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おまけ 『二日市とふろう』として

 いまだこの名前になれない人もいるらしいが、その最たる人間が私だったりする。

 北部九州在住改め二日市とふろうは、現在小説家となって本屋に本が並んでいるという事実が夢じゃないだろうかと思う事もある。

 そういえばと確認して、小説家になる前の話で終わっていた以上、小説家になった後の話も少し加筆しておくかという気分でこの話を書いている。

 という訳で、私のデビュー作品である『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』についての話を軽く語ろうかなと思っている。


 私が悪役令嬢ものを『書ける』と確信したのは、その悪役令嬢ものの物語の構造にある。

 悪役令嬢もの。

 私はこれを前期後期に分類しているのだが、前期悪役令嬢と後期悪役令嬢の差は敗北の時間にある。

 前期悪役令嬢ものは、敗北が物語のクライマックスに発生するのに対して、後期悪役令嬢もの(私は『ざまぁ』ものと呼んでいた)は物語冒頭に敗北する事になる。

 つまり、物語としては『最後に負ける』。つまり起承転結で言う所の『転』部分にあたり『どう敗北を回避するか?』が物語の根幹となる。

 もちろん、私はそれをそのまま受け取る訳がなかった。



「え?合法的に負けられるの!?なんて素晴らしい!!!!!!」


 

 本当にこれに気づいた時の感動と快感は今でも思い出す。

 可憐に苛烈に無残に華麗に美しく容赦なく敗北でき、それが物語として認められる。

 なんて美しくて楽しくて甘美なんだろう……!!!


 そうなると話は簡単である。

 『どうやって負けるか?』というのは実は簡単で負けるキャラクターが一流ならば、それに引っ張られる事は『修羅の国(以下略)』で察していた。

 あの物語は毛利元就という一流の敵に右往左往する物語で、それでも最後は勝った物語である。

 なお、『修羅の国』の最後を見た知り合いが「あんた勝てる物語書けたんだ!」と驚いたのは良い昔話である。

 とはいえ、キャラクターの設定に難儀した。

 キャラクター設定時に深みみたいなのが見えないのである。

 これを私はweb小説という特徴を利用した強引な手段で解決する事にした。


 設定資料の物語をゲームスタート前から初めて、時代にキャラクターを投げ込んて観測しよう。

 書き上げた後は、編集で整理統合して物語を整理すればいいし。


 そうなのだ。

 私のデビュー作品である『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』は、長い長いながーーーーーい設定資料集なのである。

 だって、この物語の乙女ゲームの本編は高校生時代つまり16から18までの時間なのだから。

 なお、『昨日宰相今日JK明日悪役令嬢』で大活躍した相良絵梨の姉弟子である神奈水樹の前日譚みたいな話にしようとしたのは、キャラクターを考えるのが面倒だったという実に身もふたもない話だったりする。

 となれば、あとは誰に負けるかである。

 もう言わなくてもいいだろう。


 小泉純一郎。


 あの銀髪宰相に敵方として負ける物語。

 そこで敗者として敗れ、その後のリーマンショックでとどめを刺される。

 私はこの時点でこの物語の成功を確信していた。

 だって、これだけ堂々と『史実だし』で読者をぶん殴れるのだ。

 何しろ元リベラル側としてあの人にコテンパンのけちょんけちょんに負けた実体験を遠慮なく提示できるというのがすばらしい。

 なお、今だから気づいたが成功するだろうと確信していたが書籍化できるかどうかは別問題だろうに。とはいえ、あの時の私はエンディングの美しいバッドエンドシーンが見えていたから気づいていなかっただろうが。

 ちなみに、お嬢様が負けかかると読者側が「負けないで」と言う感想であふれるのが本当にあの頃の私は分かっていなかったのを今だからばらしておこう。

 設定資料集だから好きなものをぶち込んでいこう。

 佐藤大輔の『征途』や押井守の『パトレイバー』や『ケルベロスサーガ』あたりをオマージュとしてぶち込み、悪役令嬢の体裁を作るために華族や財閥の設定に注目し、そうなったら破滅のルートにバブル崩壊と不良債権処理が入るのは実体験で理解している訳で。

 かくして、長い長いながーーーーーい設定資料集はこうして幕を開けた。

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2018年 06月01日(金) 20時29分 〔公開中〕 編集 削除

