「INVASTALE:5話/マルチバーサルイベント3」
「貴様がサンズとやらかな」
「な⁉︎ガスターは」
「ん⁉︎何故貴様,わかっている」
「は?」
「まぁどうでも良い,貴様の仲間の博士は
死んだ,確かこう伝えろと言われたな
ヴォイドソウルメイトを子供達に
渡してくれと」
「,,,研究所にあるか,まぁいい何故敵に塩を
私に来た」
「私は慈悲深いのさ」
そうしてやつは帰った。
「おい,ケビン!ガスターを覚えてるか」
「ガスター?だれだ?」
「いやなんでもない」
「,,,?」
「とりま,緊急時用の電力供給システムを稼働,
その後研究所に行きヴォイドソウルメイト
を子供達に渡す,そしてガスターの復活,,,か,
もし仮に奴らが復活阻害また転生も不可能な
形でやったとしたら,まぁいい」
サンズはマルチタスクを行いケビンは
別の作業を行う。
「ベレッドさんに何かアドバイスを
貰いたい,リーフ・オブ・コレスポンデント,
アル・ノード氏,ベレッドさんの居る場所を
教えてくれないか」
「あぁ聞こえるか,応答する,久々だな
ケビン」
「今は世間話をする余裕は無い,あの無限の力を持ち,増加し続ける力を全て制御可能な
ベレッドさんなら何かアドバイス出来るん
じゃないかと」
「ふむ,あの方も忙しい方だからなぁそれに
個人の話を直接言うのは憚られる,うむ
ならばこれは俺の単なる独り言だ,
節々には何か意味のある発言をするかもな」
「アル・ノード氏!ありがとう」
「なんの事かなぁ」
「物理と進化の階層の無限理論を総括して化学,
幾何学と様相の論理的可能/不可能の数学,
根源的学問でそして宗教体系と神学または
否定的な神学を持った哲学,存在と認識論と永遠の形而上学,あらゆる論理,記述,文字列,言語や
記述方法を総括して文学,基本的に学問の階層は文学が最終地点にあり,順に形而上学,哲学,数学と流れて基盤の階層がある」
「本質的に可能な全ての形式の論理空間,構造,
図形,宇宙論,階層,概念,非概念,抽象概念,二元性,境界線,非二元性そして可能,不可能な全体像を
含んだ,それはより高度な理論である
エンプティにより些末主義と完璧主義から,
精密に最新部まで永遠と区別される。
(エンプティは簡単に言えば,結果だけの場所,
不安定な基盤の総括だ,エンプティとは
超簡単に言うと高度な形而上学的
2があるならば1と1を足し合わせたり3から1を引いたり,,,etcと言う結果に辿り着く
ため,2を見るための存在論と認識論があると
言う話だ)」
「全ての不起訴に設定された異なる階層構造全体の計り知れない無数の全体の限りなく全ての
セットを組み合わせたものさえ単なる想像の
一部の無限小数で時間と共に比例してそれは
更に比較や表現不可能な程に距離を広げていたなぁ」
「この中には,数学理論の全体性を内包して数学的に説明や照明の難しいマトリョーシカを
含む広大に設計された数学的宇宙の論理全体
も1つの形式でしかない」
「こん中に最近無意識的悪意の顕現である
マッド・ダークネスベビーと言う永遠の赤子,
歴史上にて,様々な厄災を起こしたとされる
奴が侵入して暴れ回って数学をメチャクチャに
していて,許されざる理解を濾過して純化する,純化した否定,間接的にではなくて時間と共に
それが何かを理解する,悪意の本質を分解
して回ってるって誰が行ってるんだろう」
「あの植物のお方か」
「それら可能な全ての多元宇宙と宇宙の
階層全体を支配して居る背面の虹は全ての
感情や花の根源性を持って居て,否定された
確率論的挙動の素粒子,運命は量子力学的に
不確定でそれを見る方法は全ての物質の支配者のラプラスの悪魔にさえわからない,だがそれは確率を包括した量子力学の悪魔が居なければだ,否定も不可能な定められたではなく定めた運命の可能性,改変したと言う認識不可能な事象さえ
決定論厳守で虹は全ての運命の総括主
でさえあるわけだ,我々ナキアの種族も支配
される,故に可能な全ての形而上学の形式の
論理空間全体も支配する,そして
天地万物の源であり,形而上学,そして
プラトニックな地球,そして地球の原型,そして
真なる人類の祖は,虹を単なる雨が降り終わった
後の屈折と言う現象に内包した,第一領域と呼ばれて居る場所があり,任意の領域はより広大で
原型の原型となる天体の領域があり無限の上
に無限があり永遠と領域は続くあの場所から
派遣された彼の方か」
「他の植物モンスターと混同しない様わざわざ
派遣元まで,親切ですね」
「なんの事だかなぁ〜,,,ってあぁ,いや驚く
事じゃないが,界領域内外問わず侵蝕する腐敗の
力があるらしいなぁ, 直接や間接でも関係なく存在固有の完全抹消,例え永遠に広がり伝染して生き延びようとも,観測者と非観測者を殺す
らしいなぁ,気をつけないとなぁ」
「なるほど,ありがとうございます!」
こうして,ケビンはアル・ノードの協力で
べレッドのいる場所,そして敵の情報を
吸収する。
「そう考えると,戦闘終了の時間を逆算して,
ゲートの前で待機するべきだな」
「サンズ,俺はちょっと出かけてくる」
「はぁ⁉︎あんな事があってつかれないのか?
