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Samurai EdGe  作者: ßuZukì
3/14

ジャム

「おはよう健弌。眠れた?」

「いや…あんたは…?」

「メカニックのジャムだ。よろしく。」

彼は俺を機械の椅子に座らせた。

「いまから何を?」

「検査、検査。はい、力ぬいて。はいアーン。」

「あー」

…馬鹿か、俺は。

彼の顔を見ると彼は笑っていた。

と、思いきや全く笑っていなかった。

「虫歯でもあったか?」

と俺が聞くと、

「いや…ちょい待て…」

と答え、パソコンと10分ほど向きあっていた。

「凄いな…」

「何があった?ジャム。」

「これを見ろ。」

俺はパソコンの画面を見て目を疑った。

「冗談だろ?」

「いや、これが健弌の身体の状態だ。見ての通り、頭と左腕以外すべて機械だ。」「だが、ラビットは、義手だと…」

「PAIN-7型だろ?」

「あ、ああ。」

「PAIN-7型は、ハイテッククラウンの義足、義手、人工臓器と接続できる。しかも軍用。」

「軍用?」

「多分洗脳して仲間にするつもりだったんだろ。」

「ハイテッククラウンって、医療製品会社だろ?」

「表向きはな。実際は軍事会社だ。」

「!?」

「で、俺たちは…」

「奴らと同業者。」

「正解。俺たちは…」

「ハウリングレイブン。」

と、壁に書いてある字を指さしていった。

「ったく…最後までいわせろよ。」

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