アスタリア戦記 救済の哀赤
アスタリア歴 七八九年
救済の女神、メサイアを信仰する大陸西部のディッカ帝国は東部のアスタリア同盟と「聖戦」の名の下に三九年にも渡る激しい戦いを続けている。
お互いの言い分が政治で染められ真実と虚構の区別が付かぬまま戦い散っていく。
その混迷の時代の帝国で時代を担う少年は生誕する。彼の名は「エリクリード・ハイルアナ・ディッカ」ディッカ帝国、第二皇太子。
エリクリードは聖戦に憂い自ら近衛騎士団を率いて参戦を決意する。
終わらせる為に。
救済の女神、メサイアを信仰する大陸西部のディッカ帝国は東部のアスタリア同盟と「聖戦」の名の下に三九年にも渡る激しい戦いを続けている。
お互いの言い分が政治で染められ真実と虚構の区別が付かぬまま戦い散っていく。
その混迷の時代の帝国で時代を担う少年は生誕する。彼の名は「エリクリード・ハイルアナ・ディッカ」ディッカ帝国、第二皇太子。
エリクリードは聖戦に憂い自ら近衛騎士団を率いて参戦を決意する。
終わらせる為に。