現代社会で悪役令嬢をするのにはちょっと大変


 久しぶりの悪役令嬢ものである。

 で、少し古いタイプの悪役令嬢ものである。

 最近の悪役令嬢もののブームは『ざまぁ系』と私は呼んでいる婚約破棄スタートからの逆襲なのだが、一方的な悪役を押し付けるのにどうしても抵抗があったので古いタイプの悪役令嬢ものになった。

 一応、色恋はあるよ。

 なお、今回はビッチ無しである。

 その分初手からフルイを派手にかけてゆく。

 テーマは『悪役令嬢の皮をまとった架空戦記』であり『悪役令嬢の皮をまとった経済小説』であり、一応賞に出すことを考えて10万字程度に終わる『ライトノベル』を目指すという欲張り作品である。

 その分、仕掛けとして『軽く』と『更新頻度の上げる』事を考えており、2500字の40話をめどに話を構築できたらと考えている。


 あと、語っておきたいのは、実は人の一生を語る時の時代の変遷で、連続テレビ小説を見ている人なら気づくだろう。

 ドラマにおいて大きなイベントが二つあるのだ。


 一つは昭和で話が終わるならば太平洋戦争。

 もう一つは平成で話をするのならばバブル崩壊。


 多分、あと20年したら21世紀初頭の出来事として外せない9.11同時多発テロやリーマンショック、東日本大震災あたりがあげられるのだろうが、そういうファクターを悪役令嬢という舞台を使って語れるのならばという意図もあったりする。


 え?悪役令嬢を使った『ハゲタカ』じゃないのかって?

 え?悪役令嬢を使った『小説吉田学校』じゃないのかって?


 君のようなかんの(以下略)




2018年 06月08日(金) 19時28分 〔公開中〕 編集 削除

乙女回路を回せ

 『現代社会で悪役令嬢をするのはちょっと大変』を毎日投稿しているのだが、そのためにちょっと乙女回路を回そうと少女コミックを読みふけっている。

 という訳で、作者だけ出しておこう。


 山口美由紀

 山田南平

 橘裕

 岡野史佳

 やまざき貴子

 柳原希

 那州雪絵

 星野架名


 いかに『花とゆめ』系に影響を受けたか丸わかりである。

 なお、男の娘属性がついたのは間違いなくやまざき貴子先生の代表作『っポイ!』のせいである。

 これを書くために調べたらいつの間にか完結してやんの。

 今度まとめ読みに漫画喫茶にでも行くか。


追記

 試しに『っポイ!』で検索して画像を見たら、某ソロモンの悪夢な艦娘さんが。が。

 ミーム汚染がこんな所にも……



2018年 07月17日(火) 13時03分 〔公開中〕 編集 削除

10000

 「現代社会で悪役令嬢をするのはちょっと大変」がポイント10000を突破しました。

 皆様の応援に感謝を。


 この作品は個人的にテーマが3つあって、なろうテンプレートを前提に物語を『軽く』・更新を『速く』・文章量を『少なく』をテーマに、乙女ゲーム設定、毎日更新、2000字程度投稿でやっているのだが、それが見事に勝利したという事なのだろう。

