3月11日土曜日 4
「ん…え…あっ私ですか?」
僕から見て二つ、二人から見たら一つ問題がある
一つはこはくの尻尾と耳、昨日大丈夫と言っていたがそれを本当に信じて良いのか
こはくをじっと見る──
「大丈夫です、私も行けます」
こはくがこっそり耳打ちしてきた。
とりあえず信じることにしよう、今日すみれが、こはくと会って耳と尻尾について、言及していないから
大丈夫だろう。
二つ目は──
「でも巫女服じゃ目立っちゃいますね」
「では着替えてきますので、少し待っていてください」
十分後くらい経った頃、こはくは戻ってきた
「じゃーん、どうです勇さん似合ってますか?」
ザ女の子って感じのスカートがヒラヒラした服だった…、そんな服家にないんだが、どこから持ってきたんだ?。
僕以外には、普通の女の子に見えるようにしたのとおんなじ力…?を使ったんだろう、深く考えないようにしよう、わからないのはしょうがない
「勇さんこの服似合ってなかったでしょうか」
黙って難しい顔をしていたからだろう、少し心配そうな顔をしていたので、素直に感想を言うことにした
「似合ってると思う、それなら目立つことはないと思うよ」
「えへへぇ〜、ありがとうございます」
ニンマリ笑顔になった
「私もこはくさんに似合ってると思います」
「よしそれじゃあ、ショッピングモールに行こう」