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エピローグ
「く、うう…」
「気がついたか?」
「ジンクス!」
「こらこら抱きつくな。」
それでも今は抱きついていたい。
…でも、APWは全て倒したわけでない。
亡くなった人、無くなった物も多い。
それでもわたしは今を生きる。
私は…
「なぁサラ?」
「ん?」
「付き合ってくれないか?」
はぁ…
何言ってんのよこんな時に…
私はずっとそれを待ってたのに。
「ジンクス。」
「は、はい。」
なんで敬語なの?
「目、閉じて」
ジンクスは目を閉じた。
そしてその後2秒間、
機械の唇に彼女の唇が触れた。