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神様が俺の恋路に茶々入れてくる   作者: ラマ
第0章 小学生編 神は未だ現れず
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ある老人と少女の回想

今回はやってみたかった主人公以外の視点の勘違い物にチャレンジしてみました。

ある老人と少女の回想


とある地方新聞の取材

 今回は活動のきっかけを知りたい? 

 わかりました。そうですね、わしが故郷のゴミひろいを始めたのは五年前になります。

 会社を息子に任せ隠居していた私の日課は毎朝の散歩でした。そしてゴミひろいをしている二人の子どもにと顔見知りになったんです。

 あの二人に出会ってなければ私はこれほどの規模の活動を、いや、そもそも活動すらしてなかったでしょう。


 はい、その通りです。子どもたちがいなければ今では平均年齢六十五歳、会員数五十万人を超えるボランティアグループ‘グリーンリバー’はなかった。確かに長く会社経営に携わってきたわたしや、私の考えに共感してくれた隠居仲間のツテで色んな分野で人を助けることが可能になりました。協力してくれたみんなの力もありましたが、全国の友人に声をかけ活動を始めようとしたのはあの子と出会ったからです。


当時、老いてやる気のなかった私は顔見知りになったゴミひろいをしている子どもに毎朝ご褒美としてお菓子をあげていたんです。

 はい、一人の子どもは喜んでくれたんです。でもねもう一人の子どもはね受けとるたびに私の目を見ながらこう言うですよ。


 『お菓子を貰うために掃除をしているんじゃないんです、大切な人に綺麗な町で過ごしてほしいんです、僕の人を助けたいという気持ちが多くの人に伝わってほしいんです』

 きっとお菓子をもらったのはもう一人の友達に気を使わせないためだとおもういます。

 

 初めて聞いた時は、ただ自分の孫と同じぐらいの歳なのに立派だなあとしか、誰かが言っていたことを真似しているのかと思ったんですよ。

 今思えばとても恥ずかしいことですがね。

 彼らはね毎日どんな日でも休むことなく続けていたんです。その時初めて私は彼にご褒美を上げていないことに気付いたんです。

 そうです、彼の望みは『人を助けたいという気持ちが多くの人に伝わってほしい』 でも私はお菓子を渡すだけでした。


 これに気付いた時私はひどく悔しい思いでした、長く社長をし、多くの人を見てきて、そして認めた人には満足する報酬を渡すそれが私のポリシーでした、そんな私が小学生の満足するものを与えられていない。

 しかも何度もその機会はあったのに私はそのたびにお菓子をを渡していました。

 

 初めは近所に住む幼なじみを誘って掃除を始めました。でもね、彼は

今さら人を連れてきた私を見て嫌そうな目をするんですよ。

ここからは意地でしたね、私は全国の元経営者の隠居仲間に今回の話をし、友人として協力を仰いだんです。

 ええ、これが現在の組織造りに協力してくれた方々です。

 彼らは時間が余っているような人たちだからすぐにこっちにきて彼にも会いました。

 掃除する人が増えてたらより掃除の激しさを増す彼の姿勢に感銘と刺激を受け友人たちも協力を約束してくれ、私同様精力的に動き出しました。


 そして私たちが掃除をした場所を見て笑顔になってくれるようになったんですね、そこからは私たちを見ても嫌な顔をせず一緒に掃除をするようになりましたね。

 あの時ようやく私のご褒美を貰ってくれたのかと嬉しくなりましたね。

 はい、結局活動のきっかけはあの子どもに認められたかったですね。





********************************* 


 生徒会役員女子の初恋


 どうして私が人助けをしているか?

 確かに何か得する訳じゃないね、でもね私の人助けはお礼なんだ。


 私小さい頃困っている所を同い年くらいの男の子に助けてもらったことがあったんだ。

 当時幼かった私は助けてくれた姿にすごく憧れて名前聞いて、とにかくお礼しなくちゃいけないそう思ったんだ。


 それでお礼したいですって本人に言ったら


 『俺はただ困ってる人を放っておけないんだ、もしお礼してくれるなら、俺の気持ちを学校で広めてくれないか』って言ったの。


 うん、私も当時彼の気持ちがよく分からなくてどうすればいいか、分からなかったんだ。

 助けてくれたもう一人にお礼したついでに訊いたんだよね、その人と彼は知り合いみたいだったから。


 そしたら教えてくれたんだ、その人、轟さんっていったんだけど彼女も分からなかったみたいだけど彼が変わろうとしていることを教えてくれたの、今までのダメな自分から新しい自分へと大変なことだけと毎日欠かすことなく私を助けてくれた夕方のランニングを続けている。


その時初めて気付いたんだよね私がすごいと思って憧れた人もただの男の子で、すごいから助けてくれたんじゃなくて    

 『ただ困ってる人を放っておけない』 から助けたんだって。


 それから私は泣き虫な私から困った人も助けられる私に変わろうと決意したわ。私が変わろうとしている姿で、私が変わった姿で彼の気持ちを学校で広める為にね。


 えっ結局直接お礼しなかったのか?


 小学生の頃は夕方のランニングの邪魔をするのは悪いと思って言えなくて、中学校で再開してからは向こうは覚えて無いみたいで今さらお礼をするのがすごく恥ずかしかったの。


 ふっ古河君ってなんでわかったの! 名前言ってなかったのに、まあ確かに人助けをしている中学生っていわれて彼が思い浮かばないことはないわね。


ちっ違う別に好きとかそういうのではなく、そう、ただ感謝してるだけなの、尊敬して、彼の生徒会の仕事を手伝うのが私のお礼の仕方って決めてるの!


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