表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/37

みゃーこ先輩との記憶 2

「えーと…勇くん?は、ここに何しに来たの?、本を読みに来たわけじゃなさそうだけど」

子どもながらに可愛い女の子だと思った、じっとよく見てもやはり見たことのない子、一度見たらさすがの僕でも覚えるレベルその位目立つ。

そんな子が、少し身を潜め目線を合わせていた。

「勇くんはさっき「みゃーこ先輩は居ますか」って言ってたよね、私を探してたみたいだけど、なんで私を探してたか教えてくれる?」

……少し怒ってる?謝らないといけないが何故怒らせたかわからない

「…女の人が…下の階で呼んで…ました」

怒らせた内容を理解しないのに謝ると、余計怒らせるのを親との会話で理解していたから、謝れなかった

「ん…わかった、ありがとう」

この時初めて笑ってくれたのは今でも覚えてる、胸がドキドキした

「それじゃ私は下に行ってくるね、……勇くんはよかったらここで待ってて」

待っててと言われたのと、部屋が涼しかったから

待ってる間に手近な絵本を読むことにした

大体十分後くらいに先輩は戻って来た

「あっ勇くん待っててくれたんだ…ねぇよかったら、一緒におやつ食べよ」

目的はおやつだったから頷いて一緒に食べることにした

「いただきます」

食べ初めは無言だったがおやつを用意してくれたのに

何もせずに食べると、親は怒ってきたから、会話をすることにした

「僕が来るまで、どんな本を読んでたんですか」

「え?……んーと不思議な国に女の子が行く話、興味ある?」

「う…うん」

この頃の僕は、本なんて読んだことはなかったが

一緒にいて楽しくなりそうだったから頷いた

「それじゃ一緒に読もう」と言ってくれて、最初のページから一緒に読ませてくれた



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