかかわらず相変わらず落ち着いている去蝶に腹が立ってきた。

 わかっているのだ。去蝶は悪くない。だが頭で分かっていても心の中ではどうにかなったはずだという気持ちがこみ上げてくる。


 「陽介…落ち着けって!!オメェがキレたいのはよく分かる!!だが先ずは落ち着け!!」


 龍兵は俺を気遣ってか、優しくなだめようとしてくれた。

 制止させようとする龍兵を俺は振り飛ばそうとするが龍兵は俺の頬に一発、拳骨で思いっきり殴った。



―バキッ!



 俺はそのまま殴られた勢いで吹き飛ばされ壁に叩きつけられる。

 俺は面食らった顔で俺を覆うように立っている龍兵を見上げた。


 「落ち着けって言っただろうがっ!!バカ野朗が!!確かにお前がブチギレたいのが普通だ!だけど、だからって理不尽にキレてンじゃねぇ!!いいか?確かに殺されたのは辛いことだ、だがなお前も『この世界』で生きている以上人の生き死にに関わるのは当然なんだよ!!ちったぁ頭冷やせや!!」


 俺は理不尽な怒り、殴られたこと、そして悲しみで泣きそうだったがソレを堪え社長室から出て行った。

 ドアを蹴って開け、壊れそうなくらいの勢いでドアを閉めると必死に泣きたいのを堪えて自室へと歩いていった。








 「……龍兵。」


 陽介が出て行った社長室で去蝶は息を荒立てている龍兵に静かに声をかける。


 「分かってますよ…。ちょっと…言い過ぎました……。」


 龍兵はバツが悪そうな顔をしてどかっとあぐらをかいて座る。


 「確かにここでは人の生き死にに関わっている。でもソレは飽くまで赤の他人。肉親を一度に皆殺しにされるなんて普通はないわ。ましてや陽介はまだ16歳。幼い彼には非道な現実よ。」


 「…すいません。つい…カッとなってしまって。」


 龍兵はため息をはぁっとついて下を向き、頭をかく。

 去蝶は器を片付け畳を拭いて龍兵の唇にやわらかい指を押し当てる。


 「なら謝る相手が違うでしょ?陽介ンとこにいってきてあげな。」


 妖艶な声でにっこりと優しく微笑みながら唇から指をそっと離し立ち上がる。

 龍兵もやれやれといった感じで立ち上がるとドアを開けて出て行った。





 だれも居ない社長室で一人になった去蝶は悲しそうな顔で呟いた。


 「ゴメンね…陽介…。」









 「っそがぁぁぁあぁぁ!!ちくしょぉぉーーー!!!」


 俺は自分の部屋で泣き叫んでいた。

 力いっぱい、声が枯れるくらいの勢いで叫び続けた。

 

 「あぁぁアアあァぁあっ!!」


 置物をすべてなぎ払うように床に叩きつけ、窓ガラスを素手で叩き割ったせいで拳から血が滴っている。

 

 涙は枯れても悲しみは癒えず、それでも泣き足らない俺は血涙を流している。


 「ううぅぅっ…わあぁぁぁああぁっ!!あ"あ"ぁ"ああ"!!っうひっく!ヒグッ!!グッ!!う ぅぅ!!ちくしょう…。」


 ベッドのシーツに顔をうずめ、声を押し殺すかのように泣きじゃくった。

 シーツは血涙と拳の流血で紅く染まっていく。


 「…しょ…ちく……しょうガぁアアァァ!!」


 俺は怒りに任せてクローゼットのドアを思いっきり蹴りまくった。

 どうしようもない怒りがあふれ出て収まらない。


 俺はめちゃくちゃに部屋を荒らしてハァハァと息を荒立てベッドに倒れこんだ。

 もう泣かまいと、そう思っていても涙が溢れ出てきそうになる。

 