無尽蔵の魔力は羨ましいものだなあ」
「ん?無尽蔵の魔力か,,,なら封印解いてっと」
「ん?何してるんだケビン」
「ほら」
ヒュンと飴玉の様な球を疲れ切って尚
街の稼働を止めぬ為コンピュータの前で
ハッキングやデータ操作に奮闘するサンズの
口に投げ込む。
「これは?」
「魔力の根源」
「はぁ⁉︎」
「いやだって概念操作や意味や定義の消失
以外じゃ実体はなくならないし
あげるよ,時間が経てば復活するだろうし,
ソウルに順応し次第魔力供給回路が
作られるかな」
「あ,ありがとう」
「じゃ言ってくるわ」
こうして向かう。
「存在を元の状態に戻す逆転の力も扱えるのか
厄介だが我が無限の力の前には無力!」
「オギャァァァ」
「永遠の赤子打ちとったりィィ!」
「ふぅ,よし帰るか,ってあれは」
「ゲート前に誰かいますね」
「私情または主観的ご都合解釈,理論的一貫性に
欠けた暴力的論理,ヘッドキヤノンを総括した
時間と空間の連続性を持たない非規則性で
様々異なる帰属の理を持つ異質な信念と意識
の集合するバラバラな信者論的空間構造を含む
場所が形成されてる?どんな戦い
してたのかな」
「あ,お前ケビンか?」
「お久々ぶりです!」
「あぁ!」
「様変わりしましたねこの場所」
「あぁ,奴の大明呪の変化妖術式「不動明王真言/ノウマクサンマンダ バザラダンカン」と言う力の影響だな」
「出自を怨み,己の不運を他人の責任にし,社会を呪いし者,地獄よりの使者に魅入られ,怨霊に,誰と出会うかで,人生は良きようにも悪しきようにもなりうると言うやつですか」
「あぁ,様々な世界から解釈の力を
扱って来たが解釈から超越する力を持つから
な無意味だ,偽の全能性も我の本質的全能性には
劣る」
「あの,超論理的で偽とは異なる否定及び無力化が困難な本質的全能性,アポファティックの否定神学また否定神学的論理の形式に沿ってより
神性そして記述不可能であり,形而上学的論理
の探求にて,その一連の構造が把握しきれない
程巨大な場所に居る,つまりは本質的全能性は
高次元に限りなく近しい場所で扱える力
と言う訳だ,より高度な物語的構造は基本的な
高次元とは違う同次元に層の連なりが混在可能
な事,つまりはこの本質的全能性を扱う際,
根本的に永遠と連なり無限や絶対的無限大なんか比較にはならない不変の連なる層全体の物語
から超越する必要性があり固有存在から超越
する必要性さえあり,言わばキャラクターとしての存在意義やアイディア,アイデンティティ,その他諸々の存在概念の一切合切の排斥による無矛盾的非存在化により,この本質的全能性獲得の為の初めとなるあの?」
「よく知ってるな」
「いえあなたは私から見たら師匠の様な人だから
なんでも知りたいんです」
「ところで,なんの様だ?」
「はい,実は今,ナキアと言う存在達に責められて居まして」
「ふむ,,,ならば良かろう,我が力と教えを伝授
してやる」
「全てを嘘に塗り潰し,事実と真実を排斥する
力なんてのはどうかね,君に勝てなくなるだろ」
「いやあなたなら勝てるでしょう」
「ん〜あれは?」
「あれ?」
「あれに似た力を与えるのは」
「だからあれってなんですか!」
「最近ナキアがやられただろ?」
「えぇ⁉︎そんな事がぁ」
「いや知らなかったのか,奴の力の性質を言うとしたならば,意思を持ち永遠に外界に広がり,
侵食を繰り返しワールドコンソールとの同一化,融合,吸収をする拡張空間と言うと分かりやすいかな?」
「現在は第八千五百七十三の領域まで
侵蝕してるみたい」
「能力の剥奪,その世界において全ての力の根源にある権限であるワールドコンソールを所持する故にして能力は意味を成さない,別の
ワールドコンソールが支配する領域にも
勿論一定の効果を示す,故に強いだろ」
「えぇ?強いですし事実ナキアに勝ったん
ですよね?」
「あぁ,我の力の[無限資材/マイン・グリムワーム]と言う童話的自由度である,このトンネル