 で、勝利したのはいい。

 問題はここからで、目標である第二回アイリスNEOファンタジー大賞に出していいのか?という所だったりする。

 だって、まだJSで恋愛より友情だしなぁ………

 この話は、2008年9月が山になるから、あと8年しか時間がない。

 で、2008年時点で瑠奈たちが18になるように組んでいるので、まだ友情なんだよなぁ。

 中等部あたりから色を知り、高等部で恋をという感じで考えていたから、恋愛シーンが後半にずれるという最近のコンテスト傾向から考えるとやっちゃった案件に。

 一応終わりまでの筋は今の所外れていないので、9月中完結ぐらいにはなるのだろうが文字数は当初の12万から増えるのが確定。

 ポイントもこのままで行くと15000あたりに落ち着く計算にはなる。


 なろうってのは本当に魔境である。

 20000を超えるのがこんなにも難しいのだ。


 ちょっと空気を変えて楽しいことも。

 読者の多くが、過去を異世界チックに楽しんでいるのが実に楽しい。

 十年一昔とはよく言ったものである。


 一応9月までには終われればいいなという方向ですがどうか読者の皆様、これからも応援の程よろしくおねがいします。



追記

 『修羅の国(以下略)』も週一更新をなんとか続けるつもりなのでよろしくおねがいします。




2018年 08月14日(火) 19時17分 〔公開中〕 編集 削除

今更気づいたこと

『現代社会で悪役令嬢をするのはちょっと大変』を書いてて今更気づいたことを書いておく。


その1

 おかしい。

 もうすぐ18万字になるのにまだ小学生が終わらない……


その2

 これを出すつもりの賞が『アイリスNEOファンタジー大賞』なんだが、このままだとカテゴリーエラーでハネられかねん……


 反省しつつももっとイチャコラを書くように心がける予定。

 けど、今2001年なんだよなぁ。

 トリガーイベントがデカすぎる……




確認作業

 『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』の話だが、腱鞘炎を抱えていて無理をしたくないというのがあると同時に、設定やストーリーに深みをと考え出して思考が重たくなっている自分に気づく。

 この話のコンセプトは『速く』『軽く』『短く』を前提に作っているから、この流れは大変危険であると気付き、ちと戒めと再確認の意味をこめてこれを書いている。

 2001年だけは時代のターニングポイントだったからきっちり書きたかったしなぁ。

 少し軽めに短くという感覚に戻していこうかと考えている。


 大規模な加筆修正とかは、12月中旬までとりあえず行わない予定。

 これは応募している『メゾン文庫大賞』の一次選考に通ったら考えるという事で、『修羅の国(以下略)』は、その後冒頭部から約60話近くを一気に書き直したのは向こうの読者ならば覚えているだろう。

 今の所、週5から週4は書き続けたい所だが、書き溜めが作れないのが難点。

 やはり毎日投稿できているランカーの皆様はすげーわ……




2018年 10月02日(火) 11時07分 〔公開中〕 編集 削除

メゾン文庫大賞応募しました

 『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』の話である。

 元々この話は、アイリスNEOファンタジー大賞に応募しようと作っていたものである。

 で、『どー考えても応募規定満たしてないよな……』と泣く泣く応募を諦めた経緯がある。

 時は9/30。

 なんとなしに表示されたバナーを押して、こっちもやっていたなーと見ていたら気づく。


 応募規定

  現代または現代に近い舞台であること


 応募締め切り

  10/1


 あ。

 これなら出せるやん!!!


 という訳で応募してみた。

 応援よろしくおねがいします。



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 ちなみに、これはあの時から『なんでこの賞に出す?』と突っ込まれたが、あの当時の悪役令嬢ものというなろうののコンテストで定期的に行われていたのが女性小説で特にアイリスNEOファンタジー大賞が第一候補だった。

 あの時アリアンローズも候補にあったんだよなぁ。

 それもこれも最後「修正すりゃいいや」とにかく突っ走ったのが理由だったのだが、同時になろうのポイントが足りていないのは自覚していた。

 あの時の応募作品のトップ20に入るポイント数が20000-30000。

 少なくともそこまでは稼ぐ必要があった。

 だから、こんな事も活動報告に残している。

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2018年 10月29日(月) 17時29分 〔公開中〕 編集 削除

タイムスケジュール

コンテストのタイムスケジュール


なろうコン 応募締め切り   2019年 2/4 10:00


メゾン文庫大賞 一次選考  2018年 12月中旬

           二次選考  2019年 1月中旬

           受賞発表  2019年 2月中旬


……ふむ。

 順調に行ったら、『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』はなろうコンに出せない。

 かといって、なろうコンに何か出さないのももったいない。

 一応のめどとして今年中には『現代社会』は終わらせられたらと思っているが、それができたならば、なろうコン向けに急遽何か作るのも悪くないかもしれない。

 そういう前提で、年末年始のスケジュールを構築しておこう。



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そして、このあたりから作者の誤算と読者によって運命の女神が飛びこんでくる。

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2018年 11月12日(月) 17時22分 〔公開中〕 編集 削除

PV500万ユニーク100万突破

 タイトルの通り『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』PV500万、ユニークが100万突破しました。