 服を脱いでシャワーを浴びて身体を、血を洗い流した。

 服を着替えて落ち着いたところにドアのノックする音が聞こえてきた。


 「……入るな。今は誰にも…逢いたくない。」


 俺はそれだけいうとドアの鍵を閉めに行くためにドアに近づいた。

 しかし俺の忠告を無視してか、それとも聞こえなかったのかドアはひとりでに開いた。


 「龍兵……!」


 ドアを開けたところには龍兵がいた。無表情で俺を見下ろすように立っている。


 「入るなっつったろ。消えろ。」


 「オケ。まだ入ってねぇよ。それにな、俺はお前よか年上だぜ?拒否権はないンだよ。」


 そういってずかずかと部屋に入ってくる。

 なんと厚顔無恥な奴だ。


 「ハッデに暴れたなぁぁぁ〜?なぁおい!?」


 「入ンなっつったろ!!出てけ!!失せろ!!消えろ!!」


 俺は壁を思いっきり蹴って叫ぶ。なんなんだこいつは!!


 「…さっきはな…悪かったよ。言い過ぎた。ゴメン…。」

 

 急にまじめな顔で謝りだした龍兵に俺は肩透かしを食らった感じだった。

 どういう対処をしていいかわからなかった。

 

 「えっ…?あ…。な、なんだっつ〜のいきなりっ!!別にもういいし。」


 半ばキレた思いと許した気持ち半々な気持ちが交じり合い、ほかになんと言っていいかわからず俺はベッドに腰掛ける。

 龍兵は近くに倒れてた椅子を立て直しそれに逆向きに座って俺に話しかけてきた。


 「…少しは落ち着いたか?」


 「気は晴れてねぇけど落ち着いた。」


 俺はむすっとした表情で言い放つ。

 龍兵は「そうか。」っと言ってしばらく黙ったままだった。俺も何も喋らなかった。



 この空気は嫌いだ。



 「なぁ…俺って…葬式にでれねぇンかな…?」


 俺は唐突に、話を切り出した。せめて加奈にお香をあげてやりたい。無理を承知で聞いてみた。

 

 「…無理だ。仮にもお前は服役囚だ。その情報は親戚全員に渡っているだろう。葬式には出れん。」


 「そっか…まぁだめもとだったから。」


 落胆した俺を見かねてか。龍兵は頭をかいてしばらく考えるとおもむろに口を開いた。


 「葬式は無理だけどよぉぉ…通夜くらいには顔出せると思うぜ。」


 「ま、マジかっ!?」

 

 「まぁ深夜に…な。俺が連れてってやるよ。多分通夜は葬式会場で行うだろうし。去蝶さんに場所聞いて連れてってやるよ。」


 「…ありがとう。」


 俺は龍兵に深く感謝する。

 龍兵はそのまま立ち上がって部屋を出て行った。


 俺は眠気を思い出したのかそのままベッドに沈むように寝てしまった。







 ―あぁ…またあの夢だ。


 最近見ないなと思っていたがまたあの女の子の夢。髪の毛が純白の真っ白で俺を見ている。

 同い年くらいの彼女はどこか悲しそうに微笑んでいる。


 もっと…もっと……彼女には笑って欲しい。


 何故かそんな想いが俺の心の中に湧いている。

 彼女の差し伸べた手を握ろうとした瞬間、俺は目を覚ました。



 「陽介!!そろそろ行くぞ。」


 龍兵の声で俺は目を覚ました。俺を起こしに来てくれたのだ。

 先ほど壊してしまった時計を放り投げ携帯の時間を見ると夜中の2時半を回っているところだった。


 「あぁ…うん。今行く…。」


 結構な時間寝ていたはずなのに俺の意識ははっきりとしていた。

 あの夢を見た妙な感覚が、デジャヴに似たような感覚が俺の意識を鮮明にしていたのだ。



 俺は車の中で助手席に乗って外を見ている。

 夜の街は眠ることはなく、人々の負の欲望をあらわすようなネオンが輝いている。


 「あのさ、俺と…加奈と誠也は血が繋がってないンだ。」


 おもむろに運転中の龍兵に声をかける。

 龍兵はちらりと俺を見て、続きを話すように促してきた。


 「俺の親父はさ…なんの仕事やってンのかわかんなかったけどどうしようもない奴でさ、浮気して俺が3歳の頃にお袋と離婚しちまったんだ。ンで親父に着いてきたンだけど親父は再婚してさ、その浮気相手と。浮気相手には子供が2人居てさ、ソレが加奈と誠也だったんだ。」