内からはあらゆる性質,効果の理論的に物質として現実に存在可能な物(勿論不安定な
反物質的要素も),そして認識,存在の可能なら
形而上学的ベクトルの物質を創出も可能,
建築や構造体を直接出したりも可能であり
構造が何故その様に設計されるのか?などの
現実的にその要素の必要性と重要度を
理解せず創出可能なため理論上宇宙の
巨大構造や宇宙そのものさえ創出可能,
プラトニックなアイデアに基づくより完璧な
バージョンの構造も設計可能」
「故に力を与える物質も産める」
「は,はぁ」
「まぁちなみにあのバカなバグ野郎も変幻自在の千変万化の多腕/レジェンダリ・ワンダで
ボコボコにしてやるがな,敵意がないから
まだせんがね」
「貴方ならやりかねない」
「ふ〜む」
「納得出来る力はなかったかな?なんでも
いいんだぞ」
「終末論の死神の力とかは」
「はぁ? 万死神論の死神,終末論と同一視されがちの論理だが違う,死を司るワールドコンソールを保持した死神の骨人の神話から派生した
宗教学だからだ,それは間違いである,悪者だ
一蓮托生と一致団結の様に似たが間違いの
様なもの」
「それは失礼しました」
「つまりは即死に加えてワールドコンソールが
欲しいか,
「2次元に可能なあらゆる論理空間と
幾何学的図形は全ての理論を統合
して幾何回と無限に積み重ねても
3次元に可能な世界はそれを全て
フィクションとしてしか見ない様に
ワールドコンソールは永遠と存在する次元を
単にフィクションと見なせる様に成る」
「全生物の中でもちょっとくらい強い分類には
なれるさ,だがそれ以上の力も与えれるから
それは他の誰かにあげなさいオマケだ」
「良いんですか⁉︎じゃあサンズに
あげようかな」
「ガスターと言う人?か物の話をして居たな
再生,復活,再創造,,,創生の力,そうだ,創生の力
はありますか?」
「あぁあるぞ,これはなかなか強い能力だ」
「それを頂きたい」
「わかった,,,ほら」
「うぉぉ!力が漲る」
「根源的な力だしな,無制限に力が湧き出るから
気をつけろ」
「はいありがとうございました!」
「おう,,,今日の晩酌にはスルメイカでも食うかなぁ〜」
こうしてケビンは新たな力を得て元の現実に
帰還する。
「サンズー!これを」
「ん⁉︎」
瞬間サンズは自身の体に膜の様に歪んだ
空間が現れる。
そして力を少し加えて,指を軽く振る動作だけで,空間斬撃を放ち,それは,地表全体を削り取り100万を超える山々全てを切り飛ばし,大海
を分断して,雲を動かして,急すぎる,言わば
青天の霹靂による,大雨や台風から天候を
青空に変えた。
「うわ!」
サンズは軽やかな元から持つ身体能力を超えた連撃を除く無意識的な最善行動の1つ,
絶対回避反射により,武術的に避ける。
「な,なんじゃこりゃァァ!」
「おぅまぁ創生の力で元に戻してっと」
「なんだよこれ」
「死神の力をサンズにあげた」
「死神?」
「まぁ一旦置いておいて,ガスターってものを
出してあげる」
「いや,やつはもう帰らせぬh,」
「あれ?ここは?」
「,,,ガスター⁉︎」
「あれ,サンズ,僕はナキアに永遠に忘却された
はず」
「ケビン君かい?」
「あ,あぁ⁉︎消されたアイデアの復元で
記憶に僕が保管されたかな?サンズ,
短い間だったがプログラムをハッキングして
旧電力供給システムのコードに変換して
僕が居なくても働く自動化をやってくれたね
そのおかげで,効率は落ちるがちゃんと
街が稼働している」
「あぁ,勿論オイラがやっておいたぜ」
「サンズ,てか君どうしたんだい?」
「あ?」
「死や植物の力,なんだか歪だが安定している
無機物と無機質な側面だから適応したのか」
「何を言って何を納得してるんだ,まぁ良い
ともかくオイラ達で再度ナキア達を
倒しに行くぞ」
こうして準備を早速に進め,再戦に向かうので
あった。