3月9日木曜日 6
「ふぅ、できた」
調味料を扱うのは苦戦した……なんだよ適量って
こはくに聞いても「適当でいいんですよ」とか言ってきて、適当に入れたら「少なすぎ」と言われ少しイラついたが、見た目は美味しそうにできた
「いただきます」
こはくと一緒に手を合わせ口に含んでみる
「うん、食えるな」
「はい、少し味が濃いかもしれませんが、初めてにしてはものすごく美味しくできてます、あとは繰り返したり他のを作っていけば……料理のほうは大丈夫ですね」
「でもレシピを見ながらだから手際がも悪いし不安だな」
「それは今後も作っていけば自身もつくんで大丈夫ですよ」
そうなかなぁ……そうなるといいなぁ
「そういえば?話は変わるけど、こはくに質問があるんだ」
「はいなんでしょう、私に答えられることなら答えれますよ」
「みゃーこ先輩と初めて会った時、予想より驚いてなかったんだけど」
と言い耳と尻尾を指差す
「流石に目立つから何か言われるかと思ったのに
なにもないから、僕が走っている間に話したのかと思ってたんだけど…」
「いえ話していませんし、そもそも花咲さんには私の耳と尻尾は、私の力で見えないようになっているんです」
「僕は普通に見えてるけど」
「勇さんは私の御主人様ですし、それに私のありのままを見てほしいと思ってるので」
こはくにはまだわからないほ謎があるから、これからも注意深く見ておくことにしようとおもった