表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/37

みゃーこ先輩との記憶 3

コンコンという扉の音が聞こえた、「お昼ご飯ですよ」と言うのも聞こえた。

子どもは少数の大人と外でお弁当をいつも食べている

なので、先輩を誘ったら、「私は下の部屋で食べるから」と断られてしまった

名残惜しく感じながら、外に出ようと扉に手をかける

「勇くん……えーと…ねぇお昼ご飯食べた後もまた一緒に本を読もう」

嬉しかったので、即答で「うん、わかった…それじゃあとでね!」と言い昼ご飯を食べに行った


午後一時、約束どうり部屋に戻った僕は、先輩と一緒に雑談しつつさっきとは違う本を読んでいた

わからないものは先輩に聞いたりした

先輩は物知りで僕が知らないことも知っていて、知らないことを知っていくのが楽しくなっていた

「みゃーこ先輩、キスってあれだよね…男の人と女の人がするやつ」

「う…うんそうだと思うよ」

何故キスの話題が出たのかそれは、恋愛小説を読んでいて、告白シーンの後主人公とヒロインがキスをしていたからだ

「先輩、キスってどういう意味があってやるのかな」

「えっと、多分本に書いてあるとおりで、…えーと…幸せになるんだよ。あとキスをする二人は、将来を誓いあった仲なんだよ」

「将来を誓う?」

「そう、えーと……ずっと一緒にいようねっていう

約束みたいなもの……だと思うか…な…あはは」

つまりずっと一緒にいたい人とキスをするわけだと、この時の僕は思ったので、次のような言葉を言ってしまった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