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親の無力さ

 自分で言うのもなんですが、あたしはホントにダメな親です(泣)


 性格はヌケヌケしてるわ、空気読めないわ、態度じゃわからないから言葉で言ってくれ~みたいな。

 

 何度も、親辞めたいって思ったこともあります。

 自分の無力さを思い知る度…ね。

 親だからって、四六時中子供についていてあげられるわけじゃない。

 子供がツライ時など、代わってあげたくても代わってあげることも出来ずに、ただ見守るしか出来ない。

 そんな時は本当にツライし、歯痒いです。

 挙句の果てには、子供を産まなければ、子供にこんなツライ思いをさせなくて済んだのに…と、自虐的になってみたり。

 だからって、お腹に戻すことも、殺すことも出来ない訳ですがね。


 

 バカなあたしは、うちの子は、『いじめ』とは無縁だって思っていました。

 子供の「大丈夫」という言葉を信用しきっていたんです。

 

 でも、小さい頃から何かとトラブルに巻き込まれやすい子だったので、気にはしていました。


 見事に、悪い予感的中…。

 

 中学校の担任から電話があり、子供がいじめに遭ってると聞かされた。

 すぐ子供に確認したけど、そんなことないよの一点張り。

 子供もお年頃だし、あまりとやかく言うのもなんかなぁ~と思い、「わかった。お母さんはあんたの言うことを信じるから。でも、何かあったりしたら、すぐに話してね。」と言った。

 

 

 普段、あたしは子供の言う事はすべて信じるけど、何かトラブルがあった時は、あたしが現場を確認出来ない限り、話半分しか信じません。

 親なのにおかしくない??思われるかもだけど、親だからこそ…なんです。

 

 親は自分の子供が可愛いから、どんな時でも子供の言う事を信じたいし、自分の子供に落ち度があれば、それは何かの間違いだと思いたいし、自分の子供に非があれば、うちの子に限ってそんなことはない…などと思いたい生き物だと思うんです。

 でも、子供は成長していくに従って、嘘はつくし、親にはわからない部分や、把握しきれないところも増えてきます。

 

 親ですから、子供に何かトラブルがあった時は、きちんと原因を突き止めて、二度と同じことが起こらないように解決したいと思うんです。いいことなら大歓迎ですが、悪い事だけは、何度も同じ事を繰り返したくないので。

 そんな時に子供の言う事だけをすべて信じていたら、周りが見えて来なくなって、本当の事がわからないまま、すべてうやむやになってしまうので、そういうときに限っては、あえて子供の話は半分しか信じないようにしてるんです。

 

 そうすることで、自分の子供の話にだけ固執することなく、周りも見えてきますし、人の話も耳に入って来るので。


 

 いじめの話があった後も、子供は普段と変わりなく生活していた。

 学校が嫌だったら休んでもいいよ。とは言ってあったけど、一度も学校を休むことはなかったし、その後はいじめに遭っている…という話も聞かなくなったし。

 子供の姿を見ていると、いじめに遭ってたなんて、何かの間違いだったのかな??とも思えた。

 でも、それは嵐の前のほんの一時の静けさでしかなく、子供がいじめに遭っていたことや、いじめが続いていた事が発覚するまでに、そう時間がかからなかった。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 





 


 

 



 



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