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ワールド音凪へようこそ
※音凪と透真 小学生/会話主体
B雄「おい!晴海」
A太「……」(睨)
音凪「?」
B雄「この暴力女! A太に謝れ!」
A太「あ、謝れよ……!」
音凪「? 暴力なんて、してないよ?」
A太「?!」
B雄「はあ?!この間ほうき持ってA太を追い回しただろ!さっさと謝れ!」
音凪「……?」
音凪「追いかけた、だけだよね?」
A太・B雄「!?!?!?」
B雄「追いかけただけって……!あれも立派な暴力なんだぞ!!」
A太「っ、そうだそうだ!」
音凪「どうして?」
B雄「え」
A太「……」ぽかん
音凪「叩いてないのに? どうして?」
B雄・A太「……」
音凪「……もう、いくね?」
音凪はそれだけ言い残して、歩き去って行った……。
B雄「ごめん、A太」
A太「俺こそ……」
B雄「……俺、晴海と話すの怖い」
A太「うん。 俺も、もう関わりたくない……」
B雄「それがいい」
二人が項垂れる他所で、小さくなっていく音凪の背中を見つめる一つの影があった。
透真(音凪、かっけー……)
透真は、そのまま小走りで音凪を追って行った——。




