大破。
サラも結局ついてくる事になった。
機械はカバンの中だ。(機械は新しく作った)
行き先はハイテッククラウン社の本社ビル。
「行こう」
武器は…
「何か落ちてるわよ」
これは…ブラスター?
「まずい…!」
頭の中で警告音がなる
「出来るだけ高く…とべ!!」
二人が飛び上がった瞬間、ブラスターの弾が飛んできた。ブラスターを拾い上げ撃ち返す。
バシュゥッ!
一発で敵を蹴散らせた
ブラスターにここまで威力は無い。
「まさか…」
サラがつぶやく
「レール…キャノン…!?」
「レールキャノン?」
「レールガンは分かる?」
「電磁砲だろ?」
「そう。レールキャノンはレールガンの威力の20倍。」
「20倍!?レールガンはブラスターの10倍の威力だろ?…つまりブラスターの」
「200倍。って、よく片手で撃てたわね。APWでも無理よ。」
「リボルバーランチャーとさして変わらねーよ。」
「へー。ラビットは?」
「裏から行くらしい」
「ふーん」
パン!
「うっ。」
「ジンクス!?一体何処から撃ってきたの?」
「わからん…ゴフッ…が、俺は一旦戻る。」
一瞬サラが止まったが、
「分かったわ。じゃあこれ持ってって」
サラは真ん中でギザギザに切れたハートのネックレスをジンクスに渡した。
「これ返しに後で来て」
「わかっ…ゲホッ…た。じゃあこれ預けとく。後でそれ取りにくる。」
そう言って渡したのは、ギザギザハートキーホルダーだった。