あれから
引っ越ししてから3月ほどったっただろうか?あれから毎日、魔法の練習、運動、魔法書での勉強を続けた、他にもルナからこちらの世界の常識を教えてもらったりルナときゃっきゃしたりと結構充実した日々を送っている。
魔法に関しては生活魔法のほかに 攻撃魔法で、炎の弾が出せるようになったり氷の刃が飛んで行く魔法が使えるようになった。どちらもこぶしほどの大きさだが的に当たると炎は燃え上がり、氷の刃は的を貫き凍らせる結構怖そうな魔法である。
補助魔法では一番簡単な自身の体を素早くしたり、防御力を上げたり、力を上げたりするものである。本来の能力の1.5倍程度になることが分かってる。ジャンプしたりして確認してみたのだ。初めて垂直飛びで自身の身長より高く飛び上がったときは怖かった。
魔道補助は、自然MP回復が微量ずつ増えるものでLvによって回復量は増えていく。また、瞑想によって一定時間動けないけど急速にMPを回復させることができる技で、こちらもLvによって動けない時間と魔力回復時間は変わってくる。魔法使いの弱点MP切れの切り札になりそう。
杖術に関しては毎日素振りをしているだけそれでもすこしLvが上がってた。
格闘も適当に運動してるだけでLvが少し上がったあと反復横跳びのおかげか俊敏も上がった。わき腹痛くなるまで頑張った甲斐があった。
生活魔法は便利の一言に尽きる特に洗浄なんかはお風呂とは違った気持ちよさがあった。
言語翻訳は本が読み放題でとっても便利、魔法書関係を読むのに大変助かったまったく見たことない文字なのかなって感じのものまでちゃんと読めるのである。
自動探知このスキルはここにいると安全なため不明だけどパッシブスキルなためかLvは少し上がってい」る。謎のスキル。
空間魔法これは超便利カバンいらずのスキルだ。今は薬草と食べ物が主に詰め込まれていて取り出そうとすると何が入っているか頭に浮かぶのでそれを思うだけで出てくる。
魔法錬金術は、初期の魔法錬金術!という本を見つけたので本の通り作ってみているが、ここで作れるのは初級HPポーション、初級MPポーションくらいだった材料があるのがそのくらいだったのでしかたない。
契約魔法これはルナ以外に使う予定がないので特に何もしていないただしルナが獣魔としていてくれるだけですこしずつLvが上がるらしく、高Lvになるほど相手にこちらの要求をのませやすくなるそうである。
ステータス
名前 ユリナ・シラナミ 15才 犯罪歴なし
職業 魔導士 Lv3
HP E
ST E
MP C
力 E
防御 E
魔力 S
知能 C
俊敏 D
幸運 S
スキル
攻撃魔法 Lv8
補助魔法 Lv5
魔道補助 Lv5
杖術 Lv2
格闘 Lv3
生活魔法 Lv5
言語翻訳 Lv10
自動探知 Lv2
空間魔法 Lv3
魔法錬金術 Lv8
契約魔法 Lv2
空きスキル枠 4枠
主神の加護 神への祈りが使えるようになる 傷、病気などが回復する。
異世界(地球)の主神の加護 Lvが通常よりも上がりやすくなる PTにも反映する。
七福神の加護 幸運値が爆上がりする。
称号 異界からの神子 本気で神に祈ると何かが起こるかもしれない。
以上がいまのステータスであるスキルLvは10くらいまではかなり上がりやすいほうではあるが3か月でここまで上がるのはやはり神様たちのおかげなんだろう。
ルナに今のステータスを見せるよう言われ見せていると。
「そろそろモンスターを倒しに行ってみるか」
突然言われた、そういえば最初にそんなこと言ってたな確か魔物を倒せるようにならないとここから出られないってやつ。
あまりにも今の生活が充実していたためすっかり忘れていた。だってしっかりとした食事、ゆっくりとれる睡眠、趣味の読書、気分転換の運動、何よりもルナとの二人きりの蜜月、完璧すぎる生活で文句のつけようがない。もう一生このままでいいような気もするがさすがにそれではだめだろうなぁ、しかもルナは行く気なのだそこに今の理由で行かないって言ってしまえばダメ人間のようである。
「そ、そうだねーモンスター倒したほうがいいかな?まだ少し早くないかな?」
「そんなことはない今のステータスならこの近くにいる魔物など簡単に倒すことができる、外に出ればここでは取れなかった素材が取れる、錬金の種類も増えるだろう。」
なぜか私よりよほどしっかりと私の将来を考えてくれているうれしい!けど、モンスターは、ちょっと、まだ。心が無理と言っている。
「明日はモンスター狩りだ!」
何か決定してしまったよ。