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薩摩芋と人と

作者: タマネギ

時間が取れなくて、

あれもこれもと

ほったらかしの

ままになっている。


薩摩芋の収穫も

行けなくて、でも、

今朝は少しだけ

掘りに行ってみた。


品種はしっとり、

シルクスィート。

一つの種芋から、

沢山の芋になる。


何度作っても、

感動するからね。

だから続いている。

感動は大切に思う。


まだまだ掘らないと

いけないというのか、

まだまだ掘れるから、

時間も取れるというのか。


誰かと一緒に、

育てられたなら、

良かったんだろうね。

一人の限界点は低い。


一人では時間も、

喜びも、感動も、

それから思い出も、

薄い味になる。


シルクスィート。

絹のようなってこと。

食べてみると確かに、

滑らかで繊維を感じない。


その特徴にしても、

誰かと話せるから

意味を持つのだろう。

薩摩芋だって人に向う。


振り返ってみれば、

人から遠ざかろうと、

いつも念じていた。

畑で想いを耕しながら。


何度作っても、

感動するからと、

人に向っていこうか。

人から遠ざからずに。

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