表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2021ー朱神紅ー2025  作者: QI(求愛)
5/8

いどう

「出発!」

「しんこー!」

「おー!」

「まるで遠足じゃのう」


 グランジュ、オレ、玉、ひめーの順に、目的地の湖都市へ足を進める。


「湖都市はオソノ村から南南西に向かえば行けるぞ!」

「なんなんせー!」

「南南西?」

「あーーー・・・・、山見丘から見えるあの湖を目指せば行ける」


 たしかに!なんかの湖が見えてた氣がする!


「そう!そして、タウエ村を通って湖都市につくルートでいくぞ!」

「タウエ村!おこめおいしい!」

「おこめ、だいダイ大好き!」

「米酒は最高の酒の一つよなぁ」


 タウエ村のお米は、ものすごおおおおおーーーーーく大人気!

 すきになった人がいっぱいいっぱいで、そしたら毎日食べたくなって…どんどん移住者が増えていき、どんどんドンドンとお米好きが…すごい村である。


「こう、ぎょく、ひめ!疲れてないか?」

「つかれたー」

「大丈夫です」

「まだ、そんなに歩いてないじゃろうに…。煌、キャンディやろう」「わーい」


 妃がガラガラと飴玉缶詰を振って一つ貰う。


「ん!梅味だ!すっぱぁーーーー!」

「ほれ、玉も」

「ありがとうございます。んん~、激甘サイダーですね」

「ひめ!わたしにも!」「ほれ」「さんきゅー!ん!パイナポー味だ!」


 おいしい飴玉でごきげんになりながら、スポンジケーキ色の道をテクテク歩いていく。


「さすがに寒くなったら花も元氣がないな」

「お団子食べたーい」

「そうだろうと思って、おやつに持ってきた。みたらし団子食べる?煌?」「たべる!」


 …。


「んー?ドドドド?玉ちゃん聞こえない?」

「はい、煌。なにか走ってきますね?」

「あれは…。イノシシさんたちだ!」

「なんじゃ…、またイノシシとウシが競争している…ってよけるんじゃ!」


 急いで横のモサモサ芝生へ行くと…。

 ものすごい速さで茶色のイノシシとウシが走り抜けていく。


「おれがはやいんじゃあああああ!!」

「わしがはやいんじゃあああああ!!」

「おれがはやいんじゃあああああ!!」

「わしがはやいんじゃあああああ!!」

「おれがはやいんじゃあああああ!!」

「わしがはやいんじゃあああああ!!」


 うん、さけサケ叫びながら走っていく姿は…すごいな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