 皆様の応援に感謝を。


 活動報告に書いた『お嬢様の逆襲』だが、思ったより肯定的な意見が多くて私はびっくりである。

 せっかくなので、このあたりのズレみたいなのを解説しようかなと思ったり。


 そもそも、作者の一派では、『最初から最後まで順番に物語を書かない』作家というものが存在する。

 私の属している派なのだが、書きたいシーンが見える>>書く>>そこから話を整えるという方法を取るのだが、これ、読者側にとってはものすごく意味不明な形になる。

 かといって、書きたいシーンは大体山場なのだが、そこまでの起承転結を整えると今度はそこに着いた時に、ネタが腐ってしまったり飽きてしまうなんて事もしばしば。


 一方で、感想などのライブ感を大事にする為、行き当たりばったりで書く手法もあり、私は元々こっちの書き手でもある。

 この手法だと問題点があって、書いている作者ですら終りが見えないのだ。

 で、それを回避する方法が二つある。

 一つはとにかく終わらせてから全体的な大改修を入れることで、『昨日宰相今日JK明日悪役令嬢』でやって大失敗した手法である。

 多くの読者は、別枠で始まった修正版に気づいてくれなかったのである。

 これを元に学んだことは、


 なろうでは絶対に修正は別枠でしてはならない。


という事で、『修羅の国九州のブラック戦国大名一門にチート転生したけど、周りが詰み過ぎてて史実どおりに討ち死にすらできないかもしれない』では、読者からの反発と懸念を押しのけて書きながら大修正をかけるという事をやって無事に成功させた。


で、今作品の『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』だが、賞に出す事を前提にプロットを作って、『速く』『軽く』『短く』をテーマに書き進めている。

 なお、既にプロットが死んでおり、作者側である私からすれば、全体像の把握とその後の修正を前提にどうしても書き終わらせる必要が出てきた訳で、現在の更新日数と出している賞の一次発表を視野に入れながら、タイムスケジュールを再計算しているという感じである。

 先二作品の読者なら知っていると思うが、この作者基本的に『重たく』『こってりした』作風が大好きなのだ。

 それで心ゆくまで加筆なんてしたら、賞までにライバルの小鳥遊瑞穂が出てこないなんて笑えない事態に。

 それはまずいだろうという事で進めようとしている。


 読者側にも当然意見があるとは思うが、作者側がこんな考えを持っているという事を知ってもらおうと思って、今回ちょっと書いてみた。

 あと、筆が乗ってエンジンがかかり出すのが物語中盤からなので、序盤は必然的に大改修確定というのは先に述べておこう。


 ついでだが、この物語で読者と作者の食い違いで面白いと思うのは登場キャラクターの数。

 現代社会ベースだから必然的に多く出してはいるが、作家側からすれば登場人物はせめて片手で数えられるぐらいに絞れというは鉄則だったりする。

 『レッドクリフ』だったと思うが、映画化においてハリウッド側は『曹操と劉備と孫権のキャラをまとめろ』と言ったとか。

 あの時は笑っていたけど、書き出すとこの言葉の重さが本当に分かってくるから困る。




2018年 12月08日(土) 15時24分 〔公開中〕 編集 削除

メゾン文庫大賞一次通過しました&大規模アップデートのお知らせ

http://www.ichijinsha.co.jp/special/maison/contest/ …

 『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』メゾン文庫大賞一次通過しました。

 皆様の応援に感謝を。


 これに合わせて、冒頭部を中心に大規模アップデートを行います。

 具体的には、あと出しで設定したキャラクターの埋め込みや、ストーリーの追加を行う予定です。

 最終的には冒頭部から100話近く弄る予定ですが、どうかよろしくおねがいします。




2018年 12月22日(土) 19時30分 〔公開中〕 編集 削除

今日の更新

墓参り 12/22 投稿


 ちょっとご報告が遅れましたが、この作品が20000ポイント突破しました。

 PVも7000000を突破。

 皆様の応援に本当に感謝を。

 あと、昨日のアクセス数が合計で110000を突破。

 今までてたしか初めてだったので記念にスクリーンショットを撮影。

 これからも皆様の応援に負けないように頑張っていきたいと思います。



2018年 12月23日(日) 20時29分 〔公開中〕 編集 削除

今日の更新

お嬢様飛翔 その1 12/23 投稿


 お嬢様の逆襲形式で作者は蛇足と思っていた所を遠慮なく書いてみるテスト。

 時代が時代とはいえ、金額のでかさが荒唐無稽なのがまた……



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本当にここが運命の分かれ道になろうとは……

この女神様の前髪はおよそ10ヶ月後に私の前に垂れて来る事になる。

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2019年 02月01日(金) 19時34分 〔公開中〕 編集 削除

なろうコンについて

 『現代社会に乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』だが、なろうコンには出さない方向で行く予定です。

