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3月8日水曜日 2

「授業開始です!」

こはくは声高らかに宣言し、僕はジャージに着替えさせられ庭に座っていた。庭は走り回るにしても何か物を投げるにしても何かが壊れたりしないくらい広いから何でもできるが、僕は運動音痴だからあまり激しいのは勘弁してほしかった。

「勇さんは運動があんまりできないのでまずはこれから体力、筋力、柔軟、に大きく分けて教えていって私がいなくなった後でもしっかり行えるようにします。その後料理の仕方を教えます。掃除は…運動と料理で限界迎えそうなのでまた後日にしましょう」

「質問いい?行きていくうえで運動は必要ですか?」

「勇さんは生きていくのに必要な、知識も体力も無いでしょう?学校に行っては泣いて帰ってきてプンスカしながら私に抱きついてきたじゃないですか、だから私が教えて、一人でもしくは、友達を作って助け合ってもらうか、親戚に頼るかしてほしいんですよでも勇さんできないでしょう?だから一人で出来るようになるのを増やしてもらう必要があります」

こはくは元犬なのにそこまで覚えていて考えてくれているだから…

「勇さんも出来ることが増えるのは嬉しいでしょう?私が師匠になるからには無駄にはしませんから、

やりましょう」

「わかった、何にもできないから大変だと思うけどよろしくお願いします師匠」

「えへへ~師匠んへへ〜」

気味悪い笑顔を浮かべながら修行の説明が始まった




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