 俺は誰にも話したことはない話をたんたんと喋りだす。

 龍兵は信号を右に曲がって次の信号で停まった。


 「ずっと前から浮気してたクソ親父は浮気相手と関係を持っちまっててさ、加奈の一つ下の誠也が生まれたんだ。相手もそれで離婚したんだけど。んでしばらくお互い一人暮らしだったんだけどな、俺が4歳のときにその浮気相手と再婚して、見事に異父異母兄弟が出来上がったってわけだ。」


 「それで?お前はなんか特別な事情があったんだろう?」


 龍兵は信号待ちしていた信号が青になるとアクセルを踏んで車を走らせる。


 「あ〜…うん。その義母はさ、自分の娘息子、つまり加奈と誠也しか相手にしねぇんだ。俺の唯一の味方の親父も仕事で家にいねぇし。正直寂しかったよ。怖かった。一人だったから。

でも加奈は俺に優しくしてくれた。本当の兄貴のように俺を慕って頼ってくれた。あいつは俺のこと本当の兄貴じゃないって知らなかったんだろうけど俺はあいつの…加奈の本当の兄貴になってやろうと思ったんだ。」


 俺は顔を沈めた。鼻の奥に熱い何かがこみ上げてきて泣きそうになったからだ。

 震える声で俺は続きを話した。


 「親父もさぁ…なんだかんだで結構俺のこと助けてくれたンだ…。う、運動会ン時なんか一緒に二人三脚やって さ…、一位取ったんだ…!」


 精一杯、笑うように努力するが涙が自然と流れてくる、龍兵は俺が泣いているのに気付いていたがそれには触れず、無言で車を運転し続けた。


 「…着いたぞ。」


 そういって車を葬儀会館の前に止める。

 俺はすばやく服で涙をぬぐい鼻をすすると気持ちを落ち着かせ龍兵に触れる。


 「…行くぞ。」


 そういって透明になり始めた。龍兵に触れていた俺も一緒に姿を消す。

 



 暗い館内を音もなく歩き、途中トイレで”力”を解いて間をおいて再び通夜の部屋を探し始めた。


 「ここか…。」


 龍兵はそういってドアを開ける。そこには桐で出来た棺が一つ置いてあった。


 俺は高鳴る鼓動を抑え棺おけのふたを開ける。

 鼓動が龍兵に聞こえるのではないかと思うほど高鳴っていた。




 ―綺麗…だ。




 棺おけの中では加奈が眼を閉じ手を組んで眠っていた。眠っているように見えた。

 

 「加奈…。」


 俺は加奈の顔を優しく撫でる。


 冷たい…。

 血色のある肌色ではなく、もはや肌は雪のように白く冷たくなっていた。

 眼を閉じて本当に眠っているように…。


 頬には殺される前に泣いていたのであろう、涙の後が残っていた。

 ギュッと、胸が締め付けられるような気持ちが俺の心を潰した。


 「もう…動かないンだよな…もう…笑いかけてくれないんだよな……。」


 俺は声が震え、泣きながら冷え切った加奈の手を温めるように強く握る。

 

 「ゴメン加奈…ゴメンな…。お、俺のせいで…。俺…護ってやれなかった…。お前の……、お兄ちゃんなのに な……。うっぅ…グスッ…!」


 俺は口を真一文字にし、声を押し殺して泣いた。冷えた加奈の手に顔をうずめる。


 「陽介…そろそろ…。」


 見張っていた龍兵は急かすように俺に言う。



 「…もう…少しだけ……少し…居させてください……。」



 俺はずっと加奈の手を握り続けた。温かくなるまで、ずっとずっと握り続けた。

 俺の涙は頬を伝い、トットッと音を立て畳に滲んだ。


 「うっ…っ…ヒグッ…グス……ゴメン…な、ゴメンな……。加奈……。そンでさ…今まで…い…言えなかったけど……さ……。」


 俺は涙を堪え、精一杯の笑顔で、やっとのことで声を絞り出して一言だけはっきりと言った。



 「今まで…ありがとう……。」






さて、初めて手を着けた感動モノなんですが…

如何だったでしょうか?

直すすべきところがあれば是非ご指摘してやってください。

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