 理由はいくつかあって、


1)なろうコン参加レーベル以外の声がかからなくなる

 前回の活動報告でここならばという読者が思うレーベルを拝見しましたが、どれもなろうコンには参加していないんです。

 この話が今の主力なので、書籍化を狙うならばなろうコンより別のコンテストに投稿した方がいいという判断です。


2)出している作品と共倒れを避ける。

『修羅の国九州のブラック大名一門にチート転生したけど、周りが詰み過ぎてて史実どおりに討ち死にすらできないかもしれない』と『昨日宰相今日JK明日悪役令嬢』を出しているので、共倒れを避けようという判断です。

 特に『修羅の国』の方は加筆修正してポイント30000届くかなと考えているので、少し書く予定があるのでそのときには『現代社会』の方は少し更新を落とす予定です。


3)資料確認と腱鞘炎

 現在の腱鞘炎治療で更新が思うように進まず、資料確認から更に時間が欲しいのでなろうコン時の更新ラッシュがかけられません。

 改善傾向にあるのですが、まだ完治には時間がかかる予定です。


 一応こんな感じでです。

 ご理解お願いいたします。




2019年 05月22日(水) 15時48分 〔公開中〕 編集 削除

腹をくくる

 『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』の話だが、この数ヶ月意図的に話を止めていた。

 こちらのプロットと読者の反応がずれていたのが理由である。

 具体的に言うと、ここから先の総理の劇場についてである。


「お嬢様のフルボッコタイムは無いんですか!?」


(……言えない。

 2006年まで、お嬢様がフルボッコにされるなんて言えない……)


 今日更新の話にチラと書いたが、この物語の初期プロットはメリーバッドエンドで終わる予定だった。

 ぶっちゃけると、お嬢様の犠牲でちょっとだけ日本が良くなって終わる。

 そんな感じの話である。

 正しい悪役令嬢ものと言えよう。

 まさかこんなお嬢様の活躍を期待している読者が多いとは、予想していなかったのだ。


 それで初期プロットは破棄してオリチャー発動しようとしたが、つまる所、作者にとってこの根源に行き着くことになる。



 お嬢様が時代の化身である銀髪宰相に華麗に負けるのはまだ許容できるが、野党党首たちに無様に負けるのだけは我慢できない!!!



 ここから先の時代は後から考えると暗くてきつくて、色々言いたいこともある時代だが、あの劇場の観客だった私は、あの華麗さを、あのカッコ良さを、あの興奮を今でも思い出す。

 それをぜひとも書きたい。

 そしてあの時代の空気を感じて欲しいと思ったからこそ、プロットに若干の修正を加えて進めることにした。

 それでもメリーバッドエンドではなくトゥルーエンドぐらいにはするつもりである。


 私が悪役令嬢物を書けると確信したのは、悪役令嬢物が構造的に『敗北』を組み込むからである。

 だからこそ、中盤から後半にかけての敗北は必然であり、そういう形でプロットを組んでいたのだが、なろうも今やざまぁ物と私が呼んでいる冒頭敗北にシフトしており、ここからは読者離れるなぁと思ったが、エタらせるよりはましだろうと腹をくくる。

 その分ついてきた読者には、華麗で絢爛で熱狂的な時代の大敗北をお見せできればと考えている。

 それが、最後の最後でちょっとした勝利を輝かせると信じて。


 そっか。

 私も『HELLSING』の少佐と同じ人種だった訳だ。




2019年 07月25日(木) 04時27分 〔公開中〕 編集 削除

アース・スターノベル大賞に応募しました

 『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』を第一回アース・スターノベル大賞に応募しました。

 応援よろしくおねがいします。


 この作品は、メゾン文庫大賞に出して一次は通過したけど、そこで落ちたのでリベンジである。

 出した理由は簡単。


『そして応募条件はただ一つ。

 “大人が嬉しいエンタメ小説”』


 よし!(何がよしかは聞いてはいけない)

 とはいえ、この作品悪役令嬢ものだけどあきらかにオンリーワンを突っ走っているしなぁ。

 なお、ポイントでは30位ぐらいの位置である。



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 そして、運命の女神の前髪を私は掴んだ。

 ここからの一月は本当に忘れる事ができない思い出である。

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2019年 10月09日(水) 10時23分 〔公開中〕 編集 削除

