表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
The Days  作者: manbou
7/8

アグールの独白

アグールが独り言を言ってます

補足説明なんで

読んでも意味なしなんですが・・・・


ワシはアグール。バズハルの錬金術師じゃ

ちょっとは名の知れた錬金術師なんじゃぞ。

そんなワシがルークに会ったのはバズの森の深層部じゃった


その日はポーションの材料である薬草が切れていたので、単身で森の群生地へ、慣れ親しんだ森に普段は絶対切らさない魔物除けが、その日に限って切らしてしもうたんじゃ。


油断はするもんじゃないのぉ。

あっという間にヘルハウンドに嗅ぎつけられ、一目散に逃げてた時じゃ


わが目を疑ったぞ、


只でさえ危険な森じゃ。


道のない低木の間を抜け、転げ出た先に子供がボケっと立ってるなんて誰が思う



まず、森の中に子供がいることが可笑しい。親がいたとしても森の深層なんかに年端もいかん子供を連れてくるやつなんかおらん


肩より長い絹のような銀糸の髪をゆるく束ね、森の緑を宿したような翡翠色の大きな瞳、まだ幼さない丸びを帯びた輪郭。少女のような愛らしい容姿をしとった。


しかし、風体がみょうちくりんじゃった。

ぶかぶかな体に合わない服を無理やり(袖やら裾やら切って)不恰好に着こんだ変な子供じゃった。


まぁ、会った時はそんな事考える余裕はなかったがの

なにせワシがヘルハウンドどもに追われ、絶体絶命の大ピンチじゃったし?


もうダメじゃと思った


ワシ一人でもヘルハウンドの群れなんか相手出来んし、それが子供も巻き込んで餌食になってしまう。最悪な状況、絶体絶命じゃ


そんな時ルークが魔術でヘルハウンドを倒しおった


魔術じゃぞ!


一撃でヘルハウンド2匹いっぺんに始末しよった

そんな威力のある魔術を子供が操るなんて聞いたことない


見たところ十を少し超えた位の子供じゃ、

ようやっと魔術の基礎を学び始める年ごろじゃ


出来る魔術もたかがしれとる。蝋燭に火を灯すとか、小さな水滴を作り出すとかそんなもんだ。


普通はな。

それが強力な火炎の矢を同時に複数操り、ましてや魔力を膨大に必要とする精霊術まで操りおった。


あとあと聞いてみれば50過ぎとかぬかよった・・・・

見た目からは想像つかんぞ


何の冗談かと思ったわい


しかもレクサスに縁を持つエルフじゃと言うから二度びっくりじゃ


レクサスってのはそもそも精霊の王であるレジィーファーの宿る森じゃ

エルフの中でも特に力をもつハイエルフの里がある森じゃ

本人は暈かしておったがのぉ


本来、人里なんて出てくる奴等じゃないんじゃが

何があったのやら




そういえば24年前のクーデターの話で何やらブツブツ言っておった

バズの森で亡くなった白銀の騎士の話が出たときは、な~んか引き攣っておったの


まぁ、知り合いに会いたいが、子供の容姿じゃ会えんとかなんとか

悩んでおったから

錬金術で創る時の宝石の話をしてやった





”時の宝石”は一時的に時を止めるアイテムじゃが、ある特定の精霊より力を借りることで特性をつける事で時を操ることが出来るといわれて、効果はホンのひと時らしいが若返ったり、反対に年老いさせたりできるらしいのじゃ


伝承みたいなもんなんじゃがの


何しろ錬金術事態がマイナーな技術じゃし、そのうえ精霊術をミックスした最上級最難関の超レアアイテムだったりする


創るレシピはあるが成功した者がおらん


レクサスのエルフなら創れるかもしれんと話をしてみたが

ルークの奴は早々に諦めたらしい


とりあえず都に行って知り合いを訪ねてみるとか言っておった

なんにせよ、旅の準備をしなきゃならん




2・3日は準備にかけるみたいじゃの

ワシの家に滞在するよう言ったら、遠慮しよるのでのう




まぁ、錬金を手伝わせるってことで

納得させたがの~


さてとぉ~明日から扱き使うって名目で、錬金術でも仕込んでやるかのぉ~


楽しみじゃ

停滞中・・・・・

頑張ろう自分!文才ほしいなぁ~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