異世界の朝
至高のフニフニを頬に感じるずっと感じていたいが起きなくてはならない、そっと目を開けるとルナの毛並みが顔の間近にあり手を伸ばして肉球で、私の顔をフニフニしていた
「いつまでぼんやりしとるんだ、起きよ飯を食うのだ」
至高のフニフニが終了してしまった。
だが確かに昨日から結局何も食べずに寝てしまったそれにナルにご飯もあげずに寝てしまった。焦って飛び起きてキッチンに向かった二段になって扉付きの木の箱、おそらく冷蔵庫変わりだと思うのでそこをとりあえず開けてみたやはりそうであったらしく冷蔵庫ほどではないけど少しひやりとした空気を感じるそして食糧が入っていた卵や、肉、魚、パン。お米は見当たらないどこか別のところにあるのかもしれない、
ルナは何を食べるんだろう、振り返ってみたらルナもついてきていた
「ルナは何が食べたいの?おさかなかな?」
「わしは肉がいい、生肉」
生肉!いや野生の猫なら食べるのかな?そもそもルナって野生なのかな?知らないことが多いな、そのうちゆっくり聞いていこう。それにしても生肉って食べて大丈夫なのかな?そのまま上げるの切るの?どのくらい食べるのかもわからないルナに直接聞こう
「生肉って食べても大丈夫なの?」
「大丈夫だいつも食べておる処理された肉は食べやすくていいのだ」
ぁ、なんか野性っぽい。
「量はどのくらい?細かく切ったほうがいいの?」
お肉を見せたほうが分かりやすいと思い冷蔵庫から取り出しルナに見せるするとルナは、手でちょんちょんお肉を手でさした、おそらくこの辺りから切ればいいのだろうまな板と包丁を探しお肉を切った、ルナが指さしたあたりから肉を切ってみたスーパーで売ってるステーキの大きめサイズのお肉を1/3くらい切ってみた、きずくとルナは台の上に上りお肉を見ているそしておもむろにい大きいほうの肉をさした。
「え?そっちなのおなか壊さない?」
「このくらいなんだいざとなればこの10倍でも食べれるぞ!早くよこすのだ腹がすいておる」
やっぱりおなかすいてたのか、慌ててお皿を探して大きいほうのお肉を移すとルナの前に置いた。
「ちゃんとテーブルに置くのじゃ、そして自分の食事も持ってくるのだ。」」
ルナ!優しい。
まず残りの肉と卵を焼き、パンをどうするか見まわしたがトースターなどはなかったのでパンもフライパンで焼いてみた。
お皿に移して、テーブルに向かうとルナがちゃんと待ていてくれた
「お待たせ、じゃぁ食べようかいただきます」
「いただきますとは何だ?初めて聞く」
「うーん、食前のお祈り?こうやって私の口に入るまでいろんな人に手がかかってるでしょその人たちや食材になってくれたお肉にも感謝の思いを込めてあいさつする感じかなぁ」
「ふむ、だが世界は弱肉強食なのだ。」
ぁ、やっぱり野生。
食事をしながら昨日言っていた契約魔法の話をした。同意があれば簡単な魔法でまず魔法契約書に規約内容を記入する、そしてそれに背いたときの罰則も記入し血判、もしくは魔力を注ぐことで完了する。
契約内容を考えねばならないのは少し面倒だけどナルに教えてもらいながら作るしかない。
と思っていたが獣魔契約は言葉の通じない獣魔とも契約することがあるため「何らかの理由」で互いに納得していれば獣魔契約の魔法を使うことで契約は完了する、契約が完了した獣魔は主人が決めた解約内容に基本的に逆らうことはない。獣魔契約していれば街中などにも入ることができる、ただし問題が起こったときは当然主人が責任を負うことになる。
「何らかの理由」でとは要するに意思の疎通のできない魔獣などに力で認めさせ獣魔契約を行うとゆうことらしい
幸い、ルナとは意思の疎通ができた上に同意があったためそのようなことをせず契約が可能であるが、問題は魔法をどうやって使うのかさっぱりわからない。
「とりあえずやってみるのじゃ一度魔力をつかえばなんとなくでもわかるようになるだろう」
ナルに言われた通りとりあえず試してみることになり、暫く2人で見つめあっているとナルとつながりあった気がした。
「成功したようだ。どうだ分かったか?」
うーん、正直微妙な感じがする。つながった感じはしただが魔力がと言われるとよくわからない。
それをナルに説明するととりあえず、だれでも使える生活魔法から練習することになり、同時に初期魔法の本を読むことになった。少しわくわくしたやっぱり魔法はファンタジーの夢だよね。