バズったのは北海道拓殖銀行でした

https://twitter.com/LVLV_fate/status/1181348988848500736?s=20


 すごい勢いでバスり、更新していないのにPVが普段の更新より伸びている罠。

 大いに感謝すると同時に、バズったワードが北海道拓殖銀行だった事に色々思う事が。が。

 山一證券じゃないんだぁ……

 昔話だけど、拓銀破綻はまだ覚悟出来ていたのよ。

 あっこの危機はじわじわ報道されていたからね。

 ホントに絶望したのはそのあとの山一だったなぁ。

 あの絶望感も今は昔……

 ちなみに順番はこう。


 11/3 三洋証券破綻

 11/15 北海道拓殖銀行破綻

 11/24 山一證券破綻


 それはさておき。

 他のお方のおかげとはいえ、バズったら宣伝というのがツイッター文化なので、ちと宣伝に走ります。

 という訳で、あまり行儀がよろしくないのですが、次からの更新あとがきに、


 『評価とブックマークお願いします』


を10/15まで入れる予定です。

 なんで15日までかというと、この小説が選考に残っているアース・スターノベル大賞の発表が15日なのです!

 大賞は先行受賞されたやつだろうけど、入選は狙えるんじゃないかなぁと淡い期待をこめてどうか応援よろしくおねがいします。




2019年 10月15日(火) 12時05分 〔公開中〕 編集 削除

アース・スターノベル大賞落ちました

https://www.es-novel.jp/esn-award01/


という訳で応援していただいた皆様に感謝を。

次どうするかねぇ……




2019年 10月16日(水) 10時28分 〔公開中〕 編集 削除

今後の話

 今日も休むかネタを考えるか半々な感じなので、少し今後のことについて話そうと思う。


1) ポイントについて

 とりあえず『評価ブックマークをお願いします』は消したのたが、バズってつけた結果およそ9000ポイント入るという恐ろしい伸びに。

 そりゃ、ランキング上位の人達、これつけるわ……

 今週は少し更新をゆっくりにする予定ですが、これでポイントがどれぐらいつくかを見てから再度考える予定。

 なお、バズる前の大体のポイント平均が30ポイントぐらいである。


2)コンテストについて

 とりあえずしばらくは様子見の予定。

 2ちゃんあたりだと受賞者には前もって連絡が行くらしく、まぁ来なかったから既に決まっていたのかもしれんと思ったり思わなかったり。

 それでも、このバスリで末席に入れるかなぁと淡い期待をかけたのだが、駄目だったという訳で。

 なんでも、コンテストに出している間は他社の書籍化を取り次がないとかなんとか。

 ここまでポイントを稼いだら、下手にコンテストに出すより待ってみたほうがいいかもという姿勢である。

 このポイント、書いている現在で37000なのだが、やっと1000位に入るか入らないかである。

 純粋に、ポイントのインフレ化が起こっていると感じる今日このごろ……

 ここまで来ると目指せ40000である。

 なお、40000ポイントで880位ぐらいである。

 本当に上位連中のポイント獲得量がおかしい事になっている……


3)レーベルについて

 実はこの作者それほどレーベルについてこだわりはない。

 というか、タグ付けコンテストに応募という縛りの中で『悪役令嬢だから、そっちのコンテストだよなぁこれ』ぐらいでの応募しか頭になかったりする。

 あとは2)とかぶるのだが、応募中は他社の受付がないらしいので、それもあって少しコンテストは待ちの姿勢に変えようという訳で。

 出版社持ち込みとかしたいのだが、小説持ち込みはえらく厳しくなったんだよなぁ。

 おまけにそういうコネもないし。

 『本を出したい』というよりも『長く物書きができたらいいな。それでお金がもらえたらなおよし』という意識のほうが強いので、いっそのことクラウドファンティングでもするかなんて考えていたり。

 その時は『修羅の国』か『昨日宰相今日JK明日悪役令嬢』あたりで試す予定。

 なお、さらりと『昨日宰相今日JK明日悪役令嬢』が10000ポイントを超えていた。めでたい。

 ちなみに、個人だと大体60万円。

 出版社つきだと100万円あたりが相場みたい。

 絵師さんにお金を払い、校正さんを雇って、アマゾンの電子書籍ならもう少し安くなるかもしれない。

 とはいえ、クラウドファンディングもプランニングが大事でこれは計画段階からしっかり練らないと駄目だなと考えたり。

 特にクラウドファンディング時点で絵があるのとないのではぜんぜん違うし。

 

