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日記1

コルテアに行った帰りに、森に入った。コルテアの魔女が住んでいるという森だ。

最初は私も、あの童謡のイメージのように暗いイメージを魔女や森に抱いていた。しかし、実際会ってみるとかなり違った。

まず、割と優しい。森で倒れた私が悪かったとはいえ、徹夜してまで看病してくれたり、ベッドを譲ってくれたり。森の動物にも随分と懐かれているようだ。・・・どこかの魔女さんにも見習ってほしいくらいだ。

あと、生活能力が低い。特に料理が苦手らしい。食器はあるだけ状態。食事は生野菜やパンを食べてると言っていた。その割に薬作りは上手いらしい。自分で言ってた。調合と料理の根本は変わらないのではないのだろうか。ちなみに、世話をしてくれたお礼にご飯を振る舞うとニコニコしながら食べていた。多分本人は自覚が無かったかと思う。美味しいものに弱いのは魔女も人間も変わらないらしい。

帰るとき、彼女には「もう来るな」と言われたが、行ったらどんな反応をするだろうか。こうして日記に記しているうちに、また会いたくなってしまった。今度は、あの笑顔をまっすぐ私に向けてくれるだろうか。


きっと、私が彼女に会いに行けるのは今だけだ。だから、自由な今だけでも、自分のしたいことがしたい。

初めまして。鴻上紅柊と言います。挨拶が遅れましたが、多くの小説の中からこの小説を見つけて、読んでいただき、本当にありがとうございます。


自分でも驚きの空きすぎた無投稿期間から怒涛の投稿となりました。

今後も超・不定期更新となりますが、お付き合いいただければ幸いです。

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