4)投稿について

 サメよろしく投稿し続けないと死ぬというかエタるので短くとも投稿は続けていきたい所。

 『現代社会』がメイン、ハーメルンの『やる夫』が詰まった時用、あたらしく始めた『バーチャル探偵迷路真酔の忘備録』は次の賞用のつもりだったのである。

 あのバズリで見事計画がぶっ飛んだのだが(笑) 

 というか、『現代社会』当初予定ではもう終わっているはずなのだが、何で中1一学期なんですかねぇ……


 こんな所である。

 今日の更新はこれで気が向いたらUPするという事で。




2019年 11月01日(金) 19時56分 〔公開中〕 編集 削除

書籍化のお知らせ

これまで『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』を応援していただき本当にありがとうございます。

ご縁がありまして、書籍化とコミカライズの話が進んでおります。

詳しい話はまたここでお話できればとは思いますが、取り急ぎご報告までに。


それに伴い、更新ペースが落ちると思いますが、どうかご容赦ください。

あと、ペンネーム変わると思います。


これからも、どうか本作をよろしくお願いします。



----------------------

本当に行き当たりばったりでよく幸運の女神さまの前髪を捕まえたものである。

あとは、三つだけ活動報告を載せてこの話を終えようと思う。

あ、メリーバッドエンドは書籍化に伴い放棄したよ!(強調)

おかげでリアルパイセンに容赦なく泣かされているけどな!!!(超強調)

----------------------



2020年 10月25日(日) 09時01分 〔公開中〕 編集 削除

『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変1』の出版日です

 今日は『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変1』の出版日です。

 皆様本当に感謝を。

 今日、私は小説家になりました。

 今後も小説家であり続けるために頑張っていきたいと思いますので

どうかよろしくお願いいたします。



 北部九州在住こと二日市とふろう




2021年 11月25日(木) 20時15分 〔公開中〕 編集 削除

『このライトノベルがすごい!2022』にランクインしました。

 皆様の応援のかいあって『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』が『このライトノベルがすごい!2022』(宝島社刊)において、単行本・ノベルズ部門第8位にランクインいたしました。

 これを記念し、特設サイトにて書き下ろしSS『密着! ムーンライトファンド24時』を公開させていただきます。

 本当にありがとうございます。


 まだまだこれからも桂華院瑠奈の物語を続けられることに感謝を。

 皆様の応援に負けないように頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。




2022年 02月18日(金) 21時38分 〔公開中〕 編集 削除

次に来るライトノベル大賞2021にランクインする事ができました

次に来るライトノベル大賞2021において、『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』が【次にくるライトノベル大賞 2021 総合7位】

【次にくるライトノベル大賞 2021 WEB発単行本部門 第5位】

【男性読者投票 第5位】に入る事ができました。

皆様の応援に心からの感謝を。


本になるまで叱咤激励していただいたオーバーラップノベルスの編集さん。

今まで素敵な絵を描いていただいたイラストレーターの景さんのお力もあり、こうやってランクインさせていただきました。

何よりも桂華院瑠奈の物語を応援してくださった読者の皆様。本当にありがとうございます。


現在、四巻の作業及びコミカライズも進めており、桂華院瑠奈の新しい物語を届けられるように努力しております。

これからもどうか応援よろしくお願いいたします。


挿絵(By みてみん)


投票で使わなかった絵ですが、ここで公開。

作成者 春日木雅人@kasukimasato1 先生。 

本当に感謝を。





--------------------

これで、この物語は本当におしまいである。

まだまだお嬢様の物語は続くし、他の物語も私は紡いでいくのだろう。

これを読んだ人が何かを得たならばそれはそれで嬉しい。

どうかあなたがあなたの物語を見つけられますように。



二日市とふろう

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― 新着の感想 ―
[一言] 理想のバッドエンドになったのが、時々幻視するゲームの方の桂華院瑠奈なのですね。 断罪シーンが最初にあって、やり直しものでもあるので、前世の敗北=社会に潰される死を回避するか打倒することを目指…
[一言] >修羅の国 続き期待してますよ! >負ける物語 負けるとしても、負ける相手は選んで欲しいところです。 小泉氏だと、現実ではどうしても政策を中途半端なまま終えたイメージしか湧かないので…